「起業したい!」と起業に対するやる気はあるものの
「そもそも何から始めればいいんですか?」
と疑問に持つ方は多く、実際にそのような質問を多く受けます。
また、私自身起業に興味を持ち始めたとき、起業について様々な情報収集を行いましたが
「結局何から始めればいいの?」という疑問が大きく残りました。
この記事に辿り着いたあなたも、私が抱えていた疑問を持っているのではないでしょうか?
今回の記事では、このような悩みを抱えている方向けに
・今からやっておきたいこと
・0スタートから起業するまでの流れ
・0スタートで失敗する人の特徴
・起業初心者が失敗する確率を減らすために意識すること
などを解説していきます。
この記事を読んで頂けると
・今からやっておきたいこと
・起業の具体的な流れ
・起業してから意識すること
などが分かるので、是非最後まで見てください。
また、今回の記事は大容量なので「長い文章は苦手で読めないよ!」という方は各パートの最初にある吹き出しをご覧ください。
吹き出しでは、そのパートで書いてある内容をまとめているので、長い文章が苦手な方向けとなっております。
目次
1起業したい場合にやっておきたい4つの事
まず初めに、起業したい場合にやっておいた方が良いことを解説していきます。
これは、私自身が「やっておいたらよかったな~」と思ったものを解説しているので、「何からやればいいの?」と思っている方は今から解説することをやってみてください。
1-1起業アイデアを決めておく
(起業家が教える!ノーアイデアからアイデアを生み出すポイント5つ)
起業したい人の中には「起業アイデアって必要なんですか?」と疑問に持つ方がいます。
結論から言うと、起業アイデアは必須といえるでしょう。
また、起業アイデアは起業前に決めておくことを強くおすすめします。
何故、起業前に起業アイデアを決めておく必要があるのか?
起業アイデアを決めると、以下の「起業で成功するための重要な項目」を知ることができます。
この項目を起業前に知っておくことで、起業後に向けての準備をしっかりとでき、事業のスタートをスムーズに進めることができるため起業失敗の確率を大幅に下げることができます。
逆に、起業してからアイデアを決めていると、上記の項目にある事業計画や会社の方向性を決める時間や資金・物・人材を用意する時間も必要になり、
事業のスタートが大幅に遅れてしまうため、起業したての段階で失敗しやすくなるのです。
また、今の仕事をしながら起業するというのは難しく、起業をするほとんどの人は今の仕事を辞めて自分の事業を進めていきます。
そのため、仕事をしている今のうちから決められるものは決めておく、用意できるものは用意しておく。
そうすることで、起業後に迷うことが少なく、安定して事業を進めることができるでしょう。
1-2 自己資金を把握しておく
起業アイデアを決めたら、自己資金の把握をしておきましょう。
自己資金を把握しておくことで
・起業に必要な資金はいくら足りないのか
・資金はいくら用意すればいいのか
を知ることができ、起業に必要な資金準備をすることができるでしょう。
また、起業の内容によっては自己資金だけで起業するのが難しい場合があり、様々な所から資金調達をすることになりますが、
自己資金がなければ資金調達ができない場合もあり、資金トラブルの原因にもなるのでトラブル回避のために今のうちから自己資金は把握しておきましょう。
自己資金を確認する際に注意してほしいのが、手元にあるお金のすべてが自己資金として認められるわけではないという事です。
自己資金として認められるものと認められないものを下の表にまとめたので確認する際は参考にして下さい。
*1開業後の事業のために既に支払ったものがある場合
*2株式会社を運営している場合
1-3起業資金を貯めておく
起業資金は貯めておきましょう。
起業をすると、予想外の出費というのは多くあり、当初の予定していた金額を大幅に上回る額の金額が必要になる場合もあります。
この表は創業手帳が調査した「起業後予想外だった出費についての調査結果」を参考にした表になります。
起業後に予想外だった出費をしている人の平均出費額は114万円になり、中には500万円以上も出費したひとがいます。
主な出費内容としては以下のようなことが原因で予想外の出費をしています。
このような予想外の出費が原因で資金が足りなくなり、失敗に終わるケースも少なくないため、起業資金は貯めておきましょう。
