「脱サラして起業したい!!」「年収1,000万円を超えて成功したい!」
あなたも昔の私と同じようにこのような事を思っていませんか?
それと同時に不安な気持ちもあると思いますが、結論からお伝えすると脱サラして起業する事はきちんと準備さえしておけばリスクは高くありません。
脱サラ起業を成功させるための方法論は確実に存在します。
実際に私も脱サラして起業しましたが、起業前から地道に準備をしていたおかげで起業後もお金の心配などをする事なく楽しい人生を過ごしています。
一時的には銀行口座の残高が20万円を切って、あと一月後には水道光熱費が払えなく直前まで追い込まれましたが、なんとか軌道に乗せる事ができました。
(この時はお金がないのに広告を出して集客をして、電話で1人ずつクロージングするという荒技で乗り切りました笑)
このように脱サラにはいい面だけではなく、しんどい部分や覚悟しておくべき点もありますが、それらを踏まえても脱サラして起業して良かったと断言できます。
かなり辛い時期もありましたが、今となっては月の売上が180万円程度で広告費などを抜いて150万円程度が利益(収入)として残っています。
この記事ではそんな私が実際に起業前にしておいて良かったことや、しておけば良かったこと。
そして脱サラして起業するためにはどんな仕事があるのか?などをお伝えします。
実際に起業して軌道に乗るまでは何度も読み返してもらいたいので、ぜひブックマークをしておいてください。
目次
1.脱サラして起業する4つの魅力
まずは、実際に私が脱サラして起業して感じている4つの魅力をお伝えします。
1-1.ワークスタイルを自由に決められる
働く場所も時間も自分で自由に決められるのは実際に私が起業して感じた一番大きな魅力でした。
実際に会社で働いていると、
·満員電車に乗る
·9時から18時まで会社にいないといけない
·絶対に会社で働かないといけない
などの制約があります。
ですが、今は朝はカフェに行って仕事をして、昼からは公園で太陽を浴びながら読書をして、夕方から夜ご飯の準備をして、といった形で自由に仕事をする事ができています。
なので働き方を自由に決められる事は大きなメリットです。
1-2.本当にやりたいことに取り組める
会社では自分の苦手な仕事をしないといけない場面や、本当に良いと思っていない商品でも売らないといけない時があります。
しかし、起業する事で自分が心の底からやりたい事に取り組めます。
なぜなら、今までは仕事の決定権が会社の上司や社長だったのに対して、脱サラする事によって決定権が自分になるからです。
·どの商品を売るか
·誰をお客様にして、誰をお客様にしないか
·自分はどの仕事に集中するか
·苦手な仕事は外注するか
など、全ての仕事が自分で決める事ができるので、本当に自分がやりたい事にのみ取り組む事ができるようになります。
そうすると、嫌なクライアントは自分からお断りできたりできるので、仕事の人間関係に関わるストレスはほぼ0になりました。
1-3.人間関係のしがらみがなくなる
脱サラする事で会社の人間関係のしがらみから解放されます。
なぜなら、嫌いな上司、相性の悪い同僚、無意味な愚痴ばかりの飲み会、評価を取るためだけのお世辞などの無駄が全部なくなるからです。
そして人間関係も全て自分で選ぶ事ができるので、自分と合わない人や偉そうな人とは関わらなければ良いのです。
私自身も脱サラしてからは仕事をする相手を選べるようになって、おかげさまで良いお客様に巡り合う事ができたので人間関係でのしがらみは全くありません。
1-4.収入の制限がなくなる
脱サラする事で会社の利益は全て自分の給与に反映されるので収入の制限が無くなります。
今まではサラリーマンという立場上、固定給なので昇給を待つ必要がありました。
(それで昇給しても数千円しか変わりませんが…)
20代前半で、会社員だと給料の高い会社に入っても月に30万円くらいです。
しかし、起業をしたら利益は全て自分の収入になるので、月収100万円くらいなら簡単に超える事ができます。
完全成果報酬なので、成果を出さなければ収入はゼロですが、成果を出せば出すほど収入に直結するのは凄くやる気に繋がります。
