「学生起業して失敗した人はどんな末路を送るのだろうか」
「悲惨な末路にならないためには何をすればいいのだろうか」
この記事にたどり着いたあなたは、このような思いを抱えているのではないでしょうか?
結論から言うと、学生起業して失敗しても悲惨な末路はありません。
しかし、起業に失敗すると必ず失うものはあります。
この記事では
・学生起業した人がどのような末路を送るのか
・学生起業して失敗すると何を失うのか
・失敗する人の特徴はどんな人か
・学生起業で失敗しないためにはどのようにすればよいのか
などを解説していくので是非参考にして下さい。
目次
1.学生起業した人の進路末路は大きく3パターン
学生起業した人の進路末路は大きくわけて3つのパターンがあります。
1章では、その3つを詳しく解説していきます。
1-1会社・事業を売却して巨額のお金を得る
1つ目のパターンは自分の会社や事業を、他の企業に売却し巨額のお金を得るというパターンです。
これは前提として、会社や事業を成功させておく必要があります。
「せっかく成功させたのに売るのはもったいないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、成功させた会社や事業を売却するデメリットは一つもなく、むしろメリットしかありません。
そのメリットとは
・巨額のお金を得ることができる
・売却したお金で新たな会社や事業を始めることができる
この2つがあります。
会社や事業を売ることで、一般の学生やサラリーマンでは得られない巨額な金額を得られることができ、そのお金でさらに大きな会社や事業も始めることができます。
実際に学生起業で事業を売却し、さらに大きな会社を作った有名な起業家がいます。
その有名な起業家とは、ソフトバンク社長の孫正義さんです。
孫さんは学生時代、1日のうち5分だけ、起業で成功するためのアイデアを「アイデアバンク」というノートに書き記して行きました。
最終的に書き記された起業アイデアは250個もあり、その中の一つである音声付き電子翻訳機の開発で事業を始め、その事業をシャープに売却したことで学生ながらに1億円という巨額の資金を得る事に成功しています。
そしてその資金を元手にソフトバンクを立ち上げ、今では成功した起業家の一人になっています。
このように、成功した会社や事業を売ることで普通の学生生活では得ることのできない巨額の資金を得ることができます。そしてその資金でもっと大きな会社や事業を始めることができるため、デメリットは一つもなく、メリットしかないのです。
1-2創業メンバ―として起業した会社で働き成功
2つ目のパターンは、起業した会社で成功し、そのままその会社を継続・成長させるというパターンです。
会社を継続・成長させるためには様々な事業展開を行い、会社の規模を大きくする必要があります。
また、会社を成長させることで、より多くの収入を得ることができます。
実際に学生時代に起業して成功し、そのまま会社を成長させた村田太一さんという方がいます。
村田さんは株式会社リブセンスを立ち上げ、「ジョブセンス」という成功報酬型の求人情報サイトを始めました。
様々な試行錯誤を行いながら事業を続けた村田さんは会社設立2年目にして年商7000万円を達成することができました。
更に、転職の口コミサイトである「転職会議」や「就活会議」「door賃貸」などの事業展開を行い、会社を更に成長させ、史上最年少で東証マザーズ上場を果たすことができています。
会社を売却した時ほどの巨額なお金を一瞬で得ることはできませんが、事業展開を行うことで徐々に会社を成長させ、長期間の安定した収入を得ることができます。
また、事業展開を行うことで片方の事業が失敗したとしても、もう一方の事業で会社を維持させることができるため、会社を継続させる人の多くは事業展開をして会社を成長させようとします。
1-3起業に失敗して就職
ここで紹介する3つ目のパターンは、学生起業に失敗し卒業と同時に就職するというパターンです。
学生で起業を考えている人の中には「失敗後は悲惨な人生が待ち受けているのではないか」と不安を抱えている人もいますが、そのような不安を抱える必要はありません。
なぜなら
・学生起業家には一般学生と同じ「就職」という道が残されている
・起業で経験したことは、就活で自分のアピールポイントになる
など悲惨といわれる末路が一つもなく、むしろあなたにとってプラスな事しかないからです。
就職面接では、どの企業も「学生時代頑張ってきたことは?」という質問を投げかけてきます。
その質問に対して、「学生時代は起業をして真剣に取り組んでいた」という事を伝えるだけでも、面接官はあなたに対して興味を示すようになります。
たとえその起業が失敗に終わっていたとしても
・起業で行っていたこと
・起業して失敗した経験から学んだこと
・その学びから就職先でどのような働きができるか
などを就職面接でアピールすることで他の就活生よりも「優秀」であるという印象を持たれますし、内定も取りやすいです。
