起業の失敗事例とそのワケ。素人起業家がハマる罠とは?

「起業してみたい!でも正直不安の方が大きい。」

起業に対して興味はあるけど、なかなか一歩踏み出せない。

こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

一言に「起業」といっても様々なビジネスモデルや商品・サービスがあります。

実際に様々なジャンルで起業に成功して、同世代よりも多くの収入を得られたり、
自身で作った仕事にやりがいやパッションを持って取り組むことができたり、
会社に依存しない自立したライフスタイルを送る人は増えてきました。

ただ起業した人全員が自身のビジネスを軌道に乗せ、成功しているわけではありません。

成功している人の影で、起業して苦い失敗を経験している人も山ほどいます。

安易な考えのもと行われた起業が思わぬ失敗を産んでしまう例も多いです。

仮に失敗しすると自信や周りからの信頼を失ったり、お金を借りていた場合に借金が残ってしまったり、再就職が厳しくなったりと失うものも多いのが起業です。

じゃあやっぱり会社員やアルバイトといった、時給をもらう生活を安定させて生きていくことが正解なのかと言われるとそうでもありません。

諸外国の企業の台頭により、例え大企業であっても副業を解禁したり、終身雇用制度の限界なども叫ばれていて、企業も社員をずっと生涯にわたって社員を守ってくれる風潮は無くなってきました。

それにせっかくいいアイデアがあったり、起業に対してパッションがあるのに諦めてしまうのはもったいないです。

特にまだ若いうちは、失敗しても取り返しがつく範囲内での起業はとてもいい経験になります。

ただどうせ起業するのであれば、成功させたいと思うのは当然ですよね。

そのために過去の先人たちの経験は必ず抑えておいた方がいいです。

成功して上手くいった事例よりも、よりリアルな失敗から学べるところは大きいです。

今回の記事では実際の起業において多く見られる失敗事例を取り上げて、なぜ失敗したのかというポイントを抑えて、次にそういった起業をしがちな人の特徴を解説します。

実際に起業に失敗してしまった際のリスクに関してや、初心者が起業していく際に押さえておくべきポイントについても解説しています。

考えられうる代表的な失敗は出来るだけ潰した上で起業に臨めるといいですね!

それでは解説していきます。

1代表的な起業の失敗事例とその原因とは?

1-1初期費用・固定費をかけすぎてしまう。

「せっかく起業するなら、最初の投資は惜しまない!」

と意気込んで、初期投資を大きく出し過ぎてしまう、または定期的にかかる事業に対しての固定費を多めに設定してしまい赤字になってしまう事例です。

こちらの事例は個人で店舗を構えるなどといった、収益を上げる上で設備投資が必要になってくる起業に多いです。

または新規事業を打ち出す際の集客やプロモーション(販売促進)を大々的に起こし、結果的に多くの初期費用を支払う必要が出てきたときに起こります。

こういった失敗を生む最大の要因は事業のインフラを整えるための初期費用や、オフィスなどの固定費をせっかくならやるならと意気込んで、

売上より少し多めに設定して、後から出る売上から回収できるだろうと甘い目算を立ててしまうことが原因です。

起業は当人にとって、大きな挑戦であり、こだわりたいという気持ちが出てきて当然でしょう。

私自身も起業して間もない頃はとにかく「クオリティにこだわりたい!そのための投資は惜しまない!」と考えていました。

新商品の宣伝を行うための動画をプロに依頼して作成して、商品にも拘ってコストをかけて商材を作成し、

集客も自分だけでなく、人手も雇って行った結果、目算していた売り上げに届かず、赤字を出してしまったこともありました。

実際に打ち出す前はワクワクしていて、費用をついかけがちになってしまうのですが、起業とは実際に蓋を開けてみないと結果はわかりません。

予測できなかったトラブルが起こったり、目算を誤ったりすることは起業当初はよくあることです。

イメージがつきやすいように有名企業の例でいうと、「いきなり!ステーキ」を経営している株式会社ペッパーフードサービスも、急激な業績悪化でニュースによく挙がりましたよね。

2020年2月現在では今年中に74店舗もの店舗を閉鎖すると発表しています。

ブームによって伸びてきた売上に対して、急激な店舗展開をして、固定費と設備投資を一気に増やしました。

結局、目算からは外れて少しブームが去った際に売上が下がり、急激な店舗展開があだとなって急激に衰退してしまいました。

規模こそ違いますが、まさに設備初期投資・固定費を増やしすぎたが故の失敗です。

あまり起業経験がない中で起業する際の予算には、少し余裕を持たせておくことをお勧めします。

1-2 見込み客のリサーチ不足

これは当たる!と思ったアイディアやプランがあった場合に、自分の主観や周りの少数の賛同の意見だけで、
見込み客に対してのリサーチを怠ったり、実際のニーズとズレたアプローチをした結果、売り上げが伸びないという失敗例です。

早く事業を進めていきたい一心で、商品開発や集客アクションなどはどんどん着手するのですが、
肝心のお客さんのニーズを抑えないままアプローチを仕掛けてしまっていることが要因です。