僕の場合は単価60万円の商品なども扱ったりしているので、一本売れたらかなり大きな収入になります。
このように収入の制限がなくなるのはかなり大きなメリットです。
2.脱サラして起業する上で覚悟しておくべきこと
ここまでは魅力についてお伝えしてきましたが、もちろん脱サラして起業する事は良い面だけではありません。
なのでここでは脱サラして起業する上で覚悟しておくべき事についてお伝えしていきます。
2-1.安定した収入を得られるとは限らない
脱サラした後は、いつ収入が無くなるか分かりません。
サラリーマンの場合はどんな仕事をしていても、一定額の給与を頂くことができますが、起業家は利益を出さないと収入が入ってきません。
そのため、軌道に乗るまでは無収入が続くなんて事は普通に起こります。
実際に私の知り合いの脱サラした起業家の方は、脱サラしたのは良いものの、月に数万円の収益しか入ってこずに貯金を食いつぶしている状態になっています。
起業家は無制限に収入が増える可能性がある一方で、一瞬にして収入がゼロになるリスクもあります。
私も独立数ヶ月でアトピーが悪化してほぼパソコンを触れない状態になって、新規営業などができなくなった事により収入が激減した時期がありました。
なので最低限の固定収入を作っておくことをお勧めします。
2-2.すべて自分で責任を取らなくてはならない
当たり前ですが、起業家は経営に関わる責任を全て自分で取る必要があります。
なぜなら、会社員の時は自分がミスをしても上司や会社が代わりに責任を取ってくれますが、起業家は自分がミスをすれば全て自分に返ってきます。
例えば、仕事の納期に遅れたり、不具合があったら今までは会社のカスタマーセンターに連絡が来ていたのが、クレーム対応も全て自分で初めのうちはする必要があります。
起業家のシビアな点は会社員なら怒られるだけで済むのですが、起業家は怒られずに仕事だけが無くなるので、ダイレクトに収入に直結します。
2-3.社会的な信用が薄くなってしまう
脱サラしてしまうと、初めのうちはフリーターと変わらないので、クレジットカードや家のローンなどが組めなくなります。
なぜなら、起業家は収入が不安定ですし、会社組織のような社会的な後ろ盾も無いので、銀行からしたら本当に払えるのかが判断しかねるからです。
もちろん、起業家でも成功すればクレジットカードも作る事ができるようなりますが、それまでは例え作る事ができても最低限の限度額でしか作る事ができません。
なのでクレジットカードの作成や家のローンの契約などは独立前に済ましておきましょう。
私の場合は独立前に作れるだけクレジットカードなどを作ってから辞めたので、いざという時はそれで耐える事ができます。
3.脱サラをする前に具体的に準備しておくべきこと
3-1. お金関連の準備
3-1-1. 生活にかかる固定費を下げる
独立する前に必ず固定費は下げれる部分は全て下げましょう。
なぜなら、起業してから一番最悪の状態は”生活ができなくなる事”なので、収入が少なくなっても生活していける程度の固定費にしておく事で、最低限の生活はできるからです。
実際に私も独立するにあたって、削れる固定費は全て削りました。食費なども今までは外食ばかりしていたのを自炊にしたり、不要な継続課金サービスは解約しました。
削る事ができる固定費一覧
·家賃
·水道光熱費
·継続課金サービス
·通信費
今となってはある程度の収入もあるのですが、それでも家賃はかなり安いままで、車を買う予定もありません。
「いつ死ぬか分からない」というのはどれだけ収入が入ってきても考えている事で、「いかに死なないか」という点で意思決定をしているので、固定費はできるだけ低くするように気を付けています。
今までは何もしなくてもある程度の収入が入ってきていたので固定費も気にする必要はありませんでしたが、独立するタイミングでは生活水準を落としてでも固定費を下げましょう。
3-1-2. 最低でも半年は暮らせるくらいの貯金をする
余裕を持って起業するためには貯金は必要不可欠です。
起業する時はワクワクして、成功イメージばかりしてしまうのですが、実際は順調に上手くいく事はほとんどありません。
