『起業は手段』自分が将来どうなりたいかを考えた結果、“起業”する必要があった。

 負の感情が原動力!学生起業家の“城間慧人”って何者?


城間さん
お願いします。

インタビュアー・井出

こちらこそお願いします。

それでは、自己紹介の方お願い致します。


城間さん

株式会社JOの代表の城間です。

現在僕は大阪大学の工学部の大学院工学研究科二回生として大学に通いながら自分で会社を経営しています。


インタビュアー・井出
まさかの同じ大学ですね。(笑)

城間さん

そうみたいですね。(笑)

僕の出身は福岡なんですけど福岡のおじいちゃんとかが会社を経営してます。

 

九州でも割と大きい会社なんですよ。
小さい頃からそのおじいちゃんの姿を見てて、お金持ってたり、人から慕われてたりしてたので「社長ってかっこいいな。」っていう憧れがあったんです。


インタビュアー・井出
そうなんですね。

城間さん

自分が21歳の学部の3年生の時に周りの友人は就活とかを考え始めていた時に僕はおじいちゃんの会社を継ぎたいと思ったんですね。

 

なので、インターンさせて欲しいであったりとか、ここに就職したいから今のうちに内部について教えて欲しいということを言ったんです。

 

元々おじいちゃんが会社をやっていたんですけど、現在は僕の伯父が会社の社長をやっています。

 

僕は母型の子供なんで、正統の流れで言うといとこにあたる人が会社を継ぐべきということになるんですね。

 

だから僕が継ぎたいと言った時もちょっと家庭的な問題でごちゃごちゃするから、お断りしますと言われたんです。


インタビュアー・井出
なるほど。

城間さん
僕からすると、従業員が数100人以上いて、売上が何十億とある会社の社長になりたいという希望を、家庭的な問題によって失った気がして、ものすごい悔しかったんです。

インタビュアー・井出
確かにそれは悔しいですね。

城間さん

はい。自分がその道を諦めて、普通に働き始めて、僕のいとこが将来的に社長を継いだとしたら、僕は自分の人生を後悔すると思いました。

 

そこで、僕はこの会社を超える会社を自分で作らないと気が済まないと思い、何かの分野で起業したいと思うようになりました。

 

なので、僕の元々の原動力は負の感情ですね。


インタビュアー・井出

なるほど。基本的にやっぱりその制約条件じゃないですけど、そういった不可抗力が働いて、それに抗うという形で始まったんですね。

 

ちなみに今されてる事業についてお話を伺いしてもいいですか?

 AI開発のプログラミングスキルを活かしてツールの開発

会社HP

城間さんのInstagram


城間さん

僕の事業としては、IT分野と投資分野を掛け合わせたソフトウェア開発とそのマーケティングを行っています。

 

具体的に言うとFXにおけるトレードを自動化するシステムを開発し、それを販売しています。

 

考え方としては、プロのトレーダーさんが普段自分でトレードする時のノウハウをプログラムに置き換えて自動的にトレードさせるというものです。


インタビュアー・井出

なるほど。

そもそも自動売買システムとはトレーダーさんのノウハウをプログラムに置き換えをしているだけなんですね。


城間さん
はい
なので、利益が出ること自体はなんら不思議なことではありませんが、当然損失を生む可能性もあります。

インタビュアー・井出
そのトレードの仕組みを実際に売られてるって事なんですが、他にもそういった競合さんがいたりとかして、その業種の中で今ご自身の会社としての強みだったりとかここが売りだなと思う所をお聞きしてもよろしいですか?

城間さん
システム販売してる人や会社は他にもありますが、システムのロジックがどうなってるのかや、それに伴うリスクや他社比較ができる人はほぼいないというのが現状です。

 

れは内部のロジックは開発側に近い立場でないと分からないからです。
競合他社は確かにありますが、良いシステムと悪いシステムの違いを言葉とデータで説明できるところはほとんどないですね。

 

なので、他のところは、他社システムとの比較を打ち出す時にはロジカルな説明ではなく、月利30%でます!というような胡散臭い売り文句になってしまうのかなと思います。


インタビュアー・井出
なるほど。
では、その差別化できるというのはどういうところが差別化のポイントになってるんですか?

