「フリーランスって、言葉は聞くけど起業とどう違うの?」
「独立したいけど、フリーランスと起業家、どっちになればいいのかな?」
やりたいことはあるけれど、フリーランスと起業家が分からずに独立への
一歩を躊躇ってしまっていませんか?
実はフリーランスと起業家の境目は非常に曖昧です。
私もWebエンジニアとして活動し始めた頃は不安でいっぱいでした。
自分がフリーランスと名乗っていいのかな?
どうやったらフリーランスっていうんだろう?
そもそも自分が目指している働き方ってどういうものなの?
そんなことでうじうじ悩んでなかなか自信を持って行動できませんでした。
定義がはっきりしないとせっかくこれまでと違う働き方をしていきたい!と思っても、先が見えずに不安ばかりが膨らんでしまいますよね。私はそれで半年くらい活動し始めるのが遅くなってしまいました。
だからこそ本記事では、両者の定義を明確にした上で、フリーランスと起業を5つのポイントで徹底的に比較していきます。両者のメリットデメリットについてもここでご紹介します。
記事後半では、より独立後の生活を明確にイメージできるように、ヒアリング調査で判明した「学生で独立したフリーランスや起業家の実態」もご紹介していきます。
この記事を読めば、あなたが目指したいものの方針を定めて、スムーズに独立への一歩を踏み出すことができます。独立への悩みを払拭する一助となれば幸いです。
目次
1.意外と知らない!フリーランスと起業の定義とは?
まずは、フリーランスと起業とはどのようなものなのでしょうか?
フリーランスと起業家は一言で言うと以下のように定義されます。
フリーランス―自らのスキルや知識を利用して業務を請け負う勤務形態で働く、独立した個人事業主のこと
起業―個人会社、あるいは法人会社を創設し、特定の価値を届ける事業を新しく始めること。
正確にいうと、本業をしながら副業的にフリーランスを続けている人もいるのですが、大まかに考えると以上のような関係になります。
もう少し詳しく見ていきましょう。
1-1.フリーランスの定義
先ほどの定義をもう少し噛み砕くと、フリーランスは以下のように定義されます。
- 個人で企業や団体と契約を結び業務を請け負う勤務形態
- 特定の組織や会社、団体などに所属しない、社会的に独立した個人事業主
- 自らのスキルや知識を利用して報酬を得る。
自分でビジネスモデルを作り上げると言うよりは、法人や別の個人事業主の業務の一部を担う「業務委託契約」と言う形をとることがほとんどです。
例えばフリーのWebエンジニアが中小企業からWebサイト制作やLPの制作を請け負う場合がこれに該当します。サービスを経由しないで直接クライアントと交渉する場合は、「業務委託契約書」などの書類を介して行われることがほとんどです。
近年では働き方も多様化しており、企業との業務委託契約ではなく、個人のスキルのみで生計を立てるブロガーのような働き方も存在しています。
ですが、基本的には業務委託という形態で活動するのがフリーランスです。
1-2.起業の定義
先ほどの定義をもう少し噛み砕くと、起業は以下のように表されます。
- 個人事業主として、あるいは法人として会社を設立し、目的を持った事業を新たに始めること。
- 自らが主体となり、ビジネスの仕組みを作りあげ、事業を回していく
- 事業を通して新たな価値を提供し、その対価として収入を得る。
起業した人を「起業家」と言います。原則として開業届を国に提出することが義務付けられます。
完全に組織や会社、などから独立して起業する人もいれば、「副業」と言う形で小さく始める人もいます。
例えば、本業は主婦でありながらも、家事の合間にハンドメイドでアクセサリーを作り、ネットショップを通じて販売している方も「起業家」として扱われます。
フリーランスと同じようにインターネットの普及に伴い、小規模でも個人事業主として事業を行う人が増えてきています。そういった勤務収入以外の収入を得ている人も含め、起業した人を起業家といいます。
2.フリーランスと起業家の特徴を徹底比較!
それでは、フリーランスと起業家では具体的にどのような違いがあるのでしょうか?
