5つの基準で見つける!学生起業で確実に成功するための仲間の選び方

「学生起業に仲間って必要なの?」

「起業をしたいけど、仲間ってどうやって集めればいいの?」

起業する上で大切な仲間づくり。大切とは分かってはいるものの、どうしたらいいのかわからず、起業への一歩を踏み出せずに悩んでいませんか?

身近な友達がいいのか、はたまた自分から探しに行った方がいいのか、まだ経験したことのない学生の内の「起業」では仲間集めにおいても考えるべきことはたくさんあります。

私も最初に事業を始めようとした時は一人で始めようか仲間を見つけて始めようかすごく悩みました。

私の周りは一人で事業をしている人も複数人でやっている人もいたので、とにかくアドバイスを聞きまくり、最終的には一度他の人の力も借りつつ事業を進めていくことにしました。

正直事業を始める以前は、私は当たり前に仲間と一緒にやっていくべきだと過信していました。

しかし、実際に行ってみることで何度も失敗し、仲間と事業を行うことのデメリットもわかってきました。

この記事では、そのような経験も踏まえ、学生起業での仲間づくりについて徹底的に掘り下げて確実に学生起業を成功させる仲間の見つけ方を紹介します。

・起業における仲間という存在の意味

・具体的な仲間を探す基準と探し方

・仲間と一緒に起業をすることのメリットと意外なデメリット

これらをしっかりと学んであなた自身の起業に生かしていってください!

1.起業をする上での「仲間」という存在の意味とは

そもそも、仲間とは自分にとってどういう存在なのでしょうか?

