「今日も1日、誰とも喋らなかった…」
もしあなたも起業家なら、そんな日があるのではないでしょうか。
特に今の時代、ネット1つあれば起業ができてしまうし、コロナの関係で、
人との繋がりが希薄になっています。
オンラインを通じて、お客さんと話すことはあるけど、基本的にチャットです。
Zoomで話すことも本当にごくたまにあるけど、濃い繋がりがあるわけでもないし、
お客様と販売者の関係だから、どうしても壁があるという風に感じたり。
オンライン・サロンに入ってみたこともあるけど、
コミュニティはほとんど動いてなかったし、あの謎のテンションと、
表面的な一体感に、違和感を感じて、1ヶ月始めてみてすぐに退会したみた人も多くいます。
もしあなたも
「この状況が、ずっと続くんだろうか…」
そんな状況に無性に寂しさを感じて、解決策を探しいてるなら、このページはあなたの役に立ちます。
私自身の起業経験、そして周りの起業仲間に孤独についてどう考えているか?
5人の起業家さんに名前の声をインタビューして、1つの記事にまとめました。
今後、起業の孤独に困らない根本的な解決策を書きましたので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1.現役起業家5名にインタビューして解った、孤独を感じたときのリアルな解決策
実際に、私の周りの起業家の方さん5名に「起業の孤独」について聞いてみました。
質問は大きく3つ
1.孤独を感じますか?
2.その時の解決策は何ですか?
3.ズバリ起業家はどう孤独に対応するのが、良い方法だと思いますか?
をしてきました。
1人目:起業家I.Tさん(22才、Webエンジニア・起業家)

藤巻さん

起業家I.Tさん
僕の場合は、起業したのは20歳の時で、一人起業なので、社員さんが固定でいることもありません。
学生からwebエンジニアで直接起業家になったので、孤独を感じることはあります。

藤巻さん

起業家I.Tさん
軸は2つあります。
1つ目は自分の力で解決することです。
僕が実際にやっているのはyoutubeなどを見て、人の声に触れて解消することです。
一人で籠もって、人の声に触れる機会がなかったりすると、落ち込んでり、気分下がったりすることが多いです。
なのでその時はyoutubeなどで解消しています。
2つ目は仕組みの力で解決することです。
具体的にはコミュニティに入っています。
朝活コミュニティに入っていて、同じような起業家やフリーランスの人と繋がっていて、その人たちと一緒に頑張っていると、孤独も解消できるし、自分の起業のモチベーションになります。
形態としてはTwitter経由のオンラインサロンです。
Twitterで仲良くしている人と、繋がりがあって入りました。
Twitterとかで無作為に入ってるわけじゃなくて、主催者の方とは知り合っていましたし、ある程度仲良く、価値観はあったので、そこは大前提でありました。
逆によくわからないコミュニティに入ると、疎外感を感じて、ますます孤独になるかもしれません。
サロンによっては、お金がかかるので、ちょっと残念な結果になるかもしれません。

藤巻さん

起業家I.Tさん
同じ目的を持つ仲間を作るのが一番良い方法だと思います。
直接繋がれたらいいですけど、オンラインでも同じ価値観・目的を持って繋がれたら、孤独は感じにくいと思います。
少しWebエンジニアの話をすると、一緒に作ってくれるクライアントさんもいるし、丸投げしてくれる人もいます。
実際に、クライアントさんを通じて、孤独を感じにくくなることはあると思います。
クライアントさんと接していて、作業だけの生活の中に、mtgがあって誰かと話すと、孤独が紛れます。
また起業当初は、一人でどうにか収益あげなくちゃ、っていう感じで、自分自分ってなっちゃってお客さんが見えなくなって、コミュニケーションが一方通行になってしまい、孤独を感じることがありました。
今、起業初期に戻るとしたら、メンター的な存在、自分のビジネスを導いてくれる人をつけると思います。
コミュニケーションをとる相手がいた方が、精神的にも安定するし、孤独も解消しやすいからです。
もちろんメンターというのは、ただではないですし、お金もかかります。
でも特に不安を感じやすい時に、長期的に良い関係を築ける人をメンターがいると良いと思います。
ポイント:同じ価値観・目的を持つ起業仲間や、ビジネスのお師匠さんを持つこと
2人目:起業家Y.Y.さん(26才、WEBマーケッター・起業家)

藤巻さん

起業家Y.Yさん
起業家のパートナーがいて、色々と相談できるから、孤独を感じることは今はほぼありません。
しかし、もしこれが一人だったり、相手が会社員だったら、ビジネスを相談できる人がいないから、分からないし、迷ったり、孤独を感じたりすると思います。どちらも元々同じ職業をやっていたので、共通の話題で、悩みを相談できたりするので、今は孤独を感じることはあまりありません。

藤巻さん
(そのときの解決策は何ですか?)

