「起業したいけど、どんなサポートがあるんだろう?」
「大学生だけど新しいことをやってみたいな。でも何をすればいいんだろう…」
「起業の資金が欲しいけどどこがいいんだろう?」
この記事では大学生に起業の仕方を教えてくれる、または起業を志す学生に資金を提供するといった団体を、現役起業家の僕の目線で9つ紹介していきます。
実は社会的には学生の起業を応援する団体は数多く存在し、それを受けている学生もまた、多く存在します。
僕も起業について勉強できる環境が欲しいと思って、大学3年生のときに、とある支援団体を利用して起業しました。
そこではセールスなどのビジネスに必要な知識を増やしたりノウハウを得たりして、その結果、収益を上げることができました。
もしあなたが起業で何か迷っているなら、自分に合った起業支援団体を上手く利用すると良いと思います。
起業の専門家が右も左も分からない私たちをスムーズに導いてくれます。
この記事を見て充実した学生生活を送り、起業家としての第一歩を踏み出せるお手伝いができれば、幸いです。
読み終えていただければ、あなたの起業を成功に導く、あなたにピッタリの起業支援団体を見つけることができるでしょう。
目次
- 1:起業支援団体を使うメリット
- 2:大学生向け起業支援団体オススメ9選!
- 2-1:サポート系
- ・何からはじめていいか分からない人向け 迷ったらここ!「TRY BASE」
- ・専門家と協力して起業したい人向け まずは相談、着実に起業を!「DREAM GATE」
- ・自己成長したい人向け 新たな発見がある!「旅武者」
- ・起業に関する情報やデータが知りたい方向け 勝ち抜けるかどうかは情報次第!「創業手帳」
- ・資金調達や開業場所に困っている人向け 困ったときは国に聞くべし!「ミラサポplus」
- 住んでいる地域で起業したい人向け あなたの悩みを一番理解してくれる!「都道府県のサポート」
- ・筆者イチオシ! TRY BASE
- 2-2-1:資金貸し出し系
- ・低リスクかつファンを獲得したい人向け やってみて損は無し!「CAMPFIRE」
- ・高額の融資を受けたい人向け 早くお金を借りたいなら「日本政策金融公庫」
- ・低金利で資金を借りたい人向け 低金利が魅力!「制度融資」
- ・筆者イチオシ! CAMPFIRE
- 2-2-2:それ以外の資金調達方法
- CVG(キャンパスベンチャーグランプリ)
- エンジェル投資家、ベンチャーキャピタル(VC)
- 3:補足;そもそも起業ってどれくらいの資金がいるの?
- 4:まとめ
1:起業支援団体を使うメリット
まず最初に起業支援団体を利用することで何が得られるのかをご説明いたします。
メリット
・様々な知識やスキルを得られる
・行き詰まった時でもアドバイスをくれる
・必要な資金を援助してくれる
・仲間を見つけやすい
などがあげられます。
ここでは起業における様々な活動を支援してくれる団体をサポート系、
資金の貸し出しを行ってくれる資金貸し出し系、
と大きく二つに分けて紹介していきます。
2:大学生向け起業支援団体オススメ9選!
ここではそれぞれの特徴とどんな人向けかを書いていきますので、ご自身に合った団体を見つけてみてください。
また、各分野のイチオシ団体も僕の経験を踏まえた上でご紹介いたします。
・サポート系
迷ったらここ!「TRY BASE」
まずは相談、着実に起業を!「DREAM GATE」
新たな発見がある!「旅武者」
勝ち抜けるかどうかは情報次第!「創業手帳」
困ったときは国に聞くべし!「ミラサポplus」
あなたの悩みを一番理解してくれる!「都道府県のサポート」
・資金系
早くお金を借りたいなら「日本政策金融公庫」
やってみて損は無し!「CAMPFIRE」
低金利が魅力!「制度融資」
2-1:サポート系
・何からはじめていいか分からない人向け
迷ったらここ!「TRY BASE」
起業家、起業に興味がある人や何かスキルが欲しい人を支援する団体です。
特徴は、以下のようになります。
・誰でも始められる
・ずっとサポートしてくれる
・人脈ができる
・学生がメイン
・最初はスモールビジネスを支援
僕もこの団体に所属してから起業しました。
初めに起業してからしばらく経ちますが、今でもアドバイスをいただいていますし、セミナーにも参加しています。
・専門家と協力して起業したい人向け
まずは相談、着実に起業を!「DREAM GATE」