そんな時に貯金が無いと一番初めのアイデアがコケたらその時点で生活ができなくなって会社員に逆戻りしないといけなくなります。
だからこそ私も独立する時は最低でも半年は暮らせる程度の貯金をしてから起業しました。
<実際にどれくらい貯金をしないといけないのか?>
·実家暮らしで月3万円程度しか固定費がかからないなら、少し余裕を持って20万円~30万円
·1ヶ月の固定費が15万円なら、少し余裕を持って100万円
これくらい貯金をしていれば、余裕を持って本当に大事な仕事に集中できるので結果的にビジネスも順調に伸びています。
3-1-3.クレジットカードを複数枚作っておく
独立する前にクレジットカードは必ず複数枚作っておきましょう。
なぜなら、起業をすれば経費をクレジットカードで一括で管理したりするのである程度の限度額が必要なのですが、独立すれば信用が失われるので大学生と変わらない程度の限度額しかもらえないからです。
私はあまり経費を使わない方だと思いますが、それでも出張費なども含めて最低でも30万円は限度額がないと厳しい状況です。
実際にどんなクレジットカードがお勧めなのかと言いますと、個人的には三井住友VISAカードのゴールドカードを作ることをお勧めします。
色々とクレジットカードはあるのですが、起業するという事は経営者になるという事です。
だからこそ、誰と、どんなシーンでも最低限恥ずかしくないカードを一枚は持っておいた方が絶対にいいです。
起業してから困らないように今のうちにクレジットカードは作っておきましょう。
3-1-4.銀行や公庫の融資を受ける準備をする
脱サラをする前に事業計画書の作成など、融資を受けるための準備をしておきましょう。
もし可能なら融資の申請までしておく事ができればベストです。
なぜなら、融資は審査に通過してから入金されるまで1ヶ月以上かかる事がほとんどなので、起業初期の一番お金がかかる時期に間に合わない可能性が高いからです。
それならば、起業する半年前から事業計画書の準備をして、少し余裕を持って起業2ヶ月前に融資の申請をする事でちょうど起業のタイミングに融資が間に合います。
起業してから用意するのでは間に合わないので早いうちに準備をしておきましょう。
3-2.手続き関連書類の準備
3-2-1.個人事業主の開業届
開業届は税務署に「事業を始めました」と届けるためのものです。節税をするためには確定申告の際に”青色申告”と呼ばれる方法を取る必要がありますが、そのために開業届を出しておく必要があります。
なぜなら、青色申告のために必要な青色申告承認申請書は、開業届を提出しないと申請できないからです。
国税庁のサイトには「事業の開始等の事実があった日から1月以内に提出してください」とあるので、独立したら早めに提出する必要があります。
本来なら税務署に資料を取りに行って、色々な項目を書く必要がありますが、こちらのサイトで紹介されている開業freeeなら簡単に作成する事ができます。
https://www.freee.co.jp/kb/kb-kaigyou/sole-proprietor-file/
実際に私もこちらの開業freeeを使って開業届を提出しました。こちらの開業freeeなら、青色申告承認申請書も同時に提出する事ができるので、一緒に提出しておきましょう。
3-2-2.健康保険の切り替え
脱サラする際は健康保険の切り替えの準備をしておきましょう。
なぜなら、社会保険が切れたら健康保険が切り替わるまで、保険が適応されないので、病気になったりしたら全額負担することになるからです。
実際に国民健康保険に加入する場合、手続きは近くの市区町村役場でおこないます。
手続きの際は、「社会保険の資格喪失証明書」「雇用保険の離職票」など退職日がわかるような書類を持参する必要があります。
なので退職したらすぐに書類を提出できるように準備しておきましょう。
3-2-2.年金の切り替え
健康保険の切り替えの準備と一緒に、年金の切り替えの準備もしておきましょう。
今までは厚生年金を会社が払ってくれていましたが、退職してしまうと自分で年金を払っておかないと老後にもらえる年金が減るからです。
実際に、国民年金への加入は、住んでいる市区町村役場でおこなうことができます。