起業家Y.Yさん
もしくは一人メンターを決めて、一人でビジネスをやっていたと思います。
それによって、孤独の寂しさみたいないのを、エネルギーに変えて、理想のライフスタイルを追い求めていたと思います。

藤巻さん

起業家Y.Yさん
結論、まだ稼げていない起業家については、寂しいとか感じている場合じゃないです。
憧れの人を作って、結果出すために、とにかく行動、行動、行動を繰り返すべき。
それに必死になってたら、そんな寂しいなんて感情、そんなに出てこないと思います。
もし成果出てきたときに自分一人ってなったら、今までの成功体験をクライアントさんにシェアするとか、お弟子さんを作って育てるとか。それが一番、現実的でビジネスもうまくいく方法ではないでしょうか。
あとは憧れの人が出てるセミナーに参加して、そこにいる人たちと関係性を作るのも良いと思います。
共通点があるから、適当なセミナーに行くよりも、信頼関係を築きやすいです。
自分の理想の世界観を持って、その人たちと関われるような環境に身を置くと、パートナーとか、それに近い繋がりができて、孤独を感じにくいのではないでしょうか。
自分が魅力的でいれば、そういった環境でも、腹を割って話せる信頼関係がすぐに生まれると思います。
ポイント:同じ価値観・志を共有できるパートナー・コミュニティを持つこと。魅力的な人間になること。
3人目:起業家M.Dさん(23歳、Webコンテンツ販売・起業家)

藤巻さん

起業家.M.Dさん
特に木曜日は家から一歩も出ないので、孤独を感じます(笑)。

藤巻さん

起業家.M.Dさん
僕の場合は、ビジネスのスキルが身に付くスクールに通ったり、コンサルをつけるようにしています。
オンラインサロンとかではなく、対面か、最低でもZoomとかで話せるようなものを選んでいます。
すると対面で、色々な人とご飯にいく機会とかもあります。
僕の場合は、人数は少ない方がちょうど良くて、5人くらいとかがちょうど良いです。
全然それでOKで、多すぎると関係が薄まっちゃうような気がしています。

藤巻さん

起業家.M.Dさん
ワークスタイル的な面でいうと、組織っぽく働くのもありだと思います。
僕は一回友達を雇って、手伝ってもらって、そうなっときは孤独は感じなかったです。
どうやって作ったかというと、そのときはビジネスのコミュニティとかから、チームを作ったりしてやってました。
もちろんお金のことで揉めたりすることもあると思うので、最初は絶対に決め事はしたほうが良いと思います。
プライベート的な面でいうと、誰かと一緒に住むのが良いと思います。
会社の友達が会社をやめて、家に居候していた時は、全然孤独を感じませんでした。
(逆に、その人がいなくなった3ヶ月間はガチぼっちでした笑)。
また今は彼女が家にいるから、孤独は感じていません。
付き合う前に、自分の起業の話や、ライフスタイルというのは事前に話していたから、理解はありました。
もしパートナーを選ぶなら、そういう方がオススメです。
ポイント:起業家に理解があるパートナー・コミュニティを持つこと。チームでビジネスをすること。
4人目:起業家K .Yさん(主婦さん、オンラインサロン運営・起業家)

藤巻さん

起業家K.Yさん
元々、歯科衛生士をしていて、そのとき自分でビジネスを始めたいなと考えてました。
でも今まで集団、雇われる立場でしか働いていなかったので、不安と合わさって、1人の孤独をすごく感じました。

藤巻さん

起業家K.Yさん
私の場合は、ビジネスで成功されている人の元で、ビジネスを学ぶことでした。
一緒に学べる仲間がいる中で、一緒に活動をしたいと思っていて、ある起業家さんのオンラインサロンに入会しました。
ブログ起業、海外生活でパソコン1つで、というのも当時は興味ありました。それでその人のブログを見漁ったり。
その人のセミナーでたら、同じ思いをしている人と繋がれると思ってました(結局参加はしませんでしたが)。
あとyoutubeとかはすごい見てました。
女性は特になのかもしれないですが、同じ想いの人や、つながりを求めてしまいます。
特に情報発信者の人との繋がりに憧れてました。
交流会やセミナー、スピリチュアル遠隔でしてくれるところに出てみてようかな、とか。
それが結果的に、最初入会したオンラインサロンとの出会いで、今もそれが続いているので良かったです。
定例会などにも参加して、孤独を解消できました。ビジネスも学べました。
豊かさ自由も、理想も全て満たしてくれそうなサロンだったので入会しみて、結果それが私にとっては凄くよかったです。