起業当初はどうやって人を集めようか、どうやったら売れるだろうかなどといった集客・販売の手法ばかりに目が行きがちになってしまいます。

ただその集客や販売を行っていく際に、根本的に大事なってくる部分が見込み客のニーズです。

例えば、新しく作ったダイエットサプリを商材として起業する場合、ダイエットをしたい!と思う人のニーズは様々です。

「新しい彼氏が欲しいから」
「自分に自信を持ちたいから」
「好きな服を着たいから」
など人によって違ってきます。

誰に対して売り、
どういった悩み・痛みを解決する商品なのかを語るうえで、

実際の想定されるお客さんが、

・どんな感覚や感情を持っているのか、
・どんな生活をしているのか

などを徹底的にリサーチしたうえでの集客・販売アクションの実行がなければ、
どんなにいい商品だったとしても売れる確率は低いです。

「このお客さんはこういうニーズだろう」
というのを決め付けるのではなく、
事前のリサーチで徹底的にデータを取ったり、
生の見込み客の声を探す工夫が大切です。

今の時代はインターネットが発達しているため、
リサーチもかなりしやすくなっています。

一番いいのは見込み客に対しての直接の聞き込みですが、
なかなか会えない場合は実際にインターネットの知恵袋や掲示板、
SNSなどでターゲットがどんな悩みや痛みをどんな言葉を使っているのかを徹底して分析してみましょう。

実際に見込み客を自分自身の経験や偏見で勝手に決めつけて、
リサーチを徹底せずにおっこなった起業は危険です。

1-3 安易に他人からの融資をしまうこと。

起業資金を身近な人や投資するよと言ってくれる人の融資を受けてしまい、
その後、経営方針や事業計画などに口を出されたりして、
自分が思うように舵が切れなくなって頓挫してしまう事例です。

特に法人として起業する場合に多いのが、役員と株主の問題です。

実際には社長と株主を兼ねるパターンがだいたいかと思いますが、
人から株主として出資してもらう、
あるいは相談に乗ってもらっていたいと思っていた人を、
安易に自社の役員として迎えてしまうという起業の形をとった場合に、
お互いの方向性がこじれて経営がうまくいかなくなることが要因です。

実際に社長として会社を運営する場合も、
実際に株式を多く持っている人が会社のオーナーになり得ます。

また相談に乗ってもらっていたとか、
友達と起業してそのまま役員として迎えて経営判断が双方で割れてしまったり、
せっかく軌道に載せたとしても会社を乗っ取られてしまう事例もあります。

私自身も過去にある商材の代理店事業を法人で行っていたことがあります。

その法人を立てる際に当時アドバイスをよくもらっていた人間に出資を受けるか受けないかとなったときに、自分自身で起業資金を全て捻出するという選択をして助かった経験があります。

起業したのちしばらく関係は続いていたのですが、
役員にも株主にもなっていなかったからこそ、
金銭関係でトラブルになった際にすっぱりと別れることができました。

もし起業のタイミングで出資を受けていたり、
役員に入ってもらう形をとっていたら、
経営方針で揉めて会社から出されていたかもしれません。

大企業の例で言うと、高級国内メーカー最王手の大塚家具があります。

以前経営トップのポジションをめぐって、大塚勝久氏と久美子氏の間で争いが起こりました。

この際に焦点になったのがお互いの会社資本の保有の割合です。

会社法的には50%以上の株式を持っている株主がその会社の取締役の決定権や経営の意思決定を行うことができます。

実際に当時代表取締役社長の父親の方も娘に株式を押さえられた結果、役員から外されてしまうなどの事態が起きたこともありました。

こういった役員や株主など、利害関係の中で経営方針が割れた際に大きく事業自体が揺らぐこともあります。

出資を受けられるということはありがたいことではありますが、
お金を受け取るということをすると、
だいたいのパターンはその事業主や社長としては還元できるように動いていかなければなりません。

ただ出資した側もいろんな思惑があったりしますし、
大事なお金を預けるということの裏には
どんな意図や考えがあるのかはよく出資を受ける側が吟味しておく必要があります。

起業したタイミングで右も左もわからない状態で、
うまい話に騙されてしまう例もあります。

相場よりも高い値段設定で、
ホームページ作成や集客サービスの斡旋などの話を持ってくる人がいます。

そこでなけなしの起業資金が大幅に削られてしまうという例もあるので、
最初にうまい話や投資話を受けた際にはいずれにしても警戒しておきましょう。

1-5 最初から薄利多売を目指す。

「いい商品やサービスをより安く提供したい」
という顧客中心主義的な考えのもと、
起業して薄利多売を最初から目指して、
まとまった利益が得られず頓挫する事例です。

もちろんいい商品やサービスを競合他社よりも安く提供できれば、
売上は上がっていくことでしょう。

ただ気をつけておかないといけないのは、
あくまで起業はボランティアではないということです。

自分自身の収入が低いと多くの人の場合はモチベーションに影響するでしょう。
薄利の上に集客や販売が奮わなかった結果、
さらに収入が下がることになります。

一つの商品・サービスから生まれる利益を抑えて、
よりたくさんの人に届けて利益を出そうと考えは、
私個人的には大企業向けだと思います。

すでにブランドが確立されていたり、
潤沢な資産がある大企業や著名人の場合は、
薄利多売をしたとしても、事業が軌道に乗るまで持ち堪えられたり、
実際に集客やプロモーションに資金や人材を投下して、多く売るということができます。