本記事では5つの基準でフリーランスと起業家を比較しました。
その後、両者のメリット/デメリットやどのような人に向いているかをお伝えしていきます。
順番に見ていきましょう。
2-1.5つの基準で基本的な特徴を徹底比較
フリーランスと起業家の違いを5つの基準で評価してみました。
その結果は以下に示したとおりです。
フリーランス |
起業家 |
|
業務形態 |
業務委託・準委任契約 |
事業運営 |
人数 |
約370万人 |
約477万人 |
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男性:47.1% 女性:52.9% |
男性:80.7% 女性:19.3% |
平均収入 *2 |
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1位:ビジネス系*3 |
1位:サービス業 |
*1内閣府「日本のフリーランス についてーその規模や特徴、競業避止義務の状況や影響の分析ー」(2019)
独立行政法人・労働政策研究・研修機構「雇用類似の働き方のものに関する調査・試算結果等」(2019)
総務省 就業構造調査(2019)
*2 中小企業白書(2014年版)
フリーランス 白書(2019)
*3テレアポ・営業資料作成・人材採用・人材運用など、ビジネス関連の業務を行う
フリーランスや起業家の定義は曖昧なので、働き方の分類方法によっては多少変動するかもしれませんが、本記事の定義に基づいた結果はこのようになりました。
この結果から読み取れるポイントは以下の3つです。
フリーランスがほぼ男女同数なのに対して女性の起業家は少数
フリーランスでも起業家でも年収300~400万円にとどまる人が約半数
ITを利用した働き方が増加してきている
順番に解説していきます。
ポイント①フリーランスがほぼ男女同数なのに対し女性の起業家は少数
近年では、株式会社ディー・エヌ・エーの南場智子さんのように女性で起業する人も増えてきましたが、今だ男性が多数派です。だからこそ女性ならではの視点を生かした事業はまだまだ参入の余地があると言えるでしょう。
ネットショップなどを使って小売事業で起業を始める人も多いです。
ポイント②フリーランスでも起業家でも年収300~400万円の人が約半数
フリーランスでも起業家でも、年収分布の最も多くを占める層はほとんど同じでした。しかし実際フリーランスには副業という形で月数千円程度を稼ぐお小遣い的な働き方をしている人や、年によって収入が変動する人も少なくないため、平均収入はもう少し低くなるでしょう。
逆に、起業は一度事業を軌道に乗せてしまえば、その後の展開次第でさらに収入をあげることも可能です。
フリーランスに比べてコストは比較的高めですが、その分リターンも期待できます。
ポイント③ITを利用した働き方が増加してきている
職種に関して、前職の経験を生かしてビジネス系フリーランスとして働く人が多い一方で、エンジニアやライターなど、個人でもスキル次第で活動できる職種に就く人が増えてきています。
起業においても、必ずしも店舗を持つ必要はなく、Webサービスを利用した事業であったり、ネットコンサル事業を立ち上げたりとITを利用することで様々な事業が次々と生まれています。
筆者自身も現在はWebエンジニアとして活動していますが、学生でもコストの小さい職種を選択することでフリーランスや起業家として本格的に活動することは十分に可能です。自分の得意なことをうまく仕事にできないか一度考えてみてください。
ここまで、フリーランスと起業家の基本的なデータを比較してみてきました。しかし、当然どちらにも特有のメリットやデメリットは存在します。
次節からは、両者のメリットデメリットを紹介します。
2-2.フリーランスのメリット・デメリット
フリーランスのメリットとデメリットは以下の通りです。
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スピード感を持って柔軟に動ける |
社会的信頼を得るまでに時間がかかる |
仕事をする場所・時間の自由度が高い |
収入や仕事の量が不安定になる |
全て自分で管理する必要がある |
○スピード感を持って柔軟に動ける
フリーランスのメリットの一つ目は、スピード感を持って柔軟に動けることです。
複数人で起業した場合は、事業の方針であったりトラブルへの対処法などを話し合って決める必要があるので、意思決定にどうしても時間がかかります。大きな問題が起こっても、動き出すのが遅くなることが多いです。
その点フリーランスは、自分の身一つで動ける分、行動を起こすまでの時間を段違いに短縮できます。裁量も自分次第のため、仕事の方向性やスケジュールの変更など、トラブルが起きても柔軟に対処方法を変えることができ、重大な問題が発生するリスクを最小限に減らすことができるのです。
例えば、休日に予定にない緊急の案件が入ったとしても、自分の裁量次第でリスケジュールしてすぐに仕事に取り組むなんてことも可能ですし、いちいち他の人の許可を取らなくても仕事の優先順位を変更して効率化するなんてこともできます。
行動に責任感が伴う反面、自分の思ったことを思ったように実行できるのはフリーランスの魅力の一つです。
○仕事をする場所・時間の自由度が高い
フリーランスのメリット2つ目は仕事をする場所や時間の自由度が高いことです。特定の組織に属することなく基本的には業務「委託」なので、必ずしも企業のオフィスで一日中作業することはなく、ルールに縛られずに個人の裁量で行動できるからです。
納期を守ってある程度の品質を保ったものであれば、制作までにかかった時間や時間帯も関係ありません。
むしろ、クリエイティブな仕事は時間をいたずらにかけるよりも短期間で集中して制作した方がクオリティが担保される場合が多いです。
フリーランスがよく使用する作業場といえば以下のような場所がメインです。
- カラオケボックス
- カフェ/レストラン
- 図書館
