「起業に向いてる人って、どんな人なんだろう?」
「自分は、起業に向いているのかな?」
起業自体には興味があるけど、実際いろんな職業に”適性”があるように、
「起業にも向き不向きがあるのでは?」と疑問に思いますよね。
そんなあなたのために、今回は、現役で活躍している現役の起業家5人が集まって、徹底的に「起業に向いている人」の特徴について議論しました。
結論から言うと、世の中には、起業に向いている人もいれば、向いていない人もいます。
どんなに「起業したい!」と口では言っていても、会社員の方が向いている人もいます。
起業に向いていない人が起業すると、高確率で失敗する末路を辿ることになるので、
これから起業したいよーという人は、自分がそもそも起業家に向いているのか?を、ぜひここでチェックしてみてください。
この記事の最後の章では、起業家に向いているのかがわかる「無料診断テスト」もご用意しています。
最後まで読んでいただくことで、
・自分が起業に向いているのか?
・どうしたら起業家のマインドセットを手に入れることができるか?
が分かるので、会社員の道を進むか、起業の道を進むかをきっとこの記事で判断することができるでしょう。
目次
1:起業に向いている人の7つの特徴
過去、某マーケティング会社で様々な起業家さんや、多数の科学的な診断テスト、成功している起業家さん、上手くいっていない起業家さんの「裏と表」を見てきて、「起業に向いていそう」だと思う人の特徴をまとめました。
起業に向いてる人は、次の7つの性格のうち、どれかに当てはまることが多いです。
1-1. ロジカル思考かつ情熱がある
「え、ロジカルと情熱って真逆じゃないの?」と戸惑った方もいるかもしれませんが、
結論から言うと、どちらも重要です。
まず、なぜロジカル思考が重要かというと、
起業で成功するためには、ビジネスの問題点を論理的に見つけ出し、
それを論理的に改善していく力が必要不可欠だからです。
集客、お客さんの反応率、成約率など、数字で判断できなければ分析も改善もできませんので、フワッとアイデア1本で勝負していてはすぐに破綻します。
たとえば、有名な起業家の例をあげると、イーロン・マスク(テスラのCEO)やジェフ・ベゾス(アマゾンCEO)、ラリー・ペイジ(グーグル創始者)など、
現在有名な起業家の多くが理系出身で、ロジカル思考が強い特徴があります。
とは言っても、ロジカル思考だけでは不十分です。
ロジカルに説明できる人は会社で評価されやすかったりしますが、
逆に冷たい人、機械的な人と相手に感じられてしまったり。
そうなると、一緒にいて居心地が悪いので、人が付いてきません。
だから、情熱といった人間味のあるコミュニケーションもとても重要だと私は考えています。
実際に稼いでいる起業家さんと話すと、皆自分のミッションを持っていたり、情熱的な(熱い)人が多いです。
アップルの故スティーブ・ジョブズ氏も、論理的思考力は高かったですが、
心のあり方、禅の思想を大切にし、スピーチなどでもさかんに引用していたことは有名です。
ミッションや理念が伝わるようなプレゼンを展開し、論理的ながら大衆の感情をくすぐるストーリーを使いこなしていました。
どれだけロジカルに説明できても、相手の感情を動かすことができなければ誰もついて来ません。
徹底したロジカル思考と、情熱のあるコミュニケーションを使いこなす人が、有名な起業家に多いのは特徴の一つでしょう。
1-2. やり抜く力を持っている
「諦めずに、何かをやり抜いたことがある」
こんな人は、起業に向いているタイプです。
部活で大きな成果を出したことがある人、何か一つのことに熱中し続けた経験がある人などが、この特徴に当てはまります。
こんな人は、1つの目標達成に向けて、地道に最後までやり抜くことができますし、
また、「最後までやり抜いた」という過去の成功体験があるので、ビジネスで何か壁にぶち当たっても、挫折せずに解決策を模索する傾向があります。
ちなみに、今や、有名なケンタッキー・フライドチキン(KFC)のカーネル・サンダースが起業したのは何と65歳の無一文のときで、飛び込み営業で断られた数はなんと1009回と言われています。
「放り出された数は全米一」と自慢していた彼ですが、「おいしいもので人を幸せにしたい」という情熱を燃やし続け、最後には大きな成功を手にすることができました。
「才能がないから」「仕事が上手くいかないから」「一度失敗したから」といって簡単に諦めてしまうのではなく、成功するまで諦めない。
失敗が当たり前の起業の世界では、これがいかに体現できるかが大切な要素になるでしょう。
1-3. 起業したい理由がポジティブ
質問です。
Q.あなたが起業したい理由はどれですか?