手続きの際には「年金手帳」と、離職·退職証明書、社会保険の資格喪失書など「退職した日付がわかるもの」を持っていく必要があります。
健康保険の切り替えも、年金の切り替えも面倒かと思いますが、きちんと準備しておきましょう。
4.脱サラして仕事を選ぶ時の4つのポイント
4-1.初期投資が不要or少額で始められる仕事を選ぶ
脱サラして起業をする場合は、まずは初期投資がいらない仕事を選びましょう。
なぜなら、一番初めはリスクをできるだけ抑えて起業した方がいいからです。
初めから数百万円の借金をして起業する方もいますが、そうなったら失敗した時のリスクが大きいです。
それならば初期投資がいらない仕事を選んでいれば、失敗した時のリスクはほぼありません。
だからこそ、初期投資が不要かできるだけかからない仕事を選びましょう。
4-2.副業から始められる仕事を選ぶ
副業から始められることも大きなポイントです。
いきなり独立してビジネスを始めるのはリスクが高いので絶対にやめましょう。
私たちが独立する時は基本的にビジネス初心者です。
なので初めて自転車に乗れるようになった時と同じように、成功するまでに何度も失敗します。
色々な方とお話をしているとなぜかビジネスは一度も失敗せずに成功すると思っている方が多いのですが、普通の人は大なり小なり必ず失敗します。
·商品の値段設定
·関わるお客様のターゲットのズレ
·そもそも集客ができない
私もザッと上げただけで上記の失敗を繰り返しました。
副業で始める事によって失敗しても本業の収入があるので生活が脅かされる事はありません。
4-3.スキルアップができる仕事を選ぶ
初めはスキルアップができる仕事を選びましょう。なぜなら、起業した後、どんな仕事をしていくにしても個人のスキルアップは必要不可欠だからです。
例えば、起業を通じてスキルアップをして、
·営業力がある
·Webサイトを作る事ができる
·インターネットで商品を売る事ができる
·プログラミングができる
など、何かしらのスキルを持っている人は仕事の幅も広がりますし、より取引先などから求められる確率が高いからです。
以上の理由により、スキルアップができる仕事を選びましょう。
4-4.特別な資格などがいらない仕事を選ぶ
仕事を選ぶ時は特別な資格などが必要ない仕事を選びましょう。
税理士や弁護士など、資格が必要な仕事だと資格を取得するだけで1000時間以上かかります。
もし働きながらだと2年か3年は資格取得までに時間がかかります。
そして、そこから大手の事務所などで修行して、起業の準備をするとなると時間がかかりすぎます。
今の時代は特別な資格がなくてもできる仕事はたくさんあるので、特別な資格が必要ない仕事を選びましょう。
それでは、ここからは上記のポイントを踏まえつつ、脱サラして起業するためにお勧めの仕事を11個紹介します。
5.脱サラして起業のおすすめの仕事10選
まずは、資格なども必要ないパソコン一台で始められるアイデアをご紹介します。
5-1. パソコン一台で始められるアイデア
5-1-1.コンテンツ販売
コンテンツ販売は当ブログを運営するMIRAIDのコンサルティングでもメインで教えている一番お勧めの起業方法です。
コンテンツ販売とは、あなたの好きな事や得意な事を動画教材などにまとめて販売する事です。
私たちのコンサルティングを受けている方でも、受験勉強のオンラインスクールを作ったり、ダイエットを教えて収益を出している方が多いです。
実際に私も一番初めはコンテンツ販売で起業しました。
コンテンツ販売は、好きなことや得意なことを仕事にしたいという方にお勧めです。
5-1-2. アフィリエイト
アフィリエイトはコンテンツ販売に似ているのですが、自分には売れる商品が無いという方にお勧めです。
アフィリエイトとは、他社の商品を紹介して広告料を頂くビジネスモデルです。
昔はあまり稼げないと言われていたのですが、最近は月に100万円以上稼ぐ人も珍しくありません。
実際に「アフィリエイトプログラムに関する意識調査 2016年」アフィリエイトマーケティング協会の調査によると月に100万円以上稼ぐ人は全体の10.4%になりました。