私自身は家で仕事をすることが多いのですが、外で作業をする時は行きつけのカフェテリアで作業をしていました。落ち着いた雰囲気で集中して取り組めるので頭を使う仕事では最適の環境ですね。
このように、自分の好きな場所で仕事を進められるのがフリーランスのメリットです。
×社会的信頼を得るまでに時間がかかる
フリーランスのデメリットとしては、社会的信頼を得るまでに時間がかかることが第一に挙げられます。
その理由は3つ挙げられます。
- 社会人と違い、一定の収入が保証されないこと
- フリーターとの区別がつきにくいこと
- 「フリー」という言葉から連想される悪いイメージが多いこと
近年、フリーランスへの風当たりは改善されてきていますが、それでも社会的信頼度が低いのが現状です。
実際、会社員をやめてフリーランスになってからクレジットカードやローンの申請をしても、圧倒的に審査に通る確率が下がると言われています。なぜなら、収入が不安定な人に融資をしても返済が滞るリスクが高くなるだけで、融資側にメリットがないからです。
いかに正当な理由を持っていても、社会的に認められるのは時間がかかることは覚悟しておきましょう。
×収入や仕事の量が不安定になる
先に述べたように、フリーランスは一定の収入が保証されません。これがデメリットの2つ目です。
会社員時代は、営業部の人が契約を取ってきてくれたかもしれませんが、フリーランスは自分自身で営業をして、企業と契約を結ぶ必要があるからです。
勤務形態上、契約が一度切れてしまえば、その時点で収入源は絶たれてしまいます。よほど売れっ子にならない限り仕事が自然発生することはないので、安定した収入/仕事量を確保するのは非常に難しくなってきます。
私も大学3年生のころからWebエンジニアとして活動を始めたのですが、初期の収入は酷くばらついていました。信頼度が低かったのもあるのですが、当時は営業の方法もわからず、最初の2ヶ月くらいは契約件数が0件でした。
フリーランスというと、「何事からも自由」という印象が強いみたいですが、ある程度の成果が認められ、継続的に案件をもらえるまでは、泥臭く努力し続ける必要があるのが現実です。
×全て自分で管理する必要がある
フリーランスのデメリットの最後は、全て自分で管理をする必要があるということです。会社員とは違って、自分でとった行動の全ての責任は自分に降りかかってくることになります。
- 営業がうまくいかずに仕事が取れない->営業戦略の改善が必要
- モチベーションが上がらずダラダラしてしまう->リスケジューリングの必要
- スケジュール通りいかず納期に間に合わない->自身のキャパシティの把握が必要
何か一つを疎かにしてしまうと、些細なことでクライアントとの信頼関係が壊れ、契約が打ち切りになってしまうこともあります。以前、私がある事情で1日だけ納期に遅れてしまったことがありました。先方もそのトラブルがあったことは知っていたのですが、納期に遅れたということでマイナス評価をつけられてしまいました。
自己管理ができない=そのまま自分の首を締めることにもなります。フリーランスは「自己管理も仕事のうち」と捉えて気を引き締めておく必要があります。
2-3.起業家のメリット・デメリット
続けて、起業について見ていきましょう。
起業のメリットとデメリットは以下の通りです。
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手続きさえすれば社会的な立場を築ける |
意思決定により強い責任が必要 |
業務の規模や量を自己調整できる |
まとまった資金が必要になる |
借金のリスクが高い |
○手続きさえすれば社会的な立場を築ける
起業のメリット1つ目は、手続きさえ済ませてしまえば社会的な立場が築きやすいことです。
フリーランスになるのには特に手続きは入りませんが、起業する際は「開業届」や「登記書」などの書類をいくつか提出する必要があります。
公式の書類に自分の事業や会社名、お金の出所などを明文化して国に情報を提供することで社会的な信頼度を担保できるのです。自分の身分を国に保証してもらっているとなると、事業内容や発言の信憑性が一気に増します。
例えば、身分証明書の提示を求められたとき、自作の身分証を提出しても受理されることはもちろんありませんよね。なぜかと言うと、自作の身分証だと内容を偽装している可能性を100%否定できないからです。例え情報に偽りがなかったとしても、個人の発言だけでは完全に身分を保証できないのです。
逆に、運転免許証や学生証などは、自分で発行したものではなく国の認可を受けた証明書のため簡単に身分を保証できると言うわけです。
このように、起業国に情報開示をするがゆえに、簡単に社会的な立場を築くことができます。
○業務の規模や量を自己調整できる
起業のメリット2つ目は、業務の規模や量を自分で調整できることです。自分で事業内容を決定して取り組んでいく以上、「何をどのように、どれくらいするのか」を決めるのは起業家自身だからです。同じ事業をするにしても事業展開の戦略次第でやることの量も規模も全く変わってきますよね。
例えば、留学代理店を行おうとする場合の立ち上げに注目してみましょう。
店舗を利用して展開->立地を考慮した店舗選び、内装作り、チラシ作り
インターネットを利用して展開->Webサイトやオンライン決済システムの構 築、LP作り
このように戦略の方向性で業務内容は全く違うものになります。当然、そこに注ぎ込む時間や人材・資金にも大きな幅があるはずです。そうした条件を踏まえて自らの進むべき道を自分で選択するのが起業家です。
会社員やフリーランスとは違い、自分で自由に仕事スタイルや事業を決定し組み上げていけるのが大きなメリットの一つといえるでしょう。
×意思決定により強い責任が必要
起業のデメリット1つ目は、意思決定により強い責任が必要なことです。なぜなら、事業のトップとして立っている人の発言は事業に関わっている全ての人に影響を与えるからです。