起業する上での「仲間」は普通に生きている中で使われる「仲間」や「友達」と言った概念とは少し毛色が違います。

だからこそ、意識して仲間集めには力を入れないといけません。

起業における「仲間」には以下の種類があります。

・自分の力不足を補うための「仲間

・同じ目的を共有し、共に事業を進めるための「仲間

・起業への不安を紛らわすための「仲間」

順番に解説していきます。

1-1.同じ目的を共有し、共に事業を進めるための「仲間」

起業における仲間づくりの一番の目的はこれと言っても過言ではありません。

最初に紹介する仲間の定義とは「同じ目的を共有し、共に事業を進めるための『仲間』」です。

「〇〇をしたい!」「〇〇で起業したい!」という思いがあっても自分だけで始めようとすると、なかなか苦しいです。

なぜなら、「時間・労働力・影響力・資金力」などあらゆる面で一人の力には限界があるからです。

特に学生では時間はあっても影響力や資金力には乏しい。

なので、労働力となる仲間を集めて事業を大きくしようとするのは当然の考えです。

しかし、ただがむしゃらな仲間を集めても、目指している方向が違うとなかなか事業は成長していきません。

島から島へ手漕ぎの船で渡る、という場面をイメージしてみてください。

漕ぎ手が進みたい方向が同じで同じ方向に向けてオールを漕ぐと、一人で漕ぐより圧倒的に早く船は進みますが、違う方向にこいでいるとむしろ全く進まないですよね。

先ほど起業における仲間は普通の「仲間」と毛色が違うと言った理由も実はここにあります。

起業における仲間の一番大きな特徴とは「同じ目的を共有し、共に事業を進めるため」という側面なのです。

1-2.自分の力不足を補うための「仲間」

起業における「仲間」には「自分の力不足を補うための『仲間』」という一面も含まれます。

起業をする際に一人だと営業・宣伝・販売など、起業におけるあらゆる工程を一人で行わなければなりません。

しかし、人にはどうしても苦手なことや、やりたくないことはありますよね。

そんな際に力になってくれるのがこの「仲間」という存在です。

お互いがお互いのできないところを補い合っていけば効率は何倍にもなります。

さらに、嫌なことをする割合が減るので、ストレスも減り、モチベーションの維持にもつながります。

実際、私がフリーのエンジニアとして活動していた際はとにかく「営業」が一番大変でした。

もちろん自分でやっていると時間も取られて実際の業務は進まないし、うまく話せなくてイライラするし・・・負のループで病みそうになりました。

なので、私は知り合いの営業が得意なエンジニアの人に2人でチームを組んで活動していかないかと提案し、営業は彼が、実際の業務は私が担当するようになりました。

その知り合いもコードを書くよりも人と話すことの方が楽しいと思っていたようでちょうど利害が一致したのです。

結果として、仕事自体も楽しくなりましたしその分収入や成果も大きくすることができました。

他にも、性格の違いや、個人のこだわりなど、人によって異なる部分はたくさんあるはずです。

この部分をうまく補い、事業にスピード感を持たせるためにも「仲間」という存在は必須になってくるのです。

1-3.起業への不安を紛らわすための「仲間」

起業における仲間は「起業への不安を紛らわすための『仲間』」という一面もあります。

起業で、特に学生起業で多い悩みの一つに「自分がしていることが正しいかという不安」というものがあります。学生での起業ともなるとその多くが初めての経験になるので不安が募るのは当然といえば当然のことです。

実際に起業したての1年は不安すぎて夜もまともに眠れなかった・・・という友人を何人も見てきました。

そんな彼らを支えていたのが「仲間」という存在でした。

自分一人の力だけではうまくいかないことでも同じ目的を持つ仲間と一緒ならなんとかななるかも・・・

と不安を紛らわすことがうまくできたおかげで長期間事業を続けることができていたとのことでした。

学生での起業をするのは非常に珍しいケースなので、何か相談や困りごとがあってもなかなか周囲に相談できないことが多いです。

そんな際に相談相手になってくれる人や、一緒に解決策を考えてくれる人、アイデアを出し合ってくれる人がいるだけでも精神面ではだいぶ安定しますよね。

起業で精神的にしんどい時期を共に乗り越えるためにも「仲間」という存在は大切なのです。

2.学生起業において仲間を選ぶ基準

1章では仲間という存在について解説して来ました。ここまでで仲間の大切さはわかったと思います。

では実際に仲間を見つけていく、人を選んでいく上ではどういうポイントを重視すればいいのでしょうか?

人を雇うのはもちろんただではありませんので、できるだけ最低減の人数で最大の効果を発揮できるような仲間を選ぶ必要があります。そのための仲間選びの基準を5つ紹介します。

2-1.自分と同じ目的・熱量を持っているか

第1章でもお伝えしましたが、自分と同じ目的・熱量を持っているかが最も重要な基準です。

ここがあっておらず目的がバラバラなまま進んでしまうと、あっという間に事業が崩壊し、借金だけが残ってしまうことになります。

よくあるケースが中の良い親友と将来の話になり、起業をしよう!と思い立つケースです。片方のやりたいことが明確でも、もう片方が例えば「お金を楽して稼ぐため」とか「友達の役に立ちたいから」などという軽い理由しか持っていないのだとしたらそれだけでもう長くは続きません。

なぜなら「事業への熱意・コミットする力」が違ってくるからです。

・熱意があるひと  一日12時間労働でも問題ない
           困難にぶち当たっても考えまくる
            顧客第一で行動し、改善のための努力を厭わない

・熱意がない人     労働時間をできるだけ短くしようとする
          困難にぶち当たるとすぐに逃げたくなる
          顧客よりも自分の感情を優先する

何をするにもその人にとって当たり前となる「基準」が違うので、価値観もずれていきます。

結果として最初に事業がうまくいっていったとしてもジリ貧になっていくのです。

なので、仲間を作る際には自分と同じ目標や熱量を持っている人を見つけるのが一番です。

自分のビジョンを語った時に一もなく共感して、「一緒にやりたい!」と話を聞いてくれる人が理想ですね。

2-2自分にはない強み/スキルを持っているか

自分にはない強みやスキルを持っているか、というのも基準の一つとなります。

先ほどにも言いましたが、ひとりで全部やろうとするよりも、不足点を補い合った方が時間やモチベーション、コストも格段に下がるからです。

特に、学生起業であれば尚更です。学生起業は他の起業の場合と比べて「スピードがはやく、コストが低い」事業を展開する傾向にあります。学生の一番のメリットである「時間」の多さを利用してガンガン事業を回していく、というわけです。