専門家に相談できるのが一番の強みです。なので、ある程度起業してやりたいことが決まっていて、最適なビジネスプランが知りたい方や、不安な点を払拭したい方にオススメです。
他には、事業計画や資金調達に関するマニュアル、無料で聞けるセミナーなどがあります。
情報が欲しい起業家の強い味方になってくれます。
累計相談件数が48440件のため、実績も信頼感もあります。
↑このように条件を設定して専門家を探すことができます
・自己成長したい人向け
新たな発見がある!「旅武者」
海外でのビジネス研修が特徴的です。
滞在先で、仲間と共に新商品やプロモーションなどのビジネスプランを担当します。
自分で考える力を養い、一人でもやっていけるように応援してくれます。
本気で自分を変えたい方、かけがえのない仲間を見つけたい方にオススメです。
・起業に関する情報やデータが知りたい方向け
勝ち抜けるかどうかは情報次第!「創業手帳」
ビジネス情報冊子「創業手帳」を発行しています。
これは100万人以上の起業家が愛読する経営のノウハウが詰まった情報誌で、創業期の資金調達法から経営を軌道に乗せるまでの経営戦略まで起業家に必要な知識が詰まったものです。
また、セミナーを開催していて、実際のデータやノウハウを基に、事業計画書の作成、資金調達の方法、販促のコツなどの起業に関する全般的な事柄が学べます。
・資金調達や開業場所に困っている人向け
困ったときは国に聞くべし!「ミラサポplus」
中小企業庁が運営していて、国内の中小企業の育成や発展に関わる業務を行っています。
ここでは補助金や助成金などを分かりやすく紹介しています。
具体的には、
・支援制度
・利用した事業者の事例
・支援者や支援機関
・電子申請の補助
など、幅広い支援内容を探せるサイトになります。
住んでいる地域で起業したい人向け
あなたの悩みを一番理解してくれる!「都道府県のサポート」
「お住みの都道府県 起業」で検索すると、ホームページが出てきます。
今回は東京のリンクを載せておきます。
地域密着なので、起業仲間も見つけやすいですし、相談もしやすいというメリットがあります。
また、事業所を開設する際にかかる費用の補助などと、起業に関して全般的にサポートしてもらえます。
・筆者イチオシ!
TRY BASE
やはり育てられた場所についてはその良さが身をもって理解できています。
この記事を見ている人の中には起業したけど行く先に不安を感じている人や、興味はあるけど何から始めればいいか分からずに困っている人も多いと思います。
ここではそういった人達がセミナーで知識を得て、同じような境遇の仲間達や起業経験のある先輩達と交流できる場所です。
だから、新しいことを始めたい!という思いだけで入った僕でも成果を上げることができました。
結局、学べることが多いため他の支援を使うことはありませんでした。
2-2-1:資金貸し出し系
・低リスクかつファンを獲得したい人向け
やってみて損は無し!「CAMPFIRE」
クラウドファンディングの最大手になります。
気楽に始められることが一番の、メリットです。
飲食店の開業を計画している方の資金調達で大きな課題は、書類など準備することが多く、手間の多さがあります。
しかしクラウドファンディングなら、「こんなサービスができたらなあ」レベルのアイデアでも、簡単に発信できます。
他にも起業する前からファンを獲得できるという点も大きな魅力の一つです。
・高額の融資を受けたい人向け
早くお金を借りたいなら「日本政策金融公庫」
国が行う資金援助制度です。申し込みから1ヶ月ほどで融資を実行してもらえるので、後に紹介する制度融資よりも1ヶ月ほど早くお金を借りられます。
他の特徴は以下のようになります。
・銀行より融資を受けやすい
・長期借り入れができる
・事業計画をプロに見てもらえる
借り入れの審査には面談もあり、プレゼン力が試されます。
売り上げの道筋が立っているか、熱意があるかなどを見られたうえで決断されるため、
これをクリアできれば自信もつきますし、事業も上手くいきやすいと思います。
・低金利で資金を借りたい人向け
低金利が魅力!「制度融資」
制度融資とは、地方自治体が実施する貸付制度です。
一番の魅力は金利の低さです。各自治体と信用保証協会が連携をしているため、低金利で融資を受けやすいことが特徴です。
融資の上限額は各自治体によって異なってくるので、ご自身で調べる必要があります。
・筆者イチオシ!