個人事業家でも法人を持っている起業家でも、最終的に事業の進め方を決めるのは起業家自身です。決断次第でその下で働く従業員、事業に出資してくれている人/企業の動きも変わってきます。
成功して周囲の人から得られる称賛も、失敗して受ける批判も全部自分のものです。その覚悟を持って意思決定する必要があります。
×まとまった資金が必要になる
起業のデメリット2つ目は、まとまった資金が必要になることです。新しく事業を始めるとなっても、立ち上げ数ヶ月は利益が大きく上がることは稀なケースです。なので、その間経営に必要な資金は前持って用意しておく必要があります。
- 店舗やオフィスの家賃/敷金/礼金
- 従業員への給料
- その他、事業経営にかかる費用
ひとり起業やインターネット事業などの場合は初期費用は小さく済みますが、法人として会社を立てる場合や店舗を持って起業しようとする場合は銀行などから融資を受けて費用を捻出することもあります。
「せっかく自分で事業を作ったのに廃業させたくない・・・」
誰もがこう思うはず。自分の事業を守るためにも、苦労してでも事前にまとまった資金を得ることが必要なのです。
×借金のリスクが高い
借金のリスクが高いことも起業のデメリットの一つです。なぜなら、あなたが取り組んだ事業が「必ずしも」うまくいって、利益が生み出せるとは限らないからです。
廃業になってしまえば、赤字となった金額が残るだけでなく、オフィスや店舗にかかっていた費用や融資先への返済も一気に目処が立たなくなってしまいます。
特にありがちなのが、起業初期に張り切って固定費を増やしてしまった場合。事業が軌道に乗っていないうちに出て行くお金ばかり増やしてしまうと、借金の危険性が一気に高くなります。
このように、成功が確約されていない以上、どうしても常に借金のリスクを背負わなければならない点が起業のデメリットの一つです。
とはいえ、インターネットを使って個人で小さく始めるなどというように工夫して借金のリスクを減らす方法も存在します。借金が不安な方は、まずは初期費用の小さいビジネスモデルを選ぶことをオススメします。
2-4.フリーランスに向いている人
上記を踏まえた上で以下のような人がフリーランスに向いていると言えるでしょう。
・目標に向かってストイックに進んでいける人
・短期的な利益や損失で心が乱れない人
・何ごとも柔軟に対処できる人
クライアントとの信頼構築を大切にできる人
フリーランスにとって自分の信頼性を示すのは非常に重要な要素の一つです。これができないと、フリーランスとして活動していくのは困難になります。なぜなら、先述のように社会的な信頼が担保されにくいために、クライアントとの関わりの中で信頼を積み上げていくしかないからです。
- 誠実なコミュニケーション
- 仕事の納期の厳守
- 報連相の徹底
- 相手のことを思ったサービス
媚びるのではなく、自然な態度でこれらを行える人は、自然と信頼構築が進むので、仕事を任されることが増えていきます。クライアントからの視点で考えても、感じのいい人や過去自分に利益をくれた人に好意を抱くのは当然でしょう。なので、クラインととの信頼構築がしっかりできる人はフリーランスに向いていると言えるでしょう。
目標に向かってストイックに進んでいける人
目標に向かってストイックに進んでいけることはフリーランス活動の上で強みになります。一般的なフリーランスのイメージとしては「好きな場所で働けるから楽そう」「実際は仕事よりも遊んでいることの方が多いのでは」などと言うものが強いですが、実際は想像よりも辛い一面が圧倒的に多いからです。
- 50件営業しても1件も仕事が取れない・・・
- 納品後に報酬の振り込みが行われない。
- メールでやり取りは進んでいたのに、自分と相手のイメージがずれてた
これらは私が今まで耳にしてきたトラブルのほんの一部です。特にフリーランスのはじめたての頃は、それまでに抱いていた幻想とのギャップでそうそうに離脱してしまうことが多いのです。
なので、辛いことがあっても折れずに進んでいける人はフリーランスに向いていると言えるでしょう。
短期的な利益や損失で心が乱れない人
短期的な利益や損失で動揺しない人もフリーランスに向いています。フリーランスはどうしても仕事の供給が不安定になりがちなので、利益を確保できる案件があればすぐに飛び付いてしまいがちです。
手当たり次第に案件に取り組むと、自分のスキルだったり稼働可能な時間だったりに目がいかず短絡的に考えてしまう条件の悪い案件に取り組まざるを得なくなり、失敗するケースは非常に多いです。
実際に、Webエンジニアとして活動していた友人が、相場の1/10程度の金額の案件を受注してしまい、納期に追われて健康を害してしまったと言う話を聞いたことがあります。結局入院することになり、利益を出すどころか損失を出すことになってしまいました。
なので、例え不安定でも自分のスキルや条件の許容範囲などをはっきりさせて、業務を選択できる人の方がフリーランスに向いていると言えるでしょう。結果として、それが長期的にみて利益につながることも少なくありません。
何ごとも柔軟に対処できる人
何事も柔軟に対処できる人は、まさにフリーランス向けと言えるでしょう。フリーランスでもなんでも、仕事においては何かしらトラブルや意思決定を求められる場面が出てきます。そんな時にも焦らずに的確に対応できると、仕事の効率が良くなるだけでなく、個人の信頼度も高まるからです。
例えば以下のような状況を考えてみましょう。
- 緊急のトラブルが起こった->対処後、自分でマニュアルを作っておく
- 業務中に、不自然な箇所をみつけた->自分の判断でなく、すぐにクライアントに相談する
- 同時に依頼が舞い込んできた->いくつかの優先基準を設けて評価し、取り組むものを判断する。
先述のように、起業と比較したときの強みとしてスピード感のある柔軟な行動が一番に挙げられます。自分の意思を持ちつつあらゆることに対応できる人はフリーランスにはぴったりです。
起業に向いている人
それに対して、起業に向いている人は以下のような人です。順に見ていきましょう!