適材適所、という言葉もあるとおり、一人一人が自分の得意な分野で最大のリソースで進めていくことでどんどんPDCAを回して事業を拡大することができるのです。

私がいま起業するなら◇

営業(クライアントとの直接的なやりとり)  1人

内部コンテンツ作成  1

SNSなど宣伝担当 1人

は必ず最低一人ずつは集めますね。

これらが3つとも得意な人はなかなかいませんし、やるべきことがはっきりするので、一人ひとりの事業への集中力も爆発的に上がるはずです。

こんなふうに特定のスキルを持っている人を入れるだけでプロの視点を取り入れることができます。

なので仲間選びの際にはその人が持っているスキルを基準にして選ぶのも一つの手段です。

2-3すぐに感情的にならず建設的な話し合いができるか

3つ目の基準は「すぐに感情的にならず建設的な話し合いができるか」です。これとは対照的な「まるっきり理論派な人を探す必要はありませんが、

ある程度自分の感情をコントロールできる人を仲間として取り入れた方が圧倒的に起業の成功率は上がります。

なぜなら、起業は成功よりもトラブルや困難の方が圧倒的に多いからです。起業に華々しいイメージや稼げるイメージしか持っていない人は多いですが、その裏側ではとてつもない苦労が積み重なっています。

・起業したてで顧客や販路の開拓が難しい

・思った通りにビジネスのモデルが立てられない

・顧客のニーズとずれて商品がなかなか売れない・・・

ここにあげたのはほんの些細な悩みで、実際にはカスタマートラブルや納期のずれなど細かいトラブルが頻発します。

そんな時に、「どうしたらいいか」「どう解決するか」を冷静に話し合える力はどうしても必要です。

学生が「経験不足」なのは仕方のないことですし、自分たちがどうにかできることではありませんよね。

私が今まで出会った成功者も学生時代には何百ものトラブルに出会い、打ちのめされてきました。

もちろん私自身も苦しみ、起業の洗礼を受けました(当時は本当に死にそうでした・・・)

生じたトラブルにいちいちイライラしていたらキリがありません。

それよりも「このトラブルをどう乗り越えるか」「どうしたら解決できるか」を冷静に議論できる
そんな仲間を集めるようにしましょう!

2-4時間や約束事にルーズでないか

4つ目の基準は「時間や約束事にルーズでないか」です。これは言うまでもないですよね。

学生だろうがなんだろうが、起業するからには一人の「ビジネスパーソン」としての行動や態度を身につける必要がありますし、仲間にも求めるべきです。お客様や社員間での「信頼」を担保することは必須です!

「信頼」がないと本当に何もできません。私がフリーランスとして独立した直後は会社の後ろ盾も何もなかったので、社会的な信用は初めは本当にゼロでした。

信頼がないとこんなことになります。

・いくら話しかけても話を聞いてもらえない

・クレジットカードや資金の融資が通らない

・いつの間にか全く知らない人からの信頼も失っている

負のループです。こんな人がチーム内にいたら起業の失敗率は一気に下がりますので、

必ず時間や約束事を守れる人を仲間に入れるようにしましょう!

2-5自己主張と他者尊重のバランスが取れているか

5つ目は、自己主張と他者尊重のバランスが取れているかです。


なぜなら両方を同じくらい兼ね備えた人材でないと、会社内の良い潤滑油として働ける可能性が低いからです。

自分の意見を言わずにただ、会社のために黙々と努力して仕事をするだけでもいけませんし、逆に、社長の方針や他の人の意見を潰してまで自分の主張をゴリ押しするような仲間もまたやりにくいです。

そうでなくて基本的にはトップの意見は尊重しつつ、自分の提案もしっかり伝えられるそんな仲間がいれば事業を進める上で、他の社員やクライアントとの関係を良好に築けるでしょう。

個人的な感覚として、自己主張:3 他者尊重:7割くらいの人がベストです。

全員がそうでなくても良いですが少なくとも一人はこんな人材が仲間にいると良いですね!

3.学生起業の仲間の探し方

ここまで、仲間を選ぶ基準について解説してきました。では実際どのように仲間を集めていけばいいのでしょうか?

この章では、何百人もの起業家をみてきた私の視点で仲間を集める方法を手軽な順番に4つ紹介します!