CAMPFIRE
上手くいけば巨額の資金を得られますし、世間の需要を満たせるのかを事前に知ることができます。
それが低リスクで行えるので、資金が少なく、ノウハウのない学生の立場だからこそ利用するべきサービスです。
2-2-2:それ以外の資金調達方法
CVG(キャンパスベンチャーグランプリ)
ビジネスコンテストの内の一つです。
ビジネスコンテストとは、学生起業家のビジネスプランで競い合うコンテストで、大賞をとると、100万円をもらえます。入賞した場合でも賞金として5万円の資金を調達することができます。
入賞できなかった場合でもコンテストに出場することで出会いがあったり、新しい知識を得られたりするのでとても良い経験になります。
エンジェル投資家、ベンチャーキャピタル(VC)
エンジェル投資家とは、起業家に対して個人で投資を行っている人のことです。経営の仕方などにアドバイスをもらいやすいです。
VCとは、起業家に対して投資会社であり、投資家が出資した資金を法人として代わりに投資するものです。従って投資額も大きくなります。
エンジェル投資家やVCと交流できるウェブサイトも多く、学生起業家であれば一度は利用してみることをオススメします。
エンジェル投資家を探す
→資金調達に悩む起業家の方へ|エンジェル投資家からの資金調達&起業家への出資ならFounder(ファウンダー) (found-er.com)
VCを探す
→NVCC – 日本ベンチャーキャピタル株式会社
3:補足;そもそも起業ってどれくらいの資金がいるの?
起業するのにかかる資金は、こちらのグラフが参考になります。
引用:「2019年度新規開業実態調査」
ご覧の通り、かかる費用は年々減少傾向にあります。
減少している理由としては、インターネットビジネスの普及が一番です。
形のある物が必要でなくなってきているのです。
また、自己資金は262万円が最低値です。
ただ、学生にはその資金を集めるのにも苦労するため、まずは資金のかからないビジネスから始めてみましょう。
3-1:やりたいことによって金額は変わる
例えば、カフェを開業するにはスペースの確保や商品の在庫を抱えることになります。
そうすると大体600万ほどの資金が必要になってきます。
どうしても経営がしたい!という場合は止める気はありませんが、
単純に起業してみたいと思っていたり、コーヒーが好きなだけだったら、
個人で豆の紹介やおいしいコーヒーの飲み方などを紹介するコンテンツを生み出せばいいのです。
それなら文章を書くことがメインなので、PCかスマホだけで気軽にできますし、0円で始めることができます。
3-2:学生起業は0円からでも始められる!
起業するなら自分がやりたいことや、勝算があることに投資するならいいと思います。
しかしそうではないなら、学生で知識もないのにいきなり大金を借りてそれを突っ込んでしまうと失敗したときに取り返しがつかなくなる可能性があります。
例えば、僕が周りの友達何人かにお金を借りて起業したとします。
始めたのはいいものの、上手く利益は出ません。
しばらく経つと友達がそろそろお金を返して欲しい、といい出します。
僕はその友達にお金を返すために、また別の友達からお金を借りてしまいます。
そうするといずれは資金を貸してくれる友達もいなくなり、借りていた資金を返せなくなってしまいました。
そうならないために、まずはスモールビジネスを始めることをオススメします。
スモールビジネスとは、小規模かつ少ない資金で始めるビジネスのことです。
先ほども述べたように、起業自体は0円からでもできます。
今の時代はスマホがあればSNSを使って集客もできますし、商品販売もできます。
よって、起業するのにお金はかけなくてもいいのです。
それでもお金は稼ぐことができます。
実際、僕が起業したときにかけた資金は0円です。
僕は好きな卓球に関する事業をしようと思いました。
販売する商品であるPDFの文章はWordで作成し、インスタグラムを使ってお客さんを見つけていました。
このように元から持っていたPCとスマホだけで起業することができました。
ただ、もちろん資金は多ければ多いほどできることも増えていきます。
ので、リスクも考えた上で自分に必要な分だけ資金を調達するようにしましょう。
ここで、まだ起業のスキルに自信がない人や、資金に関して不安な人がまず読むべき本として、こちらを紹介しておきます。
ビジネスをするのに大事なのは資金の集め方よりも、その使い方です。
この本ではお金をかけずにビジネスを始めて、最終的にお金を稼ぐことができる。
そんな方法を分かりやすく説明されています。
4:まとめ
いかがだったでしょうか?ご自身に見合った団体は見つけられましたか?
「読んだけど結局どこがいいのか分からない!」
という人なら、
まずはTRY BASEの公式LINEに登録してみてください。
無料で気軽に情報を知れることが特徴で、お悩み相談やスキルアップ講座を受けることができます。
新しいことを始めたいです!とか、起業って自分にもできますか?とかを相談してみてもいいですし、webライターや起業準備などの講座を聞くだけ聞いてみてもいいと思います。
色々悩んでいて結局行動できない人が多いですが、まずは一歩踏み出してみないと変わることはできません。
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