城間さん

このシステムを開発するに至った経緯が一番関わってくると思ってます。

 

先程お伝えしたように、自分で何か事業しなければならないと思ったんですけど、自分になんの強みがあるのか分からなかったんですよね。

 

何をしたらいいのか分からなかったので、手っ取り早くお金を生めるものとしてメルカリでブランド品の物販をはじめました。

 

学生ながらに独学で1年間で350万円ぐらいの売上をあげていました。


インタビュアー・井出
それは凄いですね。

城間さん

しかし、稼げるお金に限界を感じ、儲けたお金をさらに増やすってことに目を向けました。

 

世の中には投資も色々あるんですけども、その中でも少額からできるFXに辿りつきました。

 

最初は自分で本を買って勉強をして極めてみようと思ってました。

 

一応、現役阪大の工学部だったので、頭には割と自信があったのか普通の人よりできるだろうとタカをくくってました(笑)

 

それで自分でトレードしようと思って勉強を始めました。


インタビュアー・井出
なるほど。

城間さん

物販で貯めた資金40万円を使って実際に自分で投資を始めたわけなんですけど、一週間ぐらいで40万円を50万円に増やしたんですよ。

 

これって10万円の儲けですが、利益率でいうと言うと1週間で125%なんですよ。

 

FXのトレードでいうと、もし元本が1億円だったら同じ作業をして1億2500万なるということが分かって、めちゃくちゃテンションが上がりました。


インタビュアー・井出
確かにそうですね。

城間さん

それで投資にのめり込んでいったわけなんです。

 

しかし、ビギナーズラックは続かず、その1週間後に僕は50万全部溶かしてしまったんです。

 

たった2週間の出来事だったので、大した知識も経験も得られないまま大事に貯めたお金を無くしてしまいました。

 

しかし、このままこの世界から抜け出してしまったら、ギャンブルに使ってスってしまったのと同じだと思ってこの損失を取り返すまで、この業界から逃げるのは違うなと思ったんですよ。


インタビュアー・井出
なるほど、2週間で50万円も溶かしてしまったんですね。

城間さん

はい。辛かったです(笑)

 

そこで僕がちょっと知り合いの社長さんに天才トレーダーみたいな人を紹介してもらったんですよ。

 

その人にまずはどうやってトレードしているのかというノウハウを聞きに行ったんですね。

 

最初はその人に習って、勉強したんですけど、内容が難しかったっていうのと、そのノウハウを自分のものにして、使いこなすまでには時間とお金がかかるので、厳しいなと思いました。

 

ただ、ちょうどその時、僕は研究室でAI開発に使うプログラミングを学んでいました。

 

また、大学とは別で、長期インターンでプログラムを使って、人間が行っている作業を自動化する装置を作り上げるというプロジェクトを進めていました。

 

そこから発想を得て、「もしかしてトレーダーさんがやっているトレードを自動化できるんじゃないか?」と思ったんです。

 

そこで、調べてみたところ、世の中に自動売買システムがあるということを知ったんですけど、ただ凄くイメージが悪かったんですよ。


インタビュアー・井出

確かにイメージは良くないですよね。

 

モノの実体も良く分からないので何とも言えないんですが、あれは何であんなにイメージが悪いんですかね?


城間さん

何を売っているか分かっていない人が売っているのが原因な気がしますね。

 

少し内部の話をすると、システムなので弱点はどうしても存在するんですよ。

 

売る側も買う側もそこを知らないまま事が進むと、損失が出た時に、なぜ損失が出たのかという事が分からないんです。

 

なので、騙されたとか詐欺だとかいう事になるんじゃないかなと思ってます。


インタビュアー・井出

確かにモノが分からないのに販売しているとそうなるかもですね。

知らないまま売っているのが問題ですね。

少し質問してもいいですか?


城間さん
はい!

インタビュアー・井出
僕のイメージでは、放置していても稼げるのが自動売買システムと思うんですが、相場の流れや経済情報とかも少しは自分でも確認しなくてはならないものなのですか?