昔の調査では95%の人が5000円も稼げないと言われていたので、かなり今は稼げるようになっています。
副業から始めるのにも向いているので、脱サラの準備として副業から始めたいけど自分の商品が無いという方はアフィリエイトがお勧めです。
5-1-3.コンサルタント
コンサルタントは自分の好きなことや趣味を直接教えていきたい人に向いています。
コンサルタントとは、お客様が抱える何かしらの問題を解決するお手伝いをするお仕事です。
コンサルティング業は大変なことも多いですが、直接お客様と関わって、一緒に成長して、一緒に成果を喜び合う事ができます。
それに高単価で仕事を受注しやすいので、起業してから一番初めにコンサルタントから始めるのはお勧めです。
なので人と関わって、自分の好きな事や得意な事で貢献していきたい方にお勧めです。
5-2.専門スキルや資格が必要なアイデア
ここからは専門スキルや資格が必要とされるアイデアをご紹介します。
5-2-1.Webライター
Webライターは文章を書くのが好きな人にお勧めです。
タイピングなどのスキルは必要ですが、特別な資格などは必要ないので基本的にやる気さえあれば誰にでもできます。
Webライターとは、Webサイト上の文章を書く人の事です。
雑誌や新聞などの紙媒体ではなくWebサイト上の文章を書くので、Webライターには検索エンジン経由の集客を意識したライティングが求められる事が多いです。
これからインターネットの時代でWeb上の文章で人の心を動かすライティングは必要不可欠なので、とりあえず何か初めてみたいという方にはお勧めです。
5-2-2.プログラマー
プログラマーはパソコンを使ってサイトやアプリなどを作りたい方にお勧めです。
プログラマーとは、コンピューターを動かす「プログラム言語」を用いて、さまざまなシステムやソフトウェアを作る仕事です。
個人的にプログラマーはかなりの専門知識と根性が求められる世界だと思っています。
·プログラミングに関する専門知識と論理性
·新しい技術を学び続ける向上心
·円滑に作業を進めるコミュニケーション能力
·不備を見つける注意力
·最後までやりきる根気
こういった素質がある方はプログラマーに向いています。
5-2-3.Webデザイナー
Webデザイナーは美術や絵を描く事が好きだった人にお勧めです。
Webデザイナーとは、クライアントから依頼された内容に従って、Webサイトのデザインを担当する仕事の事です。
デザインと言っても、以下のように仕事内容は幅広いです。
·クライアントの要望をヒアリング
·要望を実現するデザイン設計
·Webサイトのコーディングを行う など
業務内容はスキルが求められますが、きちんと勉強して実践を踏めばできるようになるので、副業で初めてみて、仕事が安定して入ってくるようになれば独立するのがお勧めです。
5-2-4.税理士や司法書士などの士業
士業は既に資格を持っている人にはお勧めです。
一から資格を取って独立する場合にはお勧めしません。
なぜなら、士業で開業するためにはそもそも資格を持っていないと開業できず、さらに実務経験が要求されるからです。
資格を取るのに数年、さらに実務経験を積むのに数年かかって、やっと脱サラできると考えたらかなり時間と労力がかかります。
もちろんトップレベルの人は年収数千万円はありますが、これから脱サラして起業するのにはお勧めしません。
5-3.資金が必要なアイデア
それでは、これから資金が必要なアイデアをご紹介します。
5-3-1.物販ビジネス
物販ビジネスは資金に余裕があって、特別なスキルなどが要求されないビジネスを求めている方にお勧めです。
物販ビジネスは、基本的に物品を仕入れ金額よりも高く販売して利益を生み出すビジネスモデルです。
なので、コンテンツ販売などの無形の商品に比べて、有形の商品の方が売りやすいので、ビジネス初心者でも販売しやすい事がメリットです。
それに最近はメルカリやネットショップなど、物販をするためのプラットフォームが充実しているので、まずはネットショップなどから初めて上手くいけば独立してお店を持つのがお勧めです。
5-3-2.飲食店
飲食店で開業するのは既に店舗経営のノウハウを既に持っている人にお勧めです。