また、資金を貯めておく目安ですが、起業する分野によって予想外の出費額というのは大きく変わるため、はっきりと「○○円用意しておきましょう!!」と言えないのが正直なところです。
しかし、起業に必要な資金+最低でも500万円の予備資金を用意しておく必要があります。
「何で500万円なの?」と思った方もいると思います。
上記の表を見てもわかる通り、予想外の出費をした多くの人は30~300万円の出費をしていますが、500万円以上の出費をしているのも事実です。
なので、あなたが起業した際も500万円以上の出費をする可能性があるため「多くの人が100~300万円だから、自分もそれぐらいの額を用意しておけば大丈夫だろう」と考えていると痛い目を見る可能性があるのです。
例えば、あなたが飲食店を開いたとします。
飲食店に必要な額としては
・内外装費438万円
・運転資金213万円
・機械、什器、備品185万円
・テナント賃借費用113万円
・営業保証金、FC加盟金47万円
・合計994万円
(出典元:クックビズ総研)
と約1000万円の起業資金が必要になります。
しかし、内外装費や運転資金は予想していた額を上回る場合もあれば、人件費なども雇う人数によって変わってくるため予想しにくく、1000万円を上回る場合があります。
更に、お店を出す場所が都心部なのか田舎なのかだけでも、金額は大きく変わってきます。
また、起業してすぐに売り上げが上がるという保証もないため、最悪の場合自分の生活費や雇っている人の給料も払わなければいけなくなることも考えられます。
そのため、予想外の出費が50万円で抑えられる場合もあれば、500万円以上必要になる場合もあるので
「100~300万円で大丈夫だ」と考えていると痛い目を見る可能性があるため、最低でも500万円以上の予備資金を貯めておく必要があるのです。
起業資金はいくらあっても困ることはなく、むしろ起業後のトラブルが生じたときに資金で解決できることがほとんどなので、可能な限り資金は貯め続けましょう。
(参考:起業後予想外だった出費金額100万~300万円だった起業家が2割【創業手帳が行う起業家調査】)
1-4メンターを見つけておく
(5分でわかる!!正しいメンターの見つけ方【良いメンターの見分け方・依頼方法など詳しく解説】)
メンターとはすでに起業して成功している先輩起業家の事をいいます。
起業したい人の中には「初めての起業が不安で、起業について調べているけど不安が消えない」という人も多く、私もそのタイプでした。
記事を書いている私が言うのも変な話しですが、記事だけを見てあなたの疑問や不安をピンポイントで解決できるかといわれると、そうではないと思います。
メンターに相談する事で、あなたの疑問解決のヒントを与えてくれたり、リアルな失敗談や成功談の他に、リスク対策なども詳しく教えてもらうことができるので起業失敗のリスクをグンと減らす事ができます。
また、「○○をやりたくて、資金はこのぐらいあるのですが、これで起業できますか?」みたいな質問でも、
「もう少しこうした方が起業リスク減らせるよ」みたいな助言もしてくれますし、起業後の方向性に迷いが出た時も助けてくれる心強い存在になってくれるので、メンターは見つけておきましょう。
2起業したいけど何から始めればいい?0スタートから起業するまでのステップ
2章では0スタートから始める起業までのステップを解説します。
また、今回説明する流れでは、起業アイデアを既に考えており、起業の方向性も決まっているのを前提としてお話ししていきます。
起業の流れとしては5つのステップがあります。
これら5つのステップを詳しく解説していきます。
2-1ビジネスプランを考える
ビジネスプランとは頭の中でイメージしている会社の方向性や目的をどのようにしていくかを明確化する作業になります。
また、ビジネスプランを考えておくことで次のステップである事業計画書を作りやすくなるというメリットがあります。
ビジネスプランの考え方としては以下の3つがあります。
以下の表ではビジネスプランの例をあげたものになります。
このビジネスプランは25歳の男性がメンズアパレルのセレクトショップの立ち上げで起業した時のビジネスプランになります。
このように3つの視点で目的を明確化すると、起業アイデアを考えた際に知れる重要な項目を明確化することができ、次のステップである事業計画書が作成しやすくなるため、あなたの考えているアイデアをこの3つに当てはめていきましょう。
また、ビジネスプランを考える際は起業する分野の情報収集が必要になります。
情報収集をする際は以下3つのポイントを意識してください。