城間さん
基本的にはしなくても大丈夫なのが売りですが、緊急の時は見た方が良いと思います

 

自分の資産に関わることなので、普段からするに越したことはないですね!

 

運用者の方はFX初心者の方も沢山いますが、皆さん運用していくうちに世界情勢に自然に興味を持つみたいです。


インタビュアー・井出

なるほど。ありがとうございます。

今後の展望とかってあったりしますか?

 『人を応援することをしたい』最終目標はベンチャーキャピタル


城間さん
僕の会社JOっていう会社なんですけども、JOはジョイントオーガナイザーの頭文字です。人々のつながりから新しいものを生み出していくっていう意味でつけてます。

 

僕自身が周りの人に凄く助けられて今があると思っているので、会社の最終目標としてはベンチャーキャピタルをやりたいです。

 

人の夢を応援するって事をしたいと思ってますね。


インタビュアー・井出
なるほど。何か理由はあるんですか?

城間さん

何か事業を起こしたい方は世の中に沢山いると思いますが、熱意はあるけどはじめの一歩をどうしたら良いか分からない。経営のノウハウがない。人脈がない。というところで悩む人が多いと思います。

 

また、投資家目線からしても、お金でお金を生みたいという気持ちはもちろんですが、何か社会的な意味のあるものに投資したい人って世の中一杯いるんですよ。

 

その人達の間にはいり、ベンチャーキャピタルみたいな形で人々の夢に対して投資する投資家を集め、ベンチャー企業側に対しては、経営のノウハウや人脈、お金を与えて、大きな企業にしていくということをやりたいです。


インタビュアー・井出
素晴らしいですね。

城間さん

ありがとうございます。

 

しかし、まずは僕自身が経営のプロにならなければならないと思ってます。

 

なので、このFXの事業を通じて経営やマーケティングを学び、尚且つ投資家の人達を僕のファンとして獲得したいと思っています。

 

この事業自体は、あと1〜2年ぐらいで固めてしまって、僕は海外でMBAを取りに行きたいと思っています。

 

そこで経営のイロハを学んで、海外で事業を展開する、海外の事業を日本に持ち込んで展開するというのを30歳までに完成させたいと思っています。

 

その後にVCをやりたいですね。
僕自身も人とのつながりから支えられて色々アドバイスされて今の自分があるわけなんでそれをまた未来の若者達に還元したい。それがまた社会貢献に繋がるんであれば、それが一番したいです。


インタビュアー・井出

ありがとうございます。

では、最後に読者の方に何かメッセージをお願いしてもいいですか?

 『起業がゴールになってはいけない』
 自分がどう生きたいかを考える。その結果起業すべきかを考える。

まだまだ自分も上を目指していく立場なので、偉そうなことは言えませんが、自分がどうなりたいかという事をすごく考えていました。

いつかは起業したいっていう人は世の中に沢山いますが、そのほとんどが起業がゴールになっている印象です。

僕の事業で言うと、元々個人事業主やってたものが軌道に乗って、税金や事業としての信頼性を考えて法人化した方が良いと判断したので起業しました。

なので、もし起業=お金持ち、自由になれるというイメージのみで目指している方がいたら、起業とかせずに投資家になるのが良いと思います。

つまり起業がゴールではなく、まずは自分が何をしたいかや、どう生きたいかということを考えて、それは起業すべきかどうかを考えたら良いと思います。

また、何かしたいけど、まず何をしたら良いかが分からないいという方に関しては、まずは自分が興味を持つものを探したり、価値観を広げるためにいろんな情報を取りに行くのが良いと思います。

僕は大阪や東京でフェラーリとかランボルギーニに乗ってる人を見かけたら、片っ端から話しかけてました。(笑)
案の定、起業してる人が多かったので、色んな話が聞けて参考になりました。

こんな風に色んな人に会うのも良いですし、本を読んだり、ネットでこれから流行るものを調べたりしていく中で、自分が面白そうと思ったものを掘り下げて、小さくても良いので、まずマネタイズして事業化するのが良いと思います。


インタビュアー・井出
本日はありがとうございました。
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