・投資という考え方に抵抗がない人
・地道な努力を恥だと思わない人
・他人と自分を比べすぎない人
事業への熱い想いを持っている人
「この目的があるから事業がやりたい」
「事業を通してこんな問題を解決したい」
「自分の願いを叶えたい」
そんな強い想いを持っている人は起業に向いていると言えるでしょう。なぜなら、「想い」はモチベーションになるからです。どんなに辛いことがあっても、どんなに苦しくても、自分の中に一つ確固たるものがあれば、何度で立ち上がることができます。
「たまに人生はあなたの頭をレンガで叩きつけるかもしれない。それでも信念は失うな。」
これは、Appleの創設者スティーブ・ジョブズの名言の一つです。いくつもの失敗や追放を受けてもジョブズは自分の信念を貫きました。
起業ではどんなトラブルがあるかわかりません。そんな時によりどころとなる自分の想いがあるかどうかで起業の成果も変わってくるのではないでしょうか。
投資という考え方に抵抗がない人
投資=悪という考えを持っておらず、投資に抵抗感がないひとは起業に向いています。
逆に、投資をしたくないのであれば起業することはほとんど不可能と言ってもいいと思います。
なぜなら、事業作り自体が投資の連続であり、長期間向き合っていかないとなんの成果も得られないからです。
事業の立ち上げから人件費まで、いくらお金を注ぎ込んでも必ず成功するかはわからないですよね。起業は必ずしもリターンが得られるとは限らないリスクを伴う行動で、短期でリターンを得られることはまれです。
なので、リスクのある投資ができない人は一時的にでもお金を失うことに耐えられず、結局起業も失敗に終わってしまうのです。
OECD(経済協力開発機構)の調査によると、欧米が先進国の貯蓄率が13%なのに対し、日本の貯蓄率は50%とも言われており、日本人は他国と比べて投資嫌いと言われています。投資という考え方を受け入れられる人はあまり多くないのが現状です。
だからこそ投資という考え方に抵抗がない人は、ぜひ積極的に投資に取り組み、起業に挑戦してみてください。
地道な努力を恥だと思わない人
地道な努力を恥だと思わない人も起業に向いていると言えます。もっと言えば、努力を努力と思わない人は生粋の起業家向きと言えるでしょう。なぜなら、起業->成功までの間には年単位での長い時間の努力の継続が必ずと言っていいほど必要だからです。
成果がなかなか出ない中、長い時間地道な努力を続けられる人はなかなかいません。多くの人は、より成果が出そうな(より安定しそうな)選択をしてしまったり、自分を責めて精神を病んでしまったりします。そこで踏ん張れるかどうかは起業の成功に大きく関わります。
起業の世界では、起業の生存率=成功率は以下のように分布すると言われています。
1年で40%
5年で15%
10年で6%
20年で0.3%
30年で0.02%
つまり、過半数の60%の企業がたった1年で倒産し、10年で94%、20年以上ではほとんど全部と言っていいくらいの企業が倒産していることになります。
このような過酷な世界の中で地道に努力を続けていける人は起業において非常に有利です。
他人と自分を比べすぎない人
他の人が成果を出しているのを見て「自分なんか…」と落ち込んだ経験はありませんか?他人と自分を比べすぎないことは起業するにあたっては大切なことです。
なぜなら、自分に自信が持てないと意思決定も遅くなるだけでなく、結果として安定にとどまり、起業の成長を妨げてしまうことになるからです。逆に自分を貫き通せるる人は起業向きと言えるでしょう。
そもそも他人と自分を比べることに意味はありません。起業を志した経緯も、今までの経験も、事業にかけている思いも、他の人と100%同じことなんて絶対にあり得ませんよね?
さらに言えば、他の人が成功したからと言って、同じことをやってもあなたが成功するとは限りませんし、失敗するかはわかりません。
例えば、双子が同時に起業したとしても、将来的に出来上がる企業は全く同じでしょうか?おそらく特色の全く異なる会社でしょう。失敗の数も、挙げた成果も何もかもが異なるはずです。
他人を見て落ち込むのではなく、「自分も頑張ろう!」と思える人は事業を進める上でも大きなアドバンテージになります。自分のできない点ではなく、できる点を常に見るようにしましょう。
3.フリーランスと起業家の実態とは!?
学生時代に独立した4人に迫る
フリーランスや起業家に対する一般的なイメージと実際の生活では異なる部分が多数あります。そこで本章では学生のうちから実業に取り組んでいた人の例を取り上げます。今の自分の生活や考えと重ね合わせてみてください。
3-1.学生フリーランスの場合
学生フリーランスの例としては2人を取りあげます。
・Webデザイナー 片岡佐和子
・PR・マーケティング戦略プランナー 吉田爽
Webデザイナー 片岡佐和子
片岡佐和子さんは芸術大学に所属しており、在学中にビジネスを開始しWebデザイナーとして活動を始めました。3年ほど経験を積んだのち、現在は個人でデザイン動画会社を立ち上げ、活動しています。
片岡さんは在学中から将来的にWebデザイナーとして活動することを見越して計画を立て行動を始めました。1年・1ヶ月・1日と複数の単位で計画を立て毎日地道に行動してきたそうです。現在では時間とお金に縛られずに自由に働いているとのことでした。
◇ポイント
片岡さんから学べるポイントは、「自分の目標から逆算して行動を立てる」ことです。フリーランスになりたいと思う人は、自分が将来どうなりたいのか?とまず考えてみてください。そこから逆算して計画を立てれば、身につけるべきスキルや行動がより明確になるので、自信を持って独立に踏み出すことができます。