そのため学生起業で失敗するという残念な結果に終わったとしても、悲惨な末路どころか他の就活生よりも有利な状態での就活が行えるため、学生起業に対して不安を抱える必要はないのです。
2.実際に学生起業した人の末路をたどった事例
この記事の最初にもお伝えしましたが、悲惨な末路はなくとも、失敗して失うものは確実にあります。
そしてその失うものとは時間・お金・友人この3つのどれか、もしくは複数を失うことになります。
2章では、実際に学生起業して失敗した3人の方にインタビューをしたので、そのインタビューを通して失ったものを詳しく説明します。
2-1コンテンツ販売で失敗(時間)
コンテンツ販売とは、自分が持つ知識や経験をブログ、PDF、動画などにデジタル化し、ウェブ上で売るというネットビジネスで、少額で始められるという大きな特徴があります。
今回の事例を見て「失ったのは時間だけ」と思う方もいるかもしれませんが、起業家にとって時間はとても大切なものになります。
なぜなら起業家にとっての時間=挑戦できる時間だからです。
特に学生起業を考えている人にとって、学生の間に挑戦できる時間というのは短く、とても貴重なものになります。
そのため、失敗して時間を失わないように起業の準備をしっかりしてから起業するようにしましょう。
2-2アパレル会社を立ち上げるも失敗(お金)
起業には少額で始められるものもあれば、多額な資金を要する場合もあります。
もし、あなたのやりたい起業が多額の資金を要するのであれば、起業に失敗した場合に使ったお金を失う可能性もあるという事を認識しておかなければなりません。
また、できるだけ必要な資金を減らす方法を起業する前から考えて、できるだけ資金リスクは抑えるようにしましょう。
2-3友人とITの事業を立ち上げ失敗(仲間)
共同経営をすることで起業の負担が減るというメリットがありますが、方向性や理念などをしっかり決めておかないとトラブルの原因になり、それが失敗にもつながります。
また、これは学生起業家だけではないのですが、実際に共同経営して失敗している人たちは多く、そのほとんどが方向性の違いで失敗しているので、共同で経営する場合はしっかりと方向性や理念を決めておきましょう。
3.学生起業で失敗する末路を送る人の特徴
3章では、学生起業して失敗する人にはどのような特徴があるのかを解説します。
3-1起業に対する考えが甘い
学生起業して失敗する人の多くは「起業すると稼げる」と甘い考えをもって起業しています。
しかし、起業して実際に稼げる人はほんの一握りです。
(参考:2019年日本政策金融公庫総合研究所「起業と起業意識に関する調査」)
上の図は日本政策金融公庫総合研究所が起業家を対象に「現在の月商」を調査したものになります。
学生起業家に対して行った調査ではないのですが、社会経験も豊富で、ある程度の資金を蓄えて起業した人でさえ半数以上が月商50万円未満であるという調査結果が出ています。
このような結果から、社会経験も資金も少ない学生にとって起業で成功するというのはとても困難なものである事が分かります。
また、起業して稼げている人の背景には様々な苦労や挫折があり、それを乗り越える努力をしてきたからこそ、多くの収入を得ることができているのです。
起業に対する考えが甘い人は、それすらもわかっていないため起業しても困難が出てきたときにすぐに諦めてしまいます。
もし、現時点で起業に対して甘い考えをもっているのであれば、本当に起業するべきかどうか考え直す必要があります。
3-2起業が目的になっている
これは学生起業を目指す人に多いのですが、学生起業して失敗する人の多くは「かっこいい」とか「レールの敷かれた人生を歩みたくない」という理由で起業を目的にしています。
先にお伝えしておきますが、あくまでも起業は手段です。
起業すること自体は必要な手続きさえ行えば誰でも簡単にできますが、何を実現するために起業するのかを明確にしておかないと、
様々なトラブルが起きたときに、仕事に対するモチベーションを維持することができず、失敗してしまう原因になります。
また、先ほども言いましたが起業をすると様々な苦労や挫折を経験することになりますし、トラブルなんて日常茶飯事で今よりもしんどくて苦しい日々を送ることになります。
その苦しい日々を乗り越えるためにも、ビジネスの軸をしっかりと定め目的を果たすという強い想いを持ちましょう。
起業家になって成功する人はその強い想いを持っているからこそ乗り越えることができ、成功することができるのです。
3-3他責マインドを持っている
他責マインドを持っている人は何かトラブルが起きた時、何でも他人のせいにして、自分に悪いところはなかったかを考えようとはしません。
また、このような他責マインドを持っている起業家は100%成功しません。
起業をしてお金を稼ぐという事は、あなたやあなたの部下が考えて作ったものに対して、誰かがお金を払ってくれるという事になります。
その作ったものに満足してもらえなかった場合、一番上の立場であるあなたが全ての責任をとらなければなりません。
例えば、あなたが料理屋でアルバイトをしていたとします。
あなたが作った料理に異物が混入していた場合、お客さんからクレームが来ますよね?