仲間を集める方法は以下の4つです。

3-1.自分が気になったビジネスパーソンにSNSで直接アプローチする

1つ目に紹介する方法は自分が気になったビジネスパーソンにSNSで直接アプローチする、という方法です。

今の時代、ひとり1つはSNSの媒体を持っていることが増えてきました。ビジネスパーソンなら尚更、自らの活動などを、SNSやブログなどで広めている場合が非常に多いです。

代表的なSNSとしては以下のようなものがあります。

Facebook
Twitter
Instagram
Note

特にFacebookなどでは実名公開ということもあって、非常に信頼性の高い個人の活動情報を得ることができます。実際に知り合いのライターさんで、FacebookDMで知らない社長から連絡が来て、そこからビジネスパートナーとして契約に至った・・・なんてケースも聞いたことがあります。

初めから起業志望度が高い人にアプローチすれば、高確率で素早く仲間を集めることができます。

起業仲間を集める際は、起業関連の発信をしている人や、何か面白い活動を探している起業志望の人にSNSで直接声をかけてみるのが一番手っ取り早いです。

自分の親の知り合いや友達の知り合いで起業した人がいればその人にアプローチしてみるのもいいですね。

とはいえ、どうやってアプローチしたほうがいいのかな?と思う人も多いと思います。

実際に私や、友人の学生起業家が使っていた、アプローチの定番の方法やメッセージの簡単なテンプレートを以下にまとめたので、参考にしてみてください!

テンプレートはこちら

3-2.起業コンサルを受けて、同じ志を持った人を見つける

2つ目は、起業コンサルを受けて、同じ志を持った人を見つけるという方法です。イベントやセミナーと同様に不特定多数の多くの人と交流をする機会が設けられることに加え、自分が起業をする上での強力なアドバイスを受けることもできます。

起業への熱量などが大体同じなのも起業コンサルの魅力的な点です。共にコンサルを受ける中で意気投合し、ビジネスを立ち上げた例は多数あります。

実際このメディアを運営している「MIRIAD」も起業コンサルのサービスを提供し、何千人もの生徒を起業に導いているのですが、後々話を聞いてみると実はコンサルを受ける過程で仲間を見つけていったというケースが多々あります。

学生のうちの起業は不安なことも特に多いかと思いますので起業コンサルを利用し、その中でうまく事業を進める仲間を作っていくのも一つの有効な手段だと言えるでしょう。

3-3.起業仲間を募集しているサイトを利用する

3つ目は起業仲間を募集しているサイトを利用することです。

身近に起業を考えている人がいない場合はこう言ったサイトを利用するのも一つの手です。

なぜなら、日本のどこにいても日本中の起業志望者と繋がることができるからです。自分と同じ方向に進みたい起業志望者を簡単に見つけることができるので、短期間で仲間を集めやすいのが特徴です。

以下の3つが代表的なサイトです。

特にオススメなのは一番最初に紹介したocosbaです!

起業仲間を集めるだけでなく、自分から興味のある事業にアプローチしたり、自分の事業の告知を他の事業化に通知することも可能なサービスを展開しています。

大規模なマーケティングを手がける本格起業から、個人レベルの週末起業まで様々な規模のプロジェクトを見られるのも魅力です。個人のエンジニアやデザイナーなども多数登録しているので、私も実際にこちらのサイトを覗いて力を借りたりすることがあるのですが、非常に人材の質が高いです!

優秀な仲間を集めたい起業家の方はぜひ登録だけでもしてみてください!

3-4.イベントやセミナーなどに参加する

4つ目は、イベントやセミナーなどに参加することです。なぜなら、起業仲間の募集と同じくらい、イベントやセミナーなどが各地で開催されており、不特定多数の多くの人と交流をする機会が設けられるからです。

セミナーでは同じ悩みを持っていたり、同じように仲間を探している起業家の人が多数集まります。自分が起業しようと思っている業種のセミナーや、起業の勉強会などに足を運び、気の合いそうな人を探してみましょう!

セミナーなどを探す際には「こくチーズ」などのセミナー検索サイトを利用するのをオススメします。

最初は足が震えるほど怖いかもしれません。他の人とのレベルの違いに落ち込むかも、と不安になるかもしれませんが、大丈夫です!(実際私もそんな感じでした・・・)

セミナーに一度参加してしまえばハードルは下がりますのでぜひ勇気を持って踏み出してみましょう!

もちろん「学生起業」などと検索すれば学生のみが集まるセミナーなども探すことができますので、積極的に足を運んで仲間を探してみてください!

4.学生起業で仲間を作るメリット・デメリット

ここまで、学生起業で仲間を集める具体的な方法について解説してきました。

この章では、実際に仲間を集めて起業する際の参考になるように、改めて「学生」だからこそ起業において仲間を作るメリットやデメリットについておさえておきましょう!