PR・マーケティング戦略プランナー 吉田爽
吉田爽さんは、東京薬科大学に所属しており、在学中から企業への営業活動や広報活動のプロモーションに携わり始めました。卒業してからはフリーランスとして活動し、現在は淡路島で企業のコンサルティングを行っています。
吉田さんは、就職活動で一度内定はもらったものの「自分だからこそできることをしたい」と考えフリーランスの道を選びました。活動の中で、何度も自分の力不足を実感し挫折しそうになりながらも得意分野で実績を積み上げてきたそうです。
◇ポイント
吉田さんから学べるポイントは、「受け取る以上のものを与える」ことです。自分に与えられた役割以上のサービスを相手に提供することで、クライアントからの信頼も積み重なります。その積み重ねで、次の仕事につながるというループができれば、フリーランスとしての活動も安定していきます。
3-2.学生起業家の場合
学生のうちから起業して、成功に至った人も多くいます。
今回はその中から2人を取りあげます。
BASE 株式会社 鶴岡裕太
株式会社ミギナナメウエ(旧Nextarium) 古鍜冶賢
古鍜冶賢さんは青山学院大学に所属しており、在学中に株式会社Nextariumを立ち上げました。現在は社名を株式会社ミギナナメウエに改名し、SNS運用やマスメディアへのアプローチなど、スタートアップや中小企業の広報・PR支援サービスを展開しています。
古鍜冶さんは大学1回生の頃から100人規模の国際交流イベント団体を運営したり、19歳で複数社のマーケティングディレクターとして活動するなど、独自の企画力を武器にして突き進んできたそうです。
古鍜冶さん自身も高校生時代に国際交流に参加し、そこでの経験から「1人1人の違いが求められる世界を作りたい」と感じ、起業に至ったとのことでした。
◇ポイント
小梶さんから学べるポイントは「自分の過去の経験で感じたことを軸にアイデアを考えること」です。革新的なアイデアを考えるよりも、自分が感情を動かされたことの方がイメージしやすく、目的もはっきりするので、起業しやすくなります。
BASE 株式会社 鶴岡裕太
鶴岡裕太さんは東京工科大学に所属しており、在学中にBASEというオンライン決済プラットフォームをリリースしました。同年にBASE株式会社を設立し、現在では「PAY.JP」というオンライン決済サービスを新たに開発するなど、EC界の先駆者として活動しています。
鶴岡さんはもともとCAMPFIREという会社でエンジニアをしており、その後仲間と一緒にBASEプロジェクトを進め、開発に至ったとのことでした。
BASEのもともとのアイデアは小売店を営んでいた鶴岡さんの母親が「オンラインショッピングを始めたいが複雑すぎてわからない」と相談してきたことから生まれたと言われています。
◇ポイント
鶴岡さんの例から学べるポイントは「身近な人の悩みからアイデアを考えること」です。多くの人に届けるサービスではなく、あえて身近な人に届けるサービスを軸にして考えてみてください。ターゲットを絞って既存のサービスと差別化できれば、画期的な事業を生み出せます。
4.フリーランス・起業するために必要な準備を簡単に理解しよう!
とはいえ、実際にフリーランスや起業家になるためにはどうしたら良いのでしょうか?
ここからは、フリーランス・起業家になろうと思った時に最低限押さえておくべき準備について解説します。
4-1.フリーランスに最低限必要な準備
フリーランスになるために最低限必要なものは以下のとおりです。
備品類
- 事業用メールアドレス
- 事業用印鑑/銀行口座
- SNSやポートフォリオなどの発信媒体
書類
- 請求書/見積書/納品書のフォーマット
- 開業届
- 確定申告関係書類
フリーランスの働き方は多岐に渡りますが、どの形態の職業だとしても最低限必須なものをあげました。
備品類について
備品類についてはプライベートとは別にメールアドレスや銀行口座などを用意することから始めましょう。なぜなら、一人のフリーランスとしてクライアントとの信頼関係を構築していく上で大いに役立つからです。
ビジネス用にSNSやポートフォリオもあなた自身のスキルや過去の実績を示し、クライアントに信用してもらうための手段の一つになります。
クライアントからしたら、話を聞くよりも実際の作品や成果を目で見た方が本人のスキルなども一目瞭然で仕事を任せるかなどの判断もしやすいです。なので、積極的な利用をお勧めします。
最近ではSNSだけでなくYoutubeなどでの発信も盛んになってきました。発信を続け、多くの人の目に触れることで思わぬところから案件を獲得できるかもしれません。
書類について
フリーランス活動をする上では経理関連の書類が必須です。簡単なものでいいので必ずテンプレートを作っておきましょう。自分で一から作らなくても「弥生会計」や「Misoca」などのクラウド会計ソフトを利用して簡単に雛形を作ることもできます。
筆者自身も昔は自分でテンプレートを作っていたのですが、管理するのが大変だったため、クラウドサービスを使用するようになりました。書類をなくしたりする心配が無くなったので非常にお勧めです。
開業届に関しては必ず提出しなければいけないというわけではありません。納税さえ忘れなければ基本的に問題なしです。しかし、フリーランスでの収入が大きくなってきたり、節税対策をしたい場合には開業届の提出を強くオススメします。
開業届のメリット
・青色確定申告ができるようになり、一部の税が控除される
・税務署に認可される->通常より社会的な信頼度が上がる
・税務署で無料の記帳指導が受けられる!