ただ個人として起業していく多くの場合は
最初にまとまった潤沢な資産や人材が揃っているわけではないと思います。

薄利多売をしていくために集客やプロモーション、
販売に対して多額の投資をしても、
薄利のため回収していくまでに長い期間を要します。

その期間をしっかりと耐え抜ける体力がない限り薄利多売は失敗してしまいます。

かと言って初期の投資を抑えると売上が下がり、
せっかく起業しても少しばかりの利益しか残らないなんてことも起こりえます。

個人でブランドもない状態から起業する際に
は事業に対してコストはかけるにしろ、
あまりにも薄利な価格設定をしてしまうことは得策ではありません。

少ない販売本数からでもしっかり利益が取れるビジネスプランを実践し、
かつ入ってきた利益から、集客や販路をより拡大した状態で、
価格を抑えていって薄利多売を目指していくことが賢明です。

自分がどれだけの収入を起業して得たいと思っているのか、
そのためにはどれだけの利益を残していく必要があるのかはしっかり見極めた上で計画を練りましょう。

気づかぬうちに稼働時間と得られる利益が全く釣り合っていない、
ほぼボランティアに近いような事業になってしまわないことが大切です。

1-6 法務や税務に対して知識がない。

素晴らしい事業のアイデアと、
実行力で売上をグイグイと起業当初からあげていても、
法務や税務を疎かにしてしまったがために失敗してしまう事例もあります。

法務的なことや税務的なことに対しての知識をつけることのないまま、
事業を進めることだけに集中して、
法律に知らない間に抵触していたりして、
行政からの営業停止命令、資産の差し押さえなどで事業がストップしてしまうことが要因です。

起業していくと、商取引に関する法律や会社法を遵守する義務、
事業において発生した利益に対してかかってくる税金を収める義務が発生します。

起業していくモデルによって関わってくる法律も変わってきますし、
全てを最初から網羅する必要は必ずしもありません。

会社法や税法、人を雇うのであれば労働基準法など、
事業の業態や規模感によっても関わってくる法律は変わってくるので、
事業をやりながら学んでいくことも十分可能です。

売上が大きくなっているのにもかかわらず、
税金のことを考慮せずにどんどんお金を使ってしまっていて、
税金の支払いのタイミングで資金ショートしてしまったり、

営業活動を行っていく際に、
法に逸脱した売り方を気づかずに行ってしまっていて、
業務停止命令を受けて事業を停止せざる得ない状況になってしまったりなど、
税務や法律関係に疎かったが故に思わぬタイミングで事業が止まる可能性はあります。

最低限の自分の商売に関する法律や税務のシステムなどは頭に入れておいた方がいいです。

ただ事業主や経営者は事業をうまくいかせることに100%集中できる環境がベストだと思います。

自分が法律知識や税務知識のスペシャリストである必要はありません。
必要経費だと割り切って税理士や司法書士などその道のプロに相談することは大事です。

確実に社会のルールに則った上での起業を行なっていきましょう。

2 起業に失敗する考え方の人の特徴とは?

続いては失敗する原因を生み出してしまう人の特徴について書いていきます。
自分が当てはまっていなかはよく確認してみてください。

 

2-1起業の目的がただ漠然と稼ぎたい人

 

起業する目的が漠然とただお金がほしいだけという人は要注意です。

もちろん事業を起こすことの動機がお金を稼ぐことであること自体は問題ではありません。

むしろ、ほとんどの起業家も場合が最初はざっくりいうと、
今より稼ぎたいという理由からでしょう。

ただ「稼いだ先」が漠然とし過ぎている場合、
起業したとしても長くは続かないことが多いです。

初めての起業であれば尚更、
集客や販売などでうまく行かないことはある程度出てきてきます。

うまく行かない時にどうしてもテンションは下がります。

その時に前進するエネルギーとなるのが、
モチベーションである「起業する目的」です。

私自身も200人以上の事業構築から
収益をあげさせていく上でのサポートを行っていく過程で、
いろんな目的で起業していく人を見てきました。

稼いだ先の目的やそのモチベーションが具体的だったり、
より強いものであるほど早く売上をあげることにもつながっていましたし、
事業を長く継続していく方が多かったです。

お金を稼ぐこと1つとっても、例えば稼いで

「強烈に買いたいものがある」
「旅行に行きたい」
「親を楽をさせてあげたい」
「奨学金の返済に当てたい」

など、使う先や使い方は人によって変わります。

あるいは事業を通して成し遂げたいことがあるなど、
とにかく漠然とただお金が増えればいいかなぐらいではなく、
その先をイメージして強烈なモチベーションを最初に作っておくことは大切です。