学生起業で仲間を作るメリットデメリットは以下の通りです。

順番に見ていきましょう。

4-1.学生起業で仲間を作るメリット

4-1-1.柔軟な施工でスピード感を持って事業を進められる

最初のメリットは「柔軟な思考でスピード感を持って事業を進められる」ことです。

学生のうちに仲間と起業する上で1番のメリットはやはりこの部分だと思います。

なぜなら、「スピードが速いとそれだけフィードバックも速い」からです。

学生は社会人に比べると圧倒的にビジネスにかけられる時間が多いので、フィードバックをもらえればすぐに軌道修正できます。事業が成功しようが失敗しようが、その経験をもとにもう一度再起することも不可能ではありません。

私の周りの起業家、特に私が特に中の良かった友達5人は皆、最初は数十万単位で起業していました。そこで経験した失敗なり、成功なりの経験をさらに生かしてそれぞれの事業を拡大していっていました。

社会人経験がない学生だからこそ、テンポよくたくさんの経験を積んで成長していく必要があるのです。

4-1-2.年代が近いため、ざっくばらんに話ができる

年代が近く、ざっくばらんに話ができることもメリットの一つです。

私なんかは割と内気なのでその傾向にあるのですが、目上の人と話す時ってなんとなく萎縮してしまったり、

自分が思ったことをそのまま話すのを躊躇ってしまったりしませんか?

なので、どうしても一緒にビジネスをやるとなるとうまくいかない部分も出てくるかと思います。

その点、学生起業であれば、ある程度仲間との年代が近いので気軽に議論を交わすことができます。

(もちろん最低限のビジネスマナーは守りましょう!)

変に気を使うことなく話せる関係であれば起業における各仕事や共有できていないことが発生するリスクを格段に下げることができます。なので、同年代の仲間がいること自体が起業のメリットになるのです。

4-1-3.人手が増えるので、実現できる事業の幅が広がる

3つ目のメリットは人手が増えるので、実現できる事業の幅が広がることです。

なぜなら、業種によってどうしても最低限必要な人手が変化するからです。

例えば店舗を持って飲食業を始める場合は、経営者の他にも実店舗を運営するオーナーや従業員が必要だったり、店舗の経理担当などをする人材も必要です。当然それとは別に営業や広報も必要になります。

反面、留学の代理店などモノではなくサービスを売る事業の場合は実店舗を持ちませんので、それだけ人数が少なくても起業することができます。

このように人数によって起業できる事業の種類が違います。なので、人手が多ければそれだけひとりで起業するよりも、いろんな選択肢を持つことができるのです。

4-1-4.人に監視されるので、自分への甘えがなくなる

4つ目のメリットは人に監視されるので、自分への甘えがなくなることです。

なぜなら、他人の視線があるだけで、社会的規範だったり自分との約束を守る確率というのは格段に上がるからです。

私は、大学で行動経済学を専攻していたのですが、こんな実験がありました。

状況1  分別用のゴミ箱の上に花の絵を飾っておく

状況2  分別用のゴミ箱の上に人の目の絵を飾っておく

それぞれの状況を1週間ずつ発生させたところ後者の方がゴミの分別率は60%ほど上がったそうです。

つまり、人の目があるだけで人は約束を破りにくくなったり、自分の意思を貫きやすかったりします。学生であればついつい自分に甘くなってしまいがちですが、仲間と一緒に起業することでこの甘さを抑えることが可能なのです!

自分を律する意味でも、起業する上で仲間を集めることは大切なのですね。

4-1-5.複数人の企業というだけで社会的信用度が上がる

 