このようなメリットがあります。特に社会的信用があれば、クレジットカードの作成や銀行からの融資など、審査が厳しかったことも可能になるので、ぜひ提出しましょう。
4-2.起業に最低限必要な準備
起業家に最低限必要なものは以下のとおりです。
起業するためには多くの準備が必要ですが、少なくともこれらは準備しましょう。
備品など
- 会社用の印鑑(実印、銀行印、角印)/銀行口座
- 会社のロゴ
- 会社のホームページ
書類
- 開業届
- 確定申告書類
- 定款
- 会社登記書
- 印鑑届出書
- 法人設立届出書
書類に関しては他にも細かな必要書類がありますが、ここでは重要度の高いものを取り上げました。
備品について
基本的にはフリーランスと同じで、まずは、一つの会社として銀行口座や、自らの情報を発信するホームページを作ることが大切です。企業ブランドを形成するためのロゴ作りも同時に進めましょう。
特に会社のロゴ作りには力を入れて取り組むべきです。なぜなら、ロゴへのイメージがそのまま事業内容や製品への評価につながってくるからです。
どんなに品質が良く便利な製品を作っていたとしても、ロゴが印象に残りづらく、自社の製品だと認識されなければどうしても他社の商品にお客さんは流れていってしまいます。逆にロゴが親しみ易ければ、それだけで製品の印象も良くなり、購買意欲が上昇することもあり得ます。
同様なことはホームページの雰囲気にもいえます。人が印象から受ける影響はかなり大きいので、これらの準備も手を抜かずにしっかりと行うのをオススメします。
書類について
前者の場合は基本的に開業届を税務省に提出すればそれだけで事業を始めることができます。フリーランスとは違い、起業家は自分で事業を作ることになるため、事業収入の一部を所得税として納入する必要があります。個人で起業する人は必ず提出する必要があるので注意してください。
会社を設立する場合はもう少し複雑な手続きが必要です。会社を設立するためには非常に様々な書類を提出する必要があります。
定款・・・会社の基本的規則を定めた書類
会社登記書・・・設立した会社の概要を一般に公表するための書類
印鑑届出書・・・会社の実印となる代表者印を法務局に届け出るための書類
法人設立届出書類・・・設立した会社の概要を税務署に通知するための書類
特に法人設立届出書類には添付書類が多くありますので、実際には他にも書類を用意する必要があります。
とはいえ、自力でこれらの書類を作成するのは手間と労力がかかると思います。起業を始めてする方は「会社設立 freee 」というサービスを利用するのも手段の一つです。
法人後の会社口座やクレジットカードの作成も併せて可能なので、手軽に起業をしたい方は是非利用すると良いでしょう。
4-3.両者に共通する必要な準備
ここまではフリーランスと起業、それぞれに最低限必要なものについて紹介してきました。
しかし、どちらになるにせよ抑えておくべきポイントが別に存在します。
今までのポイントに加えて以下の3つの点を意識しましょう。
第三者の目でアドバイスしてくれる友人を見つける
フリーランス/起業コミュニティに入っておく
自分と似たような分野で成功している人を探す
フリーランスにしても、起業にしても、どこかで必ず壁にぶつかります。困難に直面したときに自分の頭だけで考えすぎるとどうしても視野が狭くなってしまいます。そんなときに客観的にアドバイスをくれる人や、過去に同じような悩みに直面した人に相談できる環境があれば、短時間で壁を乗り越えられます。
私も過去に、エンジニアとしての活動に限界を感じた時がありました。自分のやっていることに自信がなくなってしまったのですが、そんな時には先輩のエンジニアとご飯に行って相談に乗ってもらっていました。
どんな人でも迷う時期は必ず出てきます。そんな時のためにあらかじめ自分の周りの環境を整えておくと挫折·失敗の確率を大きく下げることができます。
なので、上記の3つの点を意識して独立の準備を進めていくことをお勧めします。
5.まとめ
いかがだったでしょうか?ここまでフリーランスと起業の違いについて様々な面で比較してきました。自分が進むべき道が把握できていないと、不安になったり壁にぶち当たったときに挫折してしまいます。
独立への心構えはもちろん、独立前の環境づくりをしっかりしておくことがその後の生活の安定につながるので、ぜひこの記事を何度も読み直して自分の将来をもう一度考えてみてください。
どうしても身近に相談できる人がいないという方は、フリーランスや起業を希望している方向けのコンサルサービスを利用してみるのも一つの手段です。
ちなみに、当ブログを運営する「株式会社MIRAIDO」でも新しい働き方を目指す人向けにフリーランスの支援サービスや起業コンサル支援サービスを提供しています。
フリーランスや起業への不安をできるだけ解消してから独立したい!と言う方にはオススメです。
6.MIRAIDってどんな会社?
MIRAIDOは「若者たちの起業のプラットホームになる」事を目標に、 情報発信やビジネスを通して、自分自身の理想の生き方や働き方を実現するためにサポートをする会社です。
「起業とか興味はあるけどどうすれば良いかわからない…」
「やりたいことがある、叶えたい夢がある」
「もっと自由に働きたい!」
誰しも大小はあれど、胸の内に自分の理想を秘めていると思います。
しかし、
・相談できる相手や教えてくれる人がいない…
・モチベーションが続かない
・売上が上がるイメージがつかない
・そもそも何から始めたら良いのかわからない…
MIRAIDは、「起業してみたいけど1歩目が踏み出せない」
とくすぶっている若者の武器となり、 個人起業を全面バックアップします。
6-1.豊富な実績
*弊社が作成した一通りの起業プログラムを完了させた場合の集計です。(当社調べ)
コンサルサービスに申し込み、弊社の提供する初心者の方でもできる簡単なカリキュラムを一通り完了させた方のほとんどが、売上を出すことができています。
2019年11月から半年足らずですでに85人もの人がMIRAIDのコンサルを受けてだいたい1.2ヶ月で売上を上げています。
その後も100万120万と月々コンスタントに売上を上げ続けている人もたくさんいます。
その中で数人をご紹介します。
森大起
大学在学中に20代後半女性にダイエットのノウハウの商材の販売やオンラインでの食事管理の事業開始。