しかし、そこでお客さんに怒られるのはあなたではなく、そのお店で一番上の店長が怒られますよね。
もし店長が他責マインドを持っていた場合「僕が作ったわけではないので僕の責任ではありません」というでしょう。
そんな事を言ったらお店の評判は悪くなってお客さんは来なくなり、そこで働いている従業員も「こんな人の下で働きたくない」と店長に嫌気がさして辞めるでしょう。
このように、トラブルが起きた際に何でも他人のせいにするような人に、成功は100%ありません。
成功する起業家は「起業をする=全責任を自分で背負う」ということを理解しています。
起業をしてあなたがミスをすればあなたの責任になりますし、雇った人がミスをしても最終的にはあなたの責任になります。
しかし、他責マインドを持っている人はそのロジックを分かっていないためそもそも起業にむいていない人なのかもしれません。
起業して成功したいのであれば、全ての責任を背負う覚悟を持って起業しましょう。
3-4挑戦する気持ちを持てない
起業で失敗する人の多くは、リスクを考えすぎていて挑戦する気持ちを持つことができていません。
起業するとこまでは勇気を出せたのに、そこからのリスクが怖くて前に進むことができていないのです。
どんな起業にもある程度のリスクはあるものですし、リスクの少ない選択肢ばかりをとっていては、いつまでたっても成功はできません。
リスクを恐れる気持ちや、ためらう気持ちを持ってしまうことも理解できるのですが、その事業に成功できる可能性が少しでもあるのなら挑戦するべきですし、成功する起業家は皆勇気をだして挑戦しています。
また、始めてみないと分からないリスクはたくさんありますし、予想外の事態が起きたとしても人はその時にどう対処するかを考えてピンチを乗り越えることができてしまうので、それほどリスクを考える必要はありません。
4学生起業で失敗しないためのコツ
4章では、学生起業で失敗しないためのコツを解説します。
4-1情報収集をする
社会経験も資金も大人に負ける学生起業家にとって、起業する分野の情報収集はとても大切なものになります。
お客さんが喜ぶ商品をどれだけ低コストで作れるかが学生起業で成功するためのカギになるため、お客さんのニーズをしっかりと把握し、それに合った商品を作らなければなりません。
情報収集をする際に意識することとしては
・お客さんは何を求めているのか
・他社はどのような方法、商品で顧客のニーズに応えているのか
・競合のリサーチ(成功事例・失敗事例)
などの情報収集を行い、ニーズに合った商品を作る事でお客さんは喜んでくれますし、売り上げを伸ばすこともできます。
情報収集をせずに「この商品は売れるだろう」と予想だけで商品を作ると、客のニーズとは異なった商品が出来てしまい全く売れない可能性があるのでしっかりとリサーチをして、ニーズに合った商品を作りましょう。
リサーチの方法が分からないという方は以下の表を参考にして下さい。
4-2スモールスタートで起業する
失敗しないためにも、スモールスタートで始めることをオススメします
スモールスタートで始めることで、起業リスクを減らすことができ、長期的で安定した事業経営ができます。
具体的には
・初期費用を抑える
・人を雇わない
・在庫を持たない
・最小限の設備と環境で起業する
などになります。
起業すると、営業や商品の作成などで忙しくなるため、アルバイトなどはできなくなり、収入が無い中で生活をする時期もあるため、なるべく金銭的リスクを抑えておかなければなりません。
4-3メンターを見つける
「初めての起業が不安で、起業について調べているけど不安が消えない」
このように色々な記事を読んでいても、不安が残っていて起業をする勇気がでない方が居ると思います。
起業するための勇気が出ない方は、メンターから話しを聞いてみるのが起業をする上で1番の近道になるでしょう。
メンターに相談するとリアルな失敗談や成功談の他に、リスク対策なども詳しく教えてもらうことができるので起業失敗のリスクをグンと減らす事ができます。