大きく稼がなくとも日常生活を続けていくことは大半の人はできると思います。

だからこそそれ以上に余分に稼いでいく理由がなくなった時、
事業を推し進めていくそのものの意味がわからなくなって
事業をやめていく人は多いです。

そうなればかけた時間も労力もお金も無駄になります。
目的をより強く持つということは何も起業に限った話ではないのですが、
自ら事業を進めていく必要のある起業に関しては
特に自分の中での動機はその役割は大きいです。

起業して、お金を得たとして、
その先に何を得たいのかというところは起業していく前にしっかりと考えておくといいです。

 

2-2 数字や事実から事業を考えない人

 

自分自身の主観や感覚だけでビジネス戦略を考えてしまう人です。

こういった人が失敗してしまうのは、
主観からリサーチを行ったり、集客や販売戦略を考えれば、
大きく実際のマーケットのニーズからかけ離れていたり、
問題が起きた際の問題点を正確に洗い出すことができないからです。

主観で考えるということと数字や事実から考えるというアプローチは全く違います。

主観というのは、発言する人の価値観や感覚で見え方が変わることです。

Aさんは痩せている」
「対面営業での成約率が悪いから、売上が伸びていない」
「集客がうまくいかないのはSNSでのフォロー数が少ないからだ」
「20代女性のダイエットのニーズは、好きな男性に振り向いてもらいたいということだろう」

これは全て主観であり、あくまで個人の感想です。

 

これに対して数値・事実というのは、

Aさんは体重40kg、身長165cmである」
「対面営業での成約率は40%というポイントで、先月よりも20%低くなっている」
「集客がうまくいっていない理由として、SNSのフォロー数が2万ほど足りていない」
「ダイエット実践中の20代女性1000人を対象にしたアンケートの結果、好きな男性を振り向かせたいという項目が全体の62%であった」

というようなことです。

この「誰からみても変わらない事実」からビジネスを考えるということは大事です。

なぜかというと主観や価値観に頼った戦略は、
お客さんや世の中のニーズとズレたり、
集客や販売戦略の中で本当の問題点がズレたりして、
勘に頼った事業戦略になりやすいからです。

100%失敗するわけではなく、
勘が当たって時として大きく結果が出ることもありますが、
これでは博打に近いです。

事業を継続させていくという視点で考えるならば、
市場のニーズや戦略上の問題点は、
必ず事実や数字ベースから考えていかなければなりません。

私自身も実は数字が苦手で感覚に頼ってしまうことが多い部類の人間ではありますが、

数字や事実から目をそらし、
主観や感覚のみに頼った施策や戦略を作った時には失敗してしまいます。

しかも失敗しても原因が明確にならないので、闇雲に進めていかないといけません。

ただ数字や事実ベースで事業を進めている限り、
原因がより明確にわかるようになります。

だからこそ数字や事実ベースの事象を軽んじる人は失敗しやすいです。

2-3 不安定に耐えられない人

事業には必ず波が存在していて、
特にうまくいくときもあれば、
思うように進まないときも当然出てきます。

そんな不安定な状況が続くと強くストレスを感じてしまう人です。

そういった不安定な状況への耐性があまりない人は、
例え素晴らしいビジネス戦略を持っていたりしても、
メンタルが追いついてこずにやめていく人もたくさんいます。

軌道に乗せるまでは不安定なことは承知だという人も多いですが、
確信を持って作ったプランが頓挫してしまった時や、
ずっと一緒にやっていけると思っていたパートナーと人間関係でトラブルを起こしてしまった場合、

覚悟していたとしてもグ、
ッと胸を締め付けられるような感覚に陥ることもしばしばです。

そうなった時に
「やっぱり普通に固定給をもらえる生活の方が自分には向いてる」
などとすぐに安定を求め出して、
ビジネスのフィールドから降りてしまう人も多いです。

まずはあらゆるに状況を予測しておくことが大事です。

予想ができていることが起こったとしても、
それは対処や対策ができるので怖くはありません。

予想外の事態になった時に、
不安や恐怖を覚えて安定させようという気持ちが働くので、

出来るだけ最悪のパターンも想像しながら、仕掛けていくことが大事ですし、
その不安定をも起業の一部だと強く飲み込むことが必要です。

-4 最初から無駄を嫌う人

 

起業して成果をあげようと考えている場合、
多くの人が最短・最速で結果を出したいと思いますよね。

ただ最初から効率のことや生産性ばかりに目を向けて、
時間を割くことや物量的な努力を最初から減らそうとする人はあまりうまく続かない傾向にあります。

まず資本やブランドやノウハウが十分でない中起業する場合は、
ある程度、泥臭いことや無駄なことが多いことは覚悟しておきましょう。

集客や販売のフローもある程度の量をこなした上で、
より効率のいい集客や、販売フローが見えてきます。

一度立てた戦略がうまくはまったかどうか確認するためにもまずは効率や生産性は考えずに限界までやれるところまでやってみる姿勢は大事です。

本当にもう量をこなせなくなってきた時に、
初めて効率化を測ったり、より生産性向上させるための戦略を、
量をこなした中から見出したデータ・事実から分析して実行に移しましょう。