ただ、料理が少し上手いからなどの理由で開業するのはお勧めしません。
少しシビアな話になりますが、今の日本には飲食店が70万件以上ありますが、その半分以上が2年以内に閉店に追い込まれています。
その結果、借金だけが残ります。
なので飲食店で成功しようと思ったら、料理以外の面での能力が求められます。
·マネジメント能力
·資金管理能力
·マーケティング力
·商品開発力 など
だからこそ、既に店長などの経験があって、独立する人にはお勧めですが、それ以外の人がいきなり飲食店で開業するのはお勧めしません。
5-3-3.フランチャイズ
フランチャイズは知識もアイデアも経営知識も無いけど起業したいという方にお勧めです。
フランチャイズとは、本部と呼ばれる「フランチャイザー」と加盟店(フランチャイジー)が契約を結び、加盟金(ロイヤリティ)を支払うことで商標の使用権や商品&サービスの販売権を得られるシステムの事です。
経営ノウハウを得られるのも大きなメリットです。
既に上手くいってるブランドや経営システムに乗って、最短ルートで起業したい人で資金もある方はフランチャイズがお勧めです。
6.脱サラで成功する人·失敗する人の違いは”準備力”
ここまで様々な起業のアイデアを紹介してきましたが、どのアイデアで起業しても準備力がある人は成功しますし、無い人は失敗します。
実際に自分自身が脱サラして起業した経験からお伝えすると、
·会社が嫌だから
·上司がうざいから
·ただ単に仕事をサボりたい
と言った後ろ向きな理由で起業する事はお勧めしません。
こう言ったマイナスの理由で起業すると大した準備もできていないまま独立してしまって、脱サラした後に辛い思いをします。
だからこそ、サラリーマンとして安定収入が入っているうちに上記で紹介したような準備をしてから起業することを強くお勧めします。
7.Q.ぶっちゃけ脱サラして良かったですか?
脱サラをしてから、昔の友達から色々な質問を受ける事があります。
その中でもどんな準備をすれば良いか?どんなアイデアで起業すれば良いのか?などについてはここまででお伝えしてきました。
なのでぶっちゃけ脱サラしてよかったか?という質問にお答えします。
その理由は全てが自己責任で、頑張れば頑張るだけ収入が上がるので、やりがいがあるからです。
前の会社には心の底から感謝していますが、独立してから感じるのは自分の頑張りがここまでダイレクトに収入に直結する事はかなり魅力的だなと感じています。
売上、利益という形で自分のビジネスマンとしての価値が分かるので、これほどやりがいのある環境は他にはありません。
8.脱サラ→起業の成功確率を上げるためのおすすめアクション
では、最後にあなたの成功確率を上げるためのお勧めのアクションをご紹介します。
8-1.起業セミナーに行く
まずは起業セミナーに行く事をお勧めします。
起業セミナーに行く事で以下の3つのメリットがあります。
メリット①起業のノウハウが学べる
メリット②少し先の先輩から話を聞く事ができる
メリット③将来の仲間が見つかる
実際に私自身がこの3つのメリットを感じています。
独立前にかなり多くの起業セミナーに行きましたが、そこで出会った仲間と切磋琢磨しあいながら頑張ってきたからこそ軌道に乗りました。
何から始めたら良いか分からないという場合は起業セミナーに行く事から始めるのをお勧めします。
8-2.短期集中でコンサルティングを受ける
私は実際に起業している人にアドバイスをもらう事で最短で成功する事ができました。
なぜなら、既に起業している人からアドバイスをもらう事で遠回りをする必要がないからです。
私自身はアドバイスをもらうまで1人でやっていましたが、無駄な作業が多かったせいで成果が全然出ませんでした。
当時の私は地図も無いのに目的地にたどり着こうとしていました。
しかし、このサイトを運営しているMIRAIDのコンサルティングを受けて、地図のある状態で起業の道を進んだことによってたったの3ヶ月で初売上を出す事ができました。
通常は起業準備に半年かかって、そこから起業して、営業して、やっと売上が立つのですが、そこまでを3ヶ月でできたのはコンサルティングのおかげです。