このポイント3つを行う際に意識することを4-1の表にまとめてあるので、是非参考にして下さい。
2-2事業計画書を作成する
(事業計画書とは?目的、メリット、注意点、作り方や書き方、テンプレートやフォーマットについて)
ビジネスプランが決まれば事業計画書の作成を行いましょう。
事業計画書は、ビジネスプランで考えたことを更に明確にし、紙に書き出す作業です。
紙に書き出すことによって、思考イメージを整理でき、客観的に検討することができます。
また、事業計画書は金融機関など、融資をしてくれるところに対してアピールすることができ、審査に合格する確率が上がるというメリットがあるため、しっかりと書いていく必要があります。
事業計画書には以下10項目の内容を書かなければなりません
どの項目も起業する上で重要な項目であり、融資ができるかどうかの判断基準にもなるので一つも怠ることなくしっかりと取り組みましょう。
2-3起業するための資金調達を検討する
(参考: 起業に使える資金調達方法)
1章でもお伝えしましたが、起業の内容によっては自己資金だけで起業するのは難しく、資金が足りない場合は様々な所から資金調達をすることになります。
資金を調達するには色々な方法があるので、以下の表にまとめました。
様々な起業資金の調達方法があり、どの資金調達もメリットやデメリットがあるので、あなたに合った起業資金を検討しましょう
2-4起業に必要なものを準備する
資金の検討・調達ができたら、起業はもうすぐです。
起業アイデアを考えた時点である程度必要な物は見えているので、それを準備しましょう。
また、あなたが考えていたもの以外でも必要な物はたくさんあるはずなので、必要なものは何かを調べる必要はありますが、どの業種の起業でも共通して必要になるものはあるので、以下の表を見て参考にしてください。
表にある物以外でも「これって必要かな?」と思ったものがあった場合、今は用意しなくても大丈夫です。
起業すると収入がない時期がでてくる可能性もあるので今は出費をできるだけ抑え、「これがないと仕事ができない!」と思ったものだけを用意しましょう。
2-5起業の手続きを行う
起業の手続きを行う際は「個人事業主」か「法人」かの起業形態を選んでから手続きを行いましょう。
個人も法人もそれぞれ違いがあるので起業をする際は、あなたに合った起業形態を選んでください。
それぞれのメリットとデメリットを記した用意したので是非参考にしてください。
個人事業主か法人のどちらかを選択したら、手続きを行いましょう。
個人事業主であれば税務署、自治体への開業届を提出すれば大丈夫です。
許認可が必要な場合は所轄官庁へ行き、手続きを行ってください。
法人であれば法務局、公証人への会社設立の手続きを行い、税務局や自治体に開業届を出せば大丈夫です。
この手続きを終えて、起業のスタートとなります。
3 0スタート起業で失敗する人の4つの特徴
3章では0スタートで失敗する人の特徴を紹介します。
3-1ビジネスプランを考えられていない
ビジネスプランを考えられていない状態で起業する人は失敗する確率が高くなります。
0スタートで起業する人の中には「このアイデアいいかも!!」と思い付きで商品を作成し、ビジネスプランを考えないまま起業しようする人がいますが、
そのような人は一発屋の起業家になりやすく、短期的には稼げるかもしれませんが、長期的な経営はできずにそのまま起業失敗という道を辿ることが予想されます。
そのため、ビジネスプランをしっかりと考えた上で、何故そのアイデアや商品で売り上げを出すことができるのか、できたのか、を理解しておく必要があります。
例えば、あなたがパン屋さんを開いたとします。
商品の中の一つにカラフルで形のかわいいパンがあり、そのパンの売り上げが爆発的に売れたとします。
では、何故その商品が爆発的に売れたのでしょうか。
ビジネスプランを考えていなければ「なんとなく思いついた商品が偶然売れた」という薄い返答でおわるでしょう。
しかし、ビジネスプランを考えていれば
「10~20代の女性をターゲットにして、インスタでの映え効果を狙ったため、味よりも見た目にこだわってインパクトさを出し、お店の前を通る人にも見えるように商品を設置した結果、その狙いが成功した」と答えることができるでしょう。
このように、ビジネスプランをしっかり決めている人は商品が売れる理由を理解しており、次に作る商品もヒットしやすいものを作り上げることができるため、長期的な安定した経営ができるのです。