 

-5 商品・サービス開発費をケチる人

 

集客や販売戦略となると熱くなるが、
商品やサービスに関しての労力や費用をケチる人間です。

なぜかというと昨今、
どの業界においても「質」や独自の強みが求められるようになってきました。

情報が簡単に取れるような時代になり、
商品やサービスそのものを消費者側が
比較検討することもかなり容易になったためです。

その比較の際に特に大事になってくるのが顧客満足度です。
要はその商品やサービスを買ったお客さんがどれだけ満足しているかを示せるかがとても重要です。

アマゾンや食べログなどもいわゆる口コミなどを評価軸に載せていて、
そこを買うかどうかの基準においてる人は多いです。

だからこそ、短期的な販売と集客で一時売上が出たとしても、
消費者の心を掴むような工夫を怠れば、
すぐに同業他社へと流れてしまうという事が起こりえます。

起業して本当の意味で軌道に載せて安定させようと思ったら、
リピーターを増やすこととお客様から高い評価をいただいて、
それをマーケティングに応用していくことは非常に大切です。

だからこそ、最初のうちに利益がある程度残るようになったりした時は、
さらに商品をアップデートできないかという視点は常に忘れずに持っておきましょう。

 

2-6 「好き」ばかりを仕事にしようとする人

 

好きなことだけをやって自由に生きていけるようになるのが、
事業を起こすということだという勘違いを持ったままの人です。

「好きを仕事に」というキャッチコピーが流行って久しいです。
特に若くして起業する際には様々なビジョンや夢がそこには重なっていると思います。

しかしながら現実の起業というのは、
実際に自分の好きなことばかりではないですし、
蓋を開けてみると地味な仕事も最初は多かったりします。

「好きなことだけを好きな時間にできることが起業である」
という風に勘違いしている人は、

自分自身が苦手なことであったり、
面倒臭いことが出てきた際に、
「こんなはずではなかった」と言ってやめていく、
あるいはすぐに他の事業に切り替えていきます。

確かに自身の得意な分野や好きなことを事業にしていくこと自体は悪くありません。

そこにしっかり戦略があるのならやってみるべきです。

ただ最初のうちは外注できる範囲も多くの人は、
限られた中で実践していく人が多いと思います。

そうすると苦手だとか、
しんどいなと思うことにも向かい合って解決していくことは大事です。

私自身も好きなことで生きていけたら素敵だと思って、
事業家を志したところは大きかったですし、
周りにそういった考えを持っていた人も多かったです。

でもどんなジャンルで起業したとしても、
面倒臭いとかやりたくないと思う仕事はある程度出てきます。

やはりいろんな起業家の人たちを見ていて思うのは、
面倒くさいことをコツコツと続けられる人はどのジャンルにおいても強いですし、
長く事業を継続している方は多いです。

「好き」ばかりが仕事になるのではないという覚悟はある程度した上で起業していくことをおすすめします。

 

2-7 時給的な思考が抜けない人

 

「働いているわりに合わない」と時給的な考えが最初から強い人です。

事業で得られる対価はどれだけ働いたかという時間や労力に対する対価ではありません。

サラリーマンやアルバイトの場合は「時給」「月給」といった概念があります。
ほとんどの人はこの時給の体制に慣れてしまっている状態からの起業だと思います。

しかし、起業家というフィールドに移れば、
当然、収入の質も変化することを覚えておいてください。

事業所得は世の中の人に価値をどれだけ届けられたかで決まります。
そこにどれだけ時間や労力がかかったかは問題ではないのです。

どれだけ重労働したかではなく、
どれだけ人に対して自分自身のサービスや商品を届けることができたかが全てだということを覚えておくべきです。

「自身の時給を自分自身で上げていきたいからこその起業」
という考え方自体は悪くありません。

ただ起業当初は直接お金になかなかつながらないことも多々あるでしょう。
集客や販売も実践してみるとうまくいかないことは多いです。

ただその中で自身の集客や販売、
商品やサービスに対するデータ取りやリサーチを行っていき、
集客や販売の精度は上がっていきます。

最初から一発当てようとしないことが大事です。
起業当初はやることは多いですし、
成果はなかなか出ないなんてことはよく起こります。

ただ確固たるセールスフローや集客フローができて仕組み化していく中で、
どんどん時給換算にしても大きく伸ばせる余地はあります。

だからこそ、起業当初から変に時給換算するのではなく、
ある程度の売上が出るまでは戦略やアクションに磨きをかけ続けていくことが大事です。

3失敗のリスクを減らす起業の要素とは

実際にどんな要素に気をつけて、
起業によるリスクを抑えていく必要があるのかと言うポイントを解説していきます。

3-1 在庫を抱えないこと。

 