5つ目メリットは、複数人の企業というだけで社会的信用度が上がるから、です。

これは実際に企業と向き合う相手の立場に立って考えてみれば一目瞭然です。

以下に挙げる3つの会社のうち、どの会社が一番信用できるか考えてみてください。

会社A   社員1名。 個人で法人を立ち上げ、ミネラルウォーター販売事業を展開している

会社B   社員5名  営業、宣伝、エンジニアなどを擁し、ミネラルウォーター販売事業を展開している

会社C   社員20名。 複数のチームで動き、ミネラルウォーター販売事業及び営業代行事業も展開している。

ぱっと聞いただけの印象だと会社Cの方がなんだか安心できますよね。

なぜかと言うと人数が多いのでいろんなことができそうだな、と言う印象を相手に与えるからです。

さらに、ある程度大きい会社なら、信頼度も高まりそうだな、思われます。

よくある「とりあえず大企業に入っておけば将来安泰!」みたいな風潮も実は根底にはこの考え方があります。

こんなふうに、人数がある程度いることだけでメリットになります。

なので、起業で仲間を集めておくことは大切なのです。

4-2.デメリット

4-2-1.責任の所在が曖昧になりやすい

学生起業で仲間を集めるデメリットの1つ目は責任の所在が曖昧になりやすいことです。

個人的に一番のデメリットはこの点なのではないかと思っています。なぜなら、学生が仲間を集めて起業する場合は、お互い対等な立場で始めることが多く、誰が最終的な判断をするのかが決め切れていない場合が非常に多いからです。

過去にある事業のメンバーとして関わっていたときはまさにこんな状況でした。サポート担当のメンバーはもともと仲は良かったのですが、ある日トラブルが起きたときに責任を押し付けあい、結局それが原因で事業は半崩壊し、大きな損害を出すことになってしまいました。

直接的には関わらなかったので私は大丈夫でしたが、当時はまさに戦争のような体が震えるほどのピリピリ感がオフィス内に走っていました・・・

仲間を集めて起業する際にはそれぞれの権限の大きさなどを決めておいた方が確実にトラブルを防げます。

責任の所在が曖昧なままだと本当に痛い目を見るので、気をつけましょう!

4-2-2.貢献度によって報酬などで揉めやすい

デメリットの2つ目は貢献度によって報酬などで揉めやすいことです。なぜなら、担当する仕事や量によって事業への貢献度が異なってくるからです。しかも、実際には事業に貢献しているけれど、表面的にはそう見えない場合もあります。

本来ならそれぞれの担当によって仕事のパフォーマンスが変わるのは周知の事実なので文句を言うことはないはずです。

もちろん、事業が順調な際や、まだ始めたての頃は不満は少なく、我慢できる程度の場合が多いでしょう。しかし、事業が拡大し、ある程度安定してくると些細な不安がたまり、以下のような考えを持ち始めます。

この成果は誰のおかげであげたものなのか?

誰もがこの成果は自分のおかげで成り立ったものだと評価を求め始め、結果として誰かを非難したり、勝手な行動に走ったりしてしまうのです。

このようなことにならないためには報酬形態を定期的に見直し、全員の同意を得ておくことが必要です。

同意がないと仲間と事業を起こすのは難しいと覚えておきましょう。

4-2-3.モチベーションやスキルに差が生まれやすい

3つ目のデメリットはモチベーションやスキルに差が生まれやすいことです。

前章とも通じるのですが、各人の役割によってモチベーションやスキルはどうしても変化せざるを得ません。

スキルについてはその際たる例です。

・営業 -> 人の心をうごかす傾聴力、トーク力、根気強さ

・クリエイター -> 求められたものを作る技術力、ユーザーの使用を想定する予測力

・企画 -> 事業を加速する戦略を練る想像力、大胆さ

・カスタマーサポート -> お客さんの悩みによりそう傾聴力、様々なお客様に対応する柔軟性、判断力

求められているものも、それによって生じる感情などはどうしても違いますよね。

これを理解していないと、先ほどのように貢献度の違いなどで不満を持ちやすくなります。

なので、各人が自分の役割を把握した上でどんな小さな成果もチーム全体で分かち合うようなそんな環境を作ることが大切です。そうでないと、自らの仕事に価値を見出せなくなってしまいます。

シンプルに、「自分がいてもいなくても問題ない会社」にいるのってすごく嫌じゃないですか?