SNS から集客し電話での営業を通し、売上30万円を開始から3ヶ月で達成。
その後はwebサイトの作成なども並行して行い、月間30万円を安定して出し続けている事例。
森啓太さんは 大学在学中に弊社の起業プログラムを実践。
2ヶ月ほどで、英会話の上達をサポートする事業を展開。SNSからの集客から電話での営業を通し、売上75万円をスタートから2ヶ月で達成。
その後少し売上は下がったものの、月間100万円以上の売上をその後安定して出し続け、2020年5月現在、法人化の準備に入っている事例です。
水谷良さんは、フリーのパーソナルトレーナーとして活動していて、
市場を広げたいと弊社のプログラムに参加しました。
女性向けダイエット市場で、ノウハウをまとめた電子書籍の販売から開始。
その後アフターフォローとして、ダイエットサポートサービスを月額3万円で販売し、売上50万達成。 利益率は90%で手取りで45万円ほどが収入になった例です。
久保百華さんは 大学在学中に恋愛の市場で、同世代の女性向け恋愛ノウハウの商材の販売を開始。
スタートから26日で8万円の売上を出し、その後自身の集客・営業ノウハウを生かして起業支援事業を開始。
その後3ヶ月後に売上 120万円を達成した事例です。
ビジネスを学べるのはもちろん、最も難しいと言われている「仲間づくり」と「継続」も同時に叶えられる環境はMIRAIDだけです わからないところもしっかり寄り添いながら、あなたの理想の実現まで徹底的にサポートしてくれます。
7.実績者多数のMIRAIDのコンサルティングサービス
以下がMIRAIDのコンサルティングサービスになります。
この中から特にご好評いただいているサービスを軽く紹介します。
MIRAIDホームページ
7-1.専属コンサルタントにより完全個別コンサルティング
あなた専用のコンサルタントによる、毎日の完全個別指導が可能です。
MIRAIDのコンサルティングサービスが他の会社と最も違う点は徹底的な完全個別指導です。
なぜ完全個別指導にこだわっているのかと言いますと、起業初心者の方は何をどんな順番で進めたら良いかが分からない事から間違った行動を取ってしまって失敗するパターンが多いからです。
実際に人によって目指す目標もつまずくポイントも様々なので、自分自身にあった個別コンサルを受けられる事が大きなメリットです。
他にも個別指導のコンサルティングサービスを行っている会社様はありますが、MIRAIDでは全てのクライアント様にコンサルタントの個別LINEをお伝えして、24時間いつでもサポートしている点が最も違う点です。
気軽にLINEで繋がることができ、オンラインで連絡が取れるので いつでもスタッフに相談ができるのも心強いです。
7-2.初心者でも安心!個人起業プログラム
1,000人以上の指導実績のもと成り立っている初心者が起業していく上での大切なことが凝縮されている起業実践のカリキュラムを採用しています。
知識も経験もない方がビジネスを起こして収益を実際に得るまでの流れを 完全に網羅しているので、
「実際に何をしていったら良いのかわからない」という方や「売上が上がるイメージがつかない」という方でも安心して取り組んでいただけます。
一度売上を上げるという経験をすることで 自分でイメージがつきやすくなるので、その後も長期的にビジネスを継続していくことが 可能です。
また、実績・指導力など厳しい審査を受けた講師による丁寧なスタートアップ講習も 実施されているので、初心者の人でも必要な基礎知識やノウハウを順を追って学べます。
7-3.定例勉強会や交流イベントの実施
MIRAIDでは様々な段階の会員様が集まる定例勉強会を実施しています。
毎回違う内容と講師でスタートアップ講習やサイトでは学べない、最新のノウハウや体験をライブで気軽に身につけることができます。
営業、コンサルティングなどいろいろなビジネスのプロなわけですから、なんと言っても講師陣の話が面白いと毎回満員になる程大好評です。学校の講義のようにガッチガチな雰囲気ではなく、自分の体験談や実際の生の声なども交えて時に面白く、時に熱く話してくれるので時間もあっという間です。
話を聞くだけでなく、参加者同士で和気あいあいと意見交換をしたり、実際に紹介したフレームワークをしながら進めたりするので、「でも学校の授業とか硬いのは苦手だし…」という方でも楽しんで参加できます。
また、日によって講師と内容が違うので、どの日に参加しても新しい情報を得られるのも嬉しいポイントです。
こういった学び面だけでなく、 季節や時期に応じてスポーツ大会やパーティなど様々なイベントも開催しているので、普段会わないような起業家や同じくコンサルを受けている会員様同士でオフの繋がりも作れます。
勉強会やイベントに参加した際に仲良くなってそれから一緒に今は仕事をしている! という人もたくさんいます!
自分と同じように起業を目標として頑張る仲間を見つけるのは意外と大変です。
私も一人でエンジニアとして活動し始めた際は仲間はいませんでしたし、友達に話しても無駄に意識たかい奴だと敬遠されがちでした。
馬鹿にされるのも嫌だったので、友人が就活している間も自分がフリーのエンジニアとして活動していることはいえませんでした。
そんなこともあって1年くらいは一人で活動していましたが、それではモチベーションが続かず、限界が来るのも早かったです。自分がしていることを胸を張って言える場所がないと言うのがこんなに辛いことだとは思ってもいませんでした。
なのでこのMIRAIDで初めて夢を語り合える仲間ができたときは本当に嬉しかったし今私がこうしてフリーランスとしてビジネスをできているのは一緒に頑張れる仲間ができたからだと思っています!
「一人だとついついだらけちゃって続かなさそう…」なんて人でも、一緒に切磋琢磨でき仲間がいるのでビジネスが続きやすいという大きな利点もあります。
8.フリーランスや起業家として一歩を踏み出そう!
いかがでしたか? フリーランスにしても起業にしても、普通に生きていては考えられないような生き方で、どんなことをしようか想像するだけでワクワクしますよね。
一度きりの人生、自分の好きな自分でいるためにもこれを機に自分が本当に望む働き方も見直してみてくださいね。
それでは、あなたのビジネスライフがより良いものになりますように。
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