なので、安定した経営をするためにも商品を作る際はビジネスプランをしっかりと考えておきましょう。
3-2起業は稼げる方法だと思っている
0スタートからの起業を目指す人の中には「今よりも収入を増やしたい」など給料に対しての不満が理由で起業を目指す人がいます。
起業を目指す理由が、どんな理由であっても悪いことではありませんが、知らなければならないことが一つあります。
それは、起業が必ずしも稼げるわけではないという事です。
(参考:2019年日本政策金融公庫総合研究所「起業と起業意識に関する調査」)
上の図は日本政策金融公庫総合研究所が起業家を対象に「現在の月商」を調査したものになります。
図を見てもわかる通り、起業している人の約6割が月商50万円未満という調査結果が出ています。
また、この6割全員が50万円近く稼いでいるわけではなく、数万円の人もいれば10万~20万円程度しか稼げていない人もいますし、中には会社働きしていた当時の給料よりも安い可能性もあります。
また、起業後すぐは商品が売れずに無給で働く時期もあるため「会社働きの方が良かった…」
なんてことにもなりかねないので、「起業は稼げる」というお金目当ての理由で起業を目的にしているのであれば、本当に起業するかどうか考え直す必要があります。
3-3 行動に移すまでの時間が長い
行動に移す時間が長い人というのは、起業する上でかなり致命的な物になります。
なぜなら「起業の成功=結果をだす」という事になるため、良いアイデアがあって、それが確実に売れるものであったとしても行動に移すまでの時間が長ければ、それだけ結果が出るのも遅くなり、それに伴って成功するのも遅くなることが予想されます。
また、起業してからは競合会社との顧客争いが始まっていくため、行動が遅ければ遅いほど顧客は他の会社にとられてしまうでしょう。
また、今ある画期的なアイデアが他の競合も考えている可能性は0ではないので、最悪の場合自分が考えていたアイデアを競合に先取りされ、
そのアイデアがお客さんのニーズにハマり、競合ばかりが結果を出して自分は結果を出せていないという事にもなりかねません。
そうなってしまった場合「自分もこのアイデア考えていたのに…」「アイデアを思いついた時に即行動に移すべきだった」と後悔だけが残り、起業成功までがさらに長くなってしまうか、モチベーションが下がってそのまま辞めてしまう人もいるのです。
なので、何かしらのアイデアを思いついたら、「即行動する」というのを心掛けましょう。
そうすることで、アイデアを先取りされることなく、短期間で成功する可能性が高まります。
3-4リスクに敏感すぎる
これは0スタートで起業する人の多くに当てはまり、以下のような負のループに陥ってしまう人が多くいます。
0スタートの人は知識や経験が無いため、商品が売れない、顧客が集まらないなどの失敗の原因になるリスクを回避するために、起業したい分野のニーズ調査や競合調査など様々な情報を集めてから起業します。
起業するための情報収集をすることはとても大切なことです。むしろ、起業で成功したいのであれば情報収集は必須項目であるともいえます。
しかし、情報収集ばかりをしていても行動に移せなければ意味がありません。
リスクを回避するために情報収集をしているのに、結局「他にもリスクがあるのでは?」と更にリスクを考え込んでしまって、目の前にある大きなチャンスに挑戦できなかったり、そもそも起業できなかったりする人もいます。
起業をすると予想外のトラブルなんて腐るほど出てきますし、予想外のトラブルが起きたとしても人はその時にどう対処するかを考えてピンチを乗り越えるようとするものです。
リスクを考える時間があるなら、それを挑戦する時間に変えた方が起業の成功確率はあがるでしょう。
4起業初心者が失敗確率を極限まで減らす為に意識したい3つのポイント
4章では、起業初心者が失敗確率を減らすために意識したいことは何かを解説していきます。
今からお伝えしていく3つを意識するとこれから起業する人の成功する確率は大きく伸びるでしょう。
4-1常に情報収集をする
これは3章でも軽くお伝えしたのですが、起業する人にとって情報収集は必須項目です。
情報収集をすることで
・質の良いビジネスプランを考えることができる
・お客さんのニーズに合った商品を作る事ができる
・競合との顧客争いに勝ちやすくなる
など大きなメリットがいくつもあります。
3章の例えで出したカラフルで形のかわいいパンは、しっかりとしたビジネスプランをもとに作成されたものです。
では、そのビジネスプランは何をもとにして考えられたのでしょうか?