まずはなるべく在庫リスクを抱えない事業で起業をしていくことです。

やはり起業して真っ先に思い浮かぶリスクとしては、赤字ですよね。
在庫として残ってしまう商品を扱うことは危険です。

例えば転売や物販など、
在庫として残るリスクのある起業を最初から選んで、
売れると見込んで仕入れた商品が思ったように売れず、
ただただマイナスとして残ってしまうという事例は初心者起業家でよくあることです。

だからこそ最初の起業は出来るだけ、
在庫リスクがないビジネスモデルを採用することや、
自身のサービスを提供する形をとって、
金銭的なリスクは抑えた上で事業していくことが大事です。

3-2  初期費用が抑えられること

 

もう一つはいきなり規模感をとるような起業をしないという意味でも、
初期費用を最初のうちは抑えるということです。

最初の失敗する事例のところでも述べている通り、
気合を入れて最初の初期費用を多くかけてプランが頓挫してそのまま失敗してしまう例は本当にたくさんあるからです。

特に資金力に余裕がない中の起業であったり、
経験が乏しい中での起業となると気をつけておくべきです。

仮に失敗しても痛くない金額であれば挑戦するのは大いに結構ですが、
結局事業に失敗してしまった結果、

返済に苦しむような金額の借金が残ってしまうとなると
挽回までに時間を要したり、
次の挑戦に対する意志が大きく削がれてしまうことにつながります。

人材が揃っていたり、潤沢な資本金がある場合を除いて、
基本的にはいきなり規模は取らないことが鉄則です。

小さく初めて、売上を立てるだけのフローがある程度固まってきたら、
徐々に事業に対しての投資金額を増やしていきましょう。

特に今の時代は顧客ニーズも細分化されてきていたり、
ネットやスマホの普及でいろんな同業他社などの情報もすぐに入ります。

少しずつ実績を作っていき、少し余裕を持たせた資金計画を立ててみてください。

3-3 一人でも完結できること

 

企画から実行までを一人を軸として進められるような起業を最初はおすすめします。

なぜならシンプルにその方が事業の進むスピードが早いからという理由です。
よく仲の良い友人と起業、複数人で共同代表として起業していく例はあります。

ただやはり複数人でも事業を企画して立ち上げていく際は、
1人のリーダーは最低でも添えた方がいいです。

複数人で起業して事業を進める場合、
ちゃんと複数人で事業を起こすことのメリットを明確にしておく必要があります。

特にないのであれば、まずは完全に一人で完結できるような起業から初めて行くべきです。

複数人で起業する場合、まず人件費が人数に応じてそのまま増えます。
起業当初の少ない利益から多くの人件費が出れば、
より大きな勝負を仕掛けるタイミングが遅くなります。

また事業を進めていく上で、
集まって会議をして決めたりする必要が出てきて意思決定が遅れたり、
方向性の違いから揉めることも考えられます。

そうなると事業自体の進捗も遅くなったり、
人間関係という別のストレスを抱えることにもなります。

またしっかりとした役割分担ができていなければ責任の所在が曖昧になって、
これまた事業が進むスピードが遅くなります。

だからこそ一人で企画からアクションまで完結できることが理想です。

もちろん何らかの仕事を外注し、
取引先ができること自体は問題ではありません。

誰かにその道のプロにアドバイスをもらうことも最初はやった方がいいです。
ただ起こす事業の内側の人間はできるだけ最初は一人が理想です。

私自身も一人のみの起業、役員が自分だけの会社、
複数で立ち上げた事業、複数で行う会社の全てを経験してきましたが、
複数人から始めた起業の場合は、
いろんな意見がぶつかってなかなか進まないことが多かったです。

自分のみで意思決定ができて、
どんどんアクションが起こせた方が断然事業は早く進みます。

また規模感を大きくしていく過程で人と組むことは大事ですが、
最初は出来るだけ一人で意思決定ができる状態を作っておきましょう。

4 失敗しない起業を実現するための準備

 

4-1ネガティブな仮説を立てておくこと。

 

まず起業するのであれば、事業計画をある程度練ると思います。
その際に考えられうる仮説を出来るだけたくさん考えておくことです。

失敗の原因はざっくり言ってしまうと、
リスクに対しての仮説が甘いことが主な原因であることが多いからです。

失敗しない起業の大前提はあらゆる事態に対しての徹底した準備です。

仮に想定していた集客プランがうまくいかなかったとしたら?
思ったより市場からの反応が悪かった場合には?
キャッシュフロー(収益と支出の流れ)は本当に計画通り進みそうか?