学生起業の際はこう思う人がいないように気をつけるべきですね。

4-2-4.思い込みや自分の価値観に拘りやすくなる

4つ目は思い込みや自分の価値観に拘りやすくなることです。

なぜなら、多くの学生にとって起業は「未知の経験」なので、頼れるものが過去の自分の経験しかないからです。

わからないことに対して対処するいちばん簡単な(いちばん有用な、ではないです!)手段は「過去の自分の経験から得た観念をもとに判断する」ことです。

それゆえに、起業の際は自分の思い込みや価値観にこだわりすぎることがあるのです。

ビジネスに触れ始めてから多くの人と出会い、事業をみてきましたが、「自分の価値観をゴリ押しする人」よりむしろ、「フィードバックをもとにアップデートしていく人」の方が圧倒的に成果を出していました。

さらに言えば、後者の人の方が纏っている雰囲気も明るかったし、一眼見て尊敬できる人ばかりでしたね。

だからこそ、自分のこだわりを持ちすぎている場合は仲間との人間関係も悪くなり失敗しがちです。

仲間の意見も取り入れながら柔軟に事業を展開していきましょう!

4-2-5.起業の目的や進む方向がズレていく

5つ目は起業の目的や進む方向がズレていくことです。

最初は同じ方向を向いていた仲間がいつの間にか別方向に歩き始めており、気づいた時には自分一人に・・・。シンプルに恐怖ですよね。

私の知り合いの経営者(Yさんとします)が実際にこれを経験したそうです。

Yさんの会社では数人の社員がそれぞれの担当に分かれて仕事をし、ある程度までは順調に進んでいたそうです。

しかし、個人に担当を一任しすぎて、だんだんと社員にこんな思いが出てき始めたんですよね。

「あれ、自分が今やっていること、個人でやればもっと稼げる?」

「この仕事って何のためにやってるんだっけ?わからなくなってきた。」

Yさんの会社では定期的なMTも開いていませんでしたので、社員は会社に所属しながらも放飼いみたいな状況になり、その中で事業への思いが無くなったり自分のやりたいことを見つけたり・・・

結局どんどんと社員が辞めていき一人になってしまいました。

学生など年代の近い関係では特に「何も言わなくても分かるだろう」的な考えを持ちがちですが、起業においてはしっかり意思疎通しないとYさんと同じようなことに陥りかねません。

常に起業の目的や方針は社員間で共有しておく必要があります。

5.[実体験]学生起業にありがちな仲間内トラブル

この章では実際に学生起業で仲間を集めて、トラブルになってしまった例を1つ紹介します。

この話は私の知り合いのDさんが実際に経験した話です。ここまで紹介したメリットやデメリットがどう作用しているのか、意識しながら読んでいってください。

Dさんは理系の大学に通学していて、趣味で簡単なアプリケーションの開発をしていました。

初めはサークルでコツコツ作業をしていただけだったのですが、最初に作ったアプリをリリースしたところ思わぬ反響があり、そこから少しずつアプリ開発会社としての起業を考え始めたそうです。

とはいえ、ひとりだと事業として成り立たないと思い、サークルメンバーや知り合いに声をかけ、自身もフルタイムでアプリケーション開発にあたるようになりました。

驚いたことに、最初の1ヶ月程度はみなさんボランティアだったそうです!メンバーの担当もエンジニア、営業、広報と細かく役割分担し、足りない部分は外注をすることでクオリティの担保もかかしませんでした。

最初のうちはアプリケーションの開発のみだったので経営はうまくいっていたのですが、実際に広告費用をかけ、アプリケーションをリリースし始めるとなんとなく暗雲が立ち始めました。

全然アプリケーションが軌道に乗らず、本来追加開発しようとしていたアプリのリリースも予定より何十日も遅れてしまいました。

その際に、起業メンバーも含めほぼ全員が無給かつ徹夜労働だったらしく、流石に我慢できない!と仲間はどんどん去っていきました。

当時のDさんは頭痛が止まらなかったそうです。

初めは数百万円あった会社の資金も徐々に減っていくにもかかわらず、やるべきことだけが増え、人手も足りなくなり・・・という感じで結局ジリ貧になり、Dさんは廃業に追い込まれてしまいました。

(ちなみに、後ほど私とDさんは一緒に別の事業に関わることになりました、Dさんは今は元気にやっています。)

Dさんが失敗した原因は以下の3つです。

・最初はボランティアで仲間を集めていたので、その分事業への熱量や責任感に差が生まれた

・資金があるからといって広告をかけすぎたり、人を増やしたりと固定費が増えた

・規模を大きくしすぎて、人手に対してやるべきことが多くなりすぎた

ここまで述べてきたように、仲間を集めてもうまく運用ができないと結局すぐに廃業に追い込まれてしまいます。

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