また、あなたの聞きたい事や疑問に思った事をその場で答えてくれるのも大きなメリットの一つです。
「メンターの見つけ方がわからない!」と言う方には株式会社MIRAIDという会社をオススメしています。
MIRAIDでは、起業に対する悩みを持っている方や、これから起業を目指すすべての方をサポートしています。
5MIRAIDについて
「若者たちの起業のプラットホームになる」事を目標に、情報発信やビジネスを通して、自分自身の理想の生き方や働き方を実現するためにサポートをする会社です。
「起業とか興味はあるけどどうすれば良いかわからない…」
「やりたいことがある、叶えたい夢がある」
「もっと自由に働きたい!」
誰しも大小はあるけれど、胸の内に自分の理想を秘めていると思います。
しかし、
・相談できる相手や教えてくれる人がいない…
・モチベーションが続かない
・売上が上がるイメージがつかない
・そもそも何から始めたら良いのかわからない…
MIRAIDは、「起業してみたいけど1歩目が踏み出せない」とくすぶっている若者の武器となり、個人起業を全面バックアップします。
5-1.豊富な実績
*弊社が作成した一通りの起業プログラムを完了させた場合の集計です。(当社調べ)
コンサルサービスに申し込み、弊社の提供する初心者の方でもできる簡単なカリキュラムを一通り完了させた方のほとんどが、売上を出すことができています。
2019年11月から半年足らずですでに85人もの人がMIRAIDのコンサルを受けてだいたい1.2ヶ月で売上を上げています。
その後も100万120万と月々コンスタントに売上を上げ続けている人もたくさんいます。
その中で数人をご紹介します。
森大起さんは
大学在学中に20代後半女性にダイエットのノウハウの商材の販売やオンラインでの食事管理の事業開始。
SNSから集客から電話での営業を通し、売上30万円を開始から3ヶ月で達成。
その後はwebサイトの作成なども並行して行い、月間30万円を安定して出し続けている事例。
森啓太さんは
大学在学中に弊社の起業プログラムを実践。2ヶ月ほどで、英会話の上達をサポートする事業を展開。
SNSからの集客から電話での営業を通し、売上75万円をスタートから2ヶ月で達成。
その後、少し売上は下がったものの、月間100万円以上の売上をその後安定して出し続け、2020年5月現在、法人化の準備に入っている事例です。
水谷良さんは、
フリーのパーソナルトレーナーとして活動していて、市場を広げたいと弊社のプログラムに参加しました。
女性向けダイエット市場で、ノウハウをまとめた電子書籍の販売から開始。
その後アフターフォローとして、ダイエットサポートサービス月額3万円で販売し、売上50万達成。
利益率は90%で手取りで45万円ほどが収入になった例です。
久保百華さんは
大学在学中に恋愛の市場で、同世代の女性向け恋愛ノウハウの商材の販売を開始。
スタートから26日で8万円の売上を出し、その後、自身の集客・営業ノウハウを生かして起業支援事業を開始。
その後3ヶ月後に売上120万円を達成した事例です。
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7.まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では起業家になるまでの流れ、起業家に必要なスキル・マインド、事前準備を説明しました。
どの説明も起業家にとって全て必要な要素になるので、起業してからも覚えておく必要があります。
なので、起業する前はもう一度この記事を見て起業の流れを確認し、起業後も必要なスキルやマインドの確認としてこの記事を参考にしてもらえればと思います。
また、起業に対して不安が残っている方や、メンターを見つけたい方は
当記事の作者も利用したMIRAIDのコンサルティングサービスを活用してみてください。
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