それはお客さんのアンケート調査や競合調査の他に、起業する分野では何が流行っているかなど、様々な所から情報収集を行い、その結果質の良いビジネスプランを考えることができるのです。
なぜ10~20代の女性をターゲットにしたのか
→食べ物の商品レビューは10~20代の女性が多かった
何故商品の位置をお店の前を通る人に見えるようにしたのか
商品を購入しなくても、カラフルなパンという物珍しさから、SNSで拡散されると思ったから。
なぜ味よりも見た目にこだわったのか
最近の女性、特に拡散力のある女子高生などはインスタ映えのために味よりも見た目にこだわっていることがわかった。
このようにカラフルなパンを作るまでの過程には多くの時間をかけて情報収集を行ったからこそ、ビジネスプランを考案でき、それがヒット商品に繋がっていくのです。
あくまでもこれは私の例えで説明したものですが、多くの起業家はヒット商品を生み出すために情報収集を行い、質の良いビジネスプランを考えてから商品を作っていることが多いです。
なので、起業する人にとっての情報収集は必須項目であると言えるのです。
また、情報収集の方法が分からないという方は以下の表を参考にして、情報収集を行って下さい。
4-2 SNSでの発信を意識する
起業後すぐは、あなたが良い商品を作ったとしてもそれを認知している人は少ないため、多くの人に自分の会社と商品を認知して貰う必要があり、その方法としてSNSでの発信というのがあります。
今は昔とは違い、インターネットが普及し、1人1台スマホや電子機器を持っていると言ってもいい時代になったため、様々な情報をすぐに知れるようになりました。
また、若者を中心にインスタやツイッターなどSNSの利用者数・利用時間共に増加傾向にあるため、SNSを使って自社商品の情報を発信していくことで、一気に認知度を広げていくことができ、商品の売り上げも加速度的に上げていくことも可能です。
SNSで自社商品の発信をする際は「○○のような商品があります」と普通の発信をするのではなく、少し工夫して、話題性を意識しながら発信していきましょう。
実際に大手企業でも様々な工夫をしてSNSでの情報発信を行って認知度を広げています。
家電製品を売っているSHARPはツイッターで「星野源さんと同じ高さの冷蔵庫もお知らせしておきます」という自社製品の紹介ツイートや、
カメラ用のフィルムメーカーを販売している富士フィルムはインスタで「#マイチェキ」などのメンションを付けて写真を投稿すると旅行券や商品をプレゼントするキャンペーンを行っていました。
企業によってSNSの種類や、やり方は少し異なりますが話題性を狙って認知度を広げていくという意味においては共通していると言えます。
会社の規模に関わらず、SNSを活用して認知してもらうというのは商品を売るうえでとても大切な事なので今のうちからSNSの種類を知っておき、どのようにすれば話題性を生み出して認知してもらえるのかを検討しておきましょう。
4-3全てを一人で抱え込まない
起業後は様々な試練やリスクが待ち受けていますが、それを全て一人で抱え込むのではなく、メンター、友人、家族など誰でも良いので相談しましょう。
これは起業初心者に多いのですが「会社のトップだから」と苦労や悩みを誰にも話さず一人で抱え込んでしまっている人がいます。
起業後は、売り上げが上がらずに悩んだり、資金繰りに困ったり、仕事量が多すぎて休めなかったりなど様々な試練やリスクが待ち受けていることが多いです。
また、責任感が強い人は会社のトップであるがゆえに誰にも弱音を吐けずに抱え込んでしまいます。
鋼のメンタルを持っている人であれば問題ないのですが、大半の人は苦労や悩みを誰にも相談できずにいると、起業に対するモチベーションが下がり「辞めたい」と思うようになりますし、最悪の場合うつ病になる可能性だってあります。
起業で成功するためにも、一人で抱え込まずに、困ったこと、悩んだことがあれば何でも相談しましょう。
5.まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では起業したい場合にやっておきたい事、0スタートから起業するまでのステップ、0スタート起業で失敗する人の特徴、失敗確率を減らす為に意識したいポイントを解説しました。
起業する際に「何からやればいいんだっけ?」と思ったときや「起業するときって何を意識すればいいんだろう?」と思ったときは、もう一度この記事を見て頂けると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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