藤巻さん

起業家K.Yさん
人との繋がり、そこに集約されます。職種に限らず色々な人と、同じ仕事でなくても構いません。
想いが強ければ、不思議とご縁のある人と繋がれます。
私は孤独の時代が半年間くらいありました。なのでそのとき強烈に仲間と一緒に仕事をしたい、と思いました。
一緒に1つのことを成し遂げる仲間を見つけたくて、出会いたくてサロンの中で行動しました。
この人と、この人だったら気が合うかもとか。
ビジネスの経験もほぼ無かったので、ひとりでやる限界に気づいていました。
あとは保育の経験も大きく。みんなでやることが自分にとっては大切なことだと思っていました。
私はコミュニティに入ることをお勧めします。家庭環境、ビジネス環境、それぞれ必要だと思います。
女性って結構群れたりとか普通の習性だと思うんです。
だから一緒にいたいタイプの人と、自分が安心できる空間でビジネスを構築していくのが良いと思います。
特にビジネスの知識がない人は学びをシェアすることで、人間関係を繋ぐきっかけを作れます。
それが人間関係を繋ぐ要素になります。
専門的な知識を持っているからこそ、ギブしあえる。だからこそ人間関係が築きやすかったりします。

藤巻さん

起業家K.Yさん
お金を絡めて人間関係を考えない、ということが最初はすごく重要だと思います。
そこがすごく大きい。この人と繋がろうと思った時に、お金になるかなあ、利益になるかなあ。というスタンスだと、なぜか距離が縮まらないです。お金を見てる人だと信頼関係がなかなか生まれません。
私も相手に使われようとしてる感じの雰囲気がすると、警戒心が生まれて、怖くて踏み込めません。なので人にギブする気持ちで、接することが大切です。
あと自分が持っている想いがあるのに、それを否定されたり、お金になるよ、こっちの方が効率的だよ、とか言われると警戒します。
やっぱり理解して、与える、繋がりってこういうところから生まれますよね。

藤巻さん

起業家K.Yさん
そうですね。私の周りにも自分に自信がなくて、与えられるものがなくて、踏み込んだときに否定されるのが怖い人っていると思います。
その時のポイントはシンプルですが「良い人と繋がること」だと思います。
権威とかではなく、周りの人のために動いている人と繋がることですね。
あとは、自分では直接、貢献できる力がなくても、誰かと誰かを繋ぐとか。そこで感謝されることで徐々に自信がついていきます。
権威がありすぎる人から習うと「絶対にこうしたらいいよ」。
じゃあ、そうしなくちゃいけないのかな。
ってなってしまいがちですが、このマインドだとうまくいきません。
孤独の問題はもちろんありますが、お金を払っているからこそ、自分で解釈していいんだよ、って伝えたいですね。
ポイント:自分の軸を明確に持って、それに合ったコミュニティに入ること。権威という要素だけではなく、ギブの精神がある人たちと繋がること。
5人目:起業家M.Yさん(歯科医療コンサルタント・起業家)

藤巻さん

起業家M.Yさん
今はそれほどでもないですが、昔はありましたね。
僕の場合は、孤軍奮闘的な意味合いが強いですが、医療業界って派閥が強いんですね。
僕は医療を本当に良くしたいという思いでやってきたんですけど、治療をより良くしたい、というマインドでやってる人って本当に少ないんです。偉い人の権力が及んでいるせいで、ちょっと改良すれば患者さんを救えるのに、それを作れないとかね。
「こういう派閥の人が、こういう風にやってる。確かにその提案は良いかもしれないけど、それは弊社としては・・・」
というのがしょっちゅうありました。だから僕は理解されない孤高の戦士。みたいな
応援者がいなくての孤独がありましたね。本当に困ってる人たちが応援してくれる。のは励みでしたね。