などなど、事業計画を実行に写す前に、
自身で考えられうるリスクは全て考えておきましょう。

計画を立てる際はネガティブに
「これが起こった場合は」ということ出来るだけ考えておき、
代替アクションを用意しておくことです。

想定外があった時に焦ったり、
その都度の対処が必要になってきますが、
想定範囲内であれば、十分対策はできます。

うまくいくことばかりを考えた仮説ばかり考えるのではなく、
よりネガティブな仮説も立てておきましょう。

4-2 引き際を明確に決定しておくこと

 

事業の引き際を明確にしておくことも大事です。

なぜなら、引き際が明確であるだけで心の準備もできますし、
想定外の大失敗を防ぐことができるからです。

いわゆる損切りの考えを起業する際にも持っておくことは大事です。

挑戦して失敗すること自体は起業をしていく上ではたくさんあります。

100%というのは起業の世界にはないからです。

本当に恐れることは失敗すること自体ではなく、
失敗して再度の挑戦ができなくなくなることです。

もちろん起業する際は絶対に成功させるつもりで臨んでください。
失敗しても次があるからいいやという気持ちで起業しても意味がないからです。

起業はある種、市場に対して仕掛けていく勝負だと思うので、
引き際は決めておきましょう。

うまくいかないことに対してムキになって、
取り返しがつかなくなるぐらいの負債を抱えてしまったり、
ただただ時間や労力を食いつぶしてしまうことは次の挑戦への足かせになります。

だからこそ、仮説を立てた上で軌道に載せるまでの期限を設定したり、
出資できる限界を決めておくことは大事です。

スタート時点から、
「ここまでやって無理ならやめよう」というラインがはっきりしていれば、
仮に失敗したとしても、踏ん切りをうまく着けて次にすすむことができます。

絶対にうまくいかせようという覚悟と、
ここまでやって無理ならやめるという引き際を明確に決めておければ、
より具体的なプランと戦略も浮かんできます。

 

4-3 第三者の目を作っておくこと。

 

自分の事業を客観的な視点で見てくれるような相談役を1人作っておくことです。

起業していく際、立ち上げメンバーは、
自分一人がおすすめだということを書かせてもらっていますが、

完全に一人だけで事業を考えてしまうと、
凝り固まって頓挫するスピードも早くなります。

特に経験が浅い、または全くない中で一人での起業は、
だいたいが望んだ結果にならないことが多いです。

だからこそ外部から客観的に自分の事業に対して、
アドバイスをくれる人を1人設定しておくことは大事です。

ポイントはその事業においての利害関係がない外部で、1人だけというところです。

この一人はできたらすでに起業してある程度うまくいっている人が理想です。
いなければ率直な感想をくれて、
その事業にある程度の理解を示してくれている人であればいいです。

内部であったり、利害関係があれば、
その事業の方向性をともに決めないといけないですが、
外部であれば、必ずしももらった意見や感想をアクションに変える必要はありません。

あくまで参考になる意見をくれる人間を置いて、
自分と違った視点の意見をもらったりすることは、
アイデアを豊富にする上で大切ということです。

他人の意見や感想はその事業の幅を広くし、
自分だけの狭い価値観に捉われません。

ただ多くの人に意見を求めすぎると、今度は軸がぶれたり、
何が正しいのかを考え出して事業の進みが遅くなります。

だからこそ外部で1人というポイントで、
意見はもらえるような人を見つけておいてください。

5 オンラインの情報起業が最初の起業ではおすすめの理由

 

失敗するリスクを抑えつつ、高い収益を出していくビジネスモデルとして、
インターネットを使っての自身の情報コンテンツ(文章ファイルや動画、音声など無形のコンテンツのこと)やサービスを販売していくビジネスモデルが個人的におすすめです。

失敗するリスクを減らしながら、
本格的な起業に取り組んでみたいという人には、
なぜこのモデルがおすすめなのかというポイントをざっくりと解説させてもらいます。

 

6-1 黒字に持っていくことが比較的簡単。

 

まずインターネット上での起業という点で、
圧倒的にコストが低いというポイントです。

現在は無料で使えるインターネット上のサービスがかなり普及してきていて、
多くの人がインターネット上で買い物をすることに対して抵抗がなくなった時代になりました。

SNSなどのソーシャルメディアには多くの人が集まっているため、
集客に関しても幅はかなり広いですし、必ずしもお金をかける必要がないです。

多くの人にリーチをかけやすいという面でもインターネット上に、
自分の店舗を構えておけることはどんなビジネスであれ優位に働きます。

ブログやTwitter
インスタグラムやフェイスブックなどの
ソーシャルメディアはすぐに登録ができる上、お金もかかりません。

起業のプラットホームにおくことは金銭面的なリスクをかなり抑えてくれます。

仮にホームページを作成して、
サーバーとドメインを借りたとしても年間で1〜2万円程度もあれば十分です。

こういった面からインターネット上での起業は実際の店舗などの起業に比べて、
初期費用が圧倒的に抑えられます。

初期費用が抑えられることに加えて、
情報やサービスを商品とすると商品自体にかかるコストはかなり抑えられます。

故に利益率も高いです。

初期費用を抑えて、利益率を高く出せるということは黒字化が早いです。

加えて失敗したところで、多額の資金を必要とする実業と比べるとかなり金銭的リスクは小さいです。

 

 

 

6-2 様々な事業で応用が効きやすい。

 

情報発信を軸にした起業を行うことは、
様々な事業への応用が可能というポイントです。

インターネット上の集客・販売のフローが確立されていると様々なメリットがあります。

これだけ情報化社会となり、
多くの人はスマートフォンから大体の情報をとる時代になりました。

故にどんな市場で起業するにしても、
インターネットは切っても切れない存在になっています。

販売していく商品がモノであろうが、情報であろうが、サービスだろうが、
多くの人にリーチをかけやすいインターネット集客やプロモーションを形にできると、売上に直結してくるでしょう。

特に現代では特別、スキルがなかったとしても、
情報発信はSNSなどを通じてかなりやりやすくなりましたし、
テレビや街中の広告を見ている時間よりも
スマートフォンを見ている時間の方がより長くなります。

マーケティング全般におけるインターネットの強さは今後より強くなります。

起業していくジャンルに拘らず、
インターネット上に事業の基盤を持ってくるスタイルは
失敗しないためには大事になってきます。

6-3 情報コンテンツを作ること自体が簡単になっている。

 

情報コンテンツ自体はかなり作りやすくなっていて、
付加価値もつけやすいからという点です。

情報コンテンツを作るというと、
専門的な知識が必要であったり、
経験がないと作れないと思われがちですが、
必ずしもそんなことはありません。

なぜなら現代は情報化社会で、
ノウハウや知識自体はそこら中に溢れているので、
知識やノウハウといった情報そのものを得ること自体には困らない時代です。

大切なのは情報そのものというよりは、
誰から発信されているかというポイントで、
それによって付加価値をつける時代になっています。

身近な情報発信でわかりやすい例でいうと、youtuberですよね。

メンタリストDAIGOさんやYoutube大学の田中敦彦さんは、
情報コンテンツを発信することで収益を上げている起業家の一人と言えるでしょう。

ただその情報自体の中身はというと、
極端にいうと調べたらわかることが多いです。

別にこれは悪いことではなくて、
メンタリストDAIGOさんでいうと、
様々な本から得た心理学の情報に自分の見解などをプラスして発信していたり、

田中敦彦さんの例でいうと、
いろんな本から得た情報に自分のエンタメ性を加えて、発信をしているわけです。

同じ情報や解説を全くの別人が発信したところで、
メンタリストDAIGOさんのファンや田中敦彦さんのファンには届かないのです。

それはまさにその人自身がブランドとなり、
付加価値となっているからでしょう。

そしてこの付加価値とは、
必ずしも著名人やその道の権威でないと付随させることが難しいかと言われるとそうではありません。

例えば、私自身は受験生向けの情報発信から、
自身のコンテンツやサービスを販売していましたが、
別に私自身は東大や京大に合格したという実績もなければ、
特別な勉強法を考えついていたわけでもありません。

つまり、大学受験のエキスパートでは全くなかったのです。

しかし、情報収集はいろんな本やネットの情報、
受験生や大学生に対してのヒアリングを通して行っていました。

ノウハウややり方はある程度集めて発信した上で、
個別のサポートやチャットで気軽に相談できるようにしたり、
受験以外の相談もたくさん乗っていました。

結果的に大手の予備校や塾よりも、

個別に合わせたサポートプランのおかげで、
私自身の商品を買ってくれるお客さんはいたのです。

価値を感じるポイントは人によって違います。

自分自身や扱っている商品やサービスは、
実際に他とどう違うのかというポイントを
しっかりオンラインで発信することができていれば、
ファンを増やせる可能性は高まるでしょう。

最初は大量のファンやお客さんを狙うのではなく、
まずは少人数からファンを増やし、
どこが自分の強みなのかを再認識したり、
リサーチを行って、徐々に規模をとるようにしていけば、
失敗のリスクもかなり抑えられます。

以上の理由から、失敗しない起業をするためにも、
インターネット上に事業の基盤を持っていき、
自分の考えた商品やサービスをうまく届けるための工夫をしてみるといいですね。

そこからより市場に対して価値が届けられるという確信を得たり、
実績を作って、必要であれば資金をかけて規模を拡大させていきましょう。

7まとめ

実際に起業して失敗する事例と、
失敗を引き起こしやすい人の特徴などを説明させていただきました。

ただ覚えておいて欲しいのは事業の数だけ、
ぶつかる問題やその質・レベルは変わってきます。

その度に事業者である自分自身が対処してかなければなりません。

起業をしていく中で甘いことばかりではないことはすぐにわかると思います。

事業は問題解決の連続です。
壁を越えてもまた次の課題が次々と出てきます。

ただ悲観する必要はないですし、
問題を解決していった先には普通のサラリーマンやアルバイト以上の収入が得られたり、

自分自身で作り出した商品やサービスが世の中に届くことは、
やはり大きなやりがいを感じられます。

「失敗」というとネガティブかもしれませんが、
私自身も起業してから今までの中で、
失敗の中で学んできたことの方が大きいですし、
今の事業に生きている部分も大きいです。

失敗や成功が経験となり、
どんどんビジネスセンスは磨かれていきます。

だからこそ若いうちは必要以上に失敗に敏感になる必要はないです。
結局、起業や経営は知識でなんとかなるものではなく、
より自分自身のビジネスに対する感度を高めていくことが大事です。

知識ばかりで頭でっかちになるのではなく、
リスクの少ない起業からどんどん挑戦してみて、
経験を積むことを意識してみてください。

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