藤巻さん

起業家M.Yさん
全力で戦いたいので、経済的な安定性を先に確保しました。
僕はすごくビビリなんです。でも、それでも圧倒的な安全性があれば、誰もより良い医療を提供していようというモチベーションがあるので、戦えるかなと。
投資をかなり勉強したおかげで、よっぽど失敗しない限りは、投資で食っていける。その確信を得た上で最近は独立遊軍みたいな感じでガンガン強気にいってますね。
若いときは向上心を発揮しても、周りのお医者さんたちが
「よかったね、安泰で稼げるしね。」とか「若いね」とか言われて内心は
「うるせえ」
と。孤独は感じることはあったけど、その時は我を突き通せるか?というのが問われています。
試練を試されてる、と僕は考えます。
そこのしがらみから出て、そのジレンマから飛び出して、自分を突き通したときに、自分と価値観のある人と繋がれます。これから劇的に人生を変える人は孤独を感じてる人、なんだと思います。

藤巻さん

起業家M.Yさん
孤独を感じた時は、自分はそのフェーズにいない、合図です。
仲間意識が欲しいはサラリーマンフェーズ、孤独を感じたらステップアップのサインです。
どういう人間関係を築くのかが、今一度問われていて、
その上でどんなときでも、そういった孤独さを楽しめる、それが自立です。
僕は圧倒的に人目を気にしません。カップルがいるレストランでもズカズカ入ります。人目を気にしている時点で、純度100%のモチベーションじゃない。情熱よりも、人にどう思われるか?の方が重要になっているサインなので、そのときは自分の情熱をまっすぐに大事にすることを心がけたら良いです。
ポイント:孤独は次のステージにステップアップするサイン。孤独な時は、あなたが本当に大切にしたい人間関係の価値観が問われている。
2.なぜ起業家が孤独を感じる?結論”共感者”が圧倒的に少ないから。
なぜ起業家が孤独を感じるのか?
インタビューを見てわかる通り、その理由は共感者が「今までの」コミュニティにいないからです。
起業家は会社員と比べると孤独を感じやすいです。それは間違いないでしょう。
なぜなら、会社員のときなどは周りに、自分と同じような境遇の人が沢山います。
しかし、起業家となると、自分と同じ境遇の人が圧倒的に減ります。例えば下記のようなイメージです。
ですが、オンラインサロンなどを使えば、同じ価値観だったり、志だったり、起業家だからこそ解り合えます。
起業家は、会社員の人と比較して、安定したキャッシュが入ってくる保証がありません。
なので、「どうやったら、自分のビジネスがうまくいくか?」「これから先どうやってお客さんを集めていくか?」と自分のことで精一杯になる傾向があります。結果的に、孤立してしまいやすいです。
だからこそ、上手くいっている起業家さんたちは、お互いの価値観を理解しあえるコミュニティーや、パートナーを持ってビジネスに活力にしています。そう。あなたには仲間がいるのです。
3.全世界4000万部のベストセラーから学ぶ、孤独な起業家が深い人間関係を築く方法
インタビューの女性起業家の記事でもありましたが、中にはコミュニティ(オンラインサロンなど)に入っても孤独を感じてる人がいます。
そのときの解決策は「相手を理解して与える」ことです。
「理解してから理解される」
これは全世界で4000万部以上のベストセラーを記録、自己啓発作家、『7つの習慣』の著者、スティーブン・R・コヴィー博士が第5の習慣で提唱している法則です。
私の周りにもうまくいっている起業方の方は、徹底的に相手のことを理解する力に長けています。
(もしくはお客さんや、パートナー、ビジネス仲間を深く理解しようと、かなり努力しています。)
この相手を徹底的に理解するのが武器の人は、深い人間関係が築けます。
起業家は、孤独の1人の時間はありますが、彼らは孤独に困っている印象はありません。
(孤独の時間は、自分を成長させるために必要な時間と思っています。)
なので、もし何らかのコミュニティに所属していても、孤独を感じたときはこう考えてください。
「誰か一人でも徹底的に理解すること。
ビジネスのご褒美は、良いご縁に結ばれること。
孤独は悪いものではなく、成長のために必要なこと。」
この考え方を持つのが、孤独への根本的な解決策となります。
4.まとめ:起業家の孤独は起業家を成長させる。孤独を解消するのは人との深い繋がりという思考法
リアルな起業家さんたちの声を聴いていかがったでしょうか。
自分の参考になる考え方や、孤独への対処方法が見つかったでしょうか?
私からのメッセージとしては、起業家の孤独は、起業家を成長させる。
今のコミュニティでは孤独かもしれないけど、あなたには仲間がいます。
そして根本的に孤独を解消するのは「人との深い繋がり」です。
「1人を徹底的に理解して、まず自分から与える」これも意識してトライしてみてください。
コメント