- 面白いことをしたい
- 人に指図されたくない
- 会社が嫌いだから、起業して逃げたい
・
・
・
・
・
いかがでしょうか?
もし、あなたが「①」を選んだなら、起業家に向いていると思います。
基本的に、起業でうまくいく人は「会社員が向いていない」という人が多い気がします。
が、その理由は③のような「会社が嫌だから」というよりは、「自分で面白いことをしたい」「自分で人生をコントロールしたい」という欲求が強い人が多いんですよね。
③のようなネガティブな動機で起業してしまうと、壁にぶち当たるたびに「逃げ道」を探すようになるので非常に危険です。
もし、あなたが③を選んだのなら、なぜ起業したいのか?なぜ会社を辞めたいのか?
人間関係なのか、仕事内容なのか、健康上の理由なのか…など原因を分解してみてください。
起業も甘くはありませんから、転職や組織内で上を目指す方が成果を上げやすいかもしれません。
1-4. 自己肯定感が謎に高い
あなたは、自分に自信がありますか?
起業で上手くいっている人の特徴として、”謎に”自信が高い人が多いです。
(もちろん、実力もあって実際に結果も出していますが。)
ちなみに、私の周りの年収1000万円以上の起業家さんはこんな傾向があります。
・自分は絶対にうまくいくと思っている
・自分がいる場所には人が集まると思っている
・自分は最強に運がいいと思っている
で、さらに観察していくと、
●とにかくポジティブで、ネガティブな言葉や否定語は使わないように気をつけている
●自分の主張を持ってコミュニケーションをとる
●失敗してもクヨクヨしない(必ず、次に生かす)
といった特徴があります。
では、なぜ「自己肯定感が高い人」が起業に向いているかというと、
起業は「逆境」のオンパレードだからです。10回挑戦して1回うまくいけば御の字。
失敗は成果を出すためのデータを取るような感覚だったりします。
なのに、1回失敗しただけで「自分はダメだ…」なんて凹んでいたら身が持ちません。挫折するのも時間の問題ですよね。
自己肯定感が低い人は、→2-4. 自分に自信がない で対策法を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
1-5.「実行力」がある
「起業家って、行動力がある人が向いているんでしょ?」
なんてイメージがあるかもしれませんが、厳密には違います。
起業家に必要なのは「実行力」だと私は考えています。
実行力とは、行動力があることに加え、自身の過去に経験したことや知識などを踏まえて、計画を立てて行動することが出来る能力です。
つまり、ただなんとなく行動するのではなく、過去の経験からどんな行動が最適かを分析する力(=仮説の質)も重要になるわけで、
実行力 = 行動力 × 仮説の質
とも言えるでしょう。
行動力があってスピードが速くても、それが仮説ゼロで、ただ”反応”しているだけなら起業家は向いていません。
同じ失敗を繰り返したり、改善がされないので、結局お金と時間をムダにすることになるからです。
だからこそ、過去の経験(失敗など)を元に仮説を立てて行動ができる「実行力」は、起業するなら必要不可欠な能力でしょう。
これが磨かれていくことで、質の高い仮説を持って、ゴールと期限を設定し、短期間で成果を出すことができます。
1-6.「WHY」思考が強い
上司に「これやっておいて」といきなり書類を手渡されたら、あなたはどう答えますか?
きっと多くの人が、何も疑わずに「承知しました」と答えるのではないでしょうか?
でも、もしあなたが起業を目指しているなら、こういった反射的な返事はグッと堪えてください。
なぜなら、何も疑わない=思考停止の罠が潜んでいるからです。
「いつもやっているから」という理由だけで、同じ施策をずっと続けている。
「なぜそれをやるのか」という意味を考えないまま、ルーティンワークをこなしている。
これは、自分の頭で考える習慣がすっぽり抜けた状態です。
これでは仕事の生産性やあなた自分のスキルを高めていくことはできませんし、
自分で考えていないので、他責にしがちになったり…何か問題があったとしても見つけることは不可能でしょう。
ビジネス・ブレークスルー大学副学長の宇田左近氏は、経営コンサルタントである斎藤顕一氏が述べた
「先輩や上司に言われたことが、必ずしも正しいとは限らない。
言われたとおりに一生懸命仕事をしても成果に結びつかないのは、間違ったことをしているからである」
という言葉を引き合いに、次のように言っています。
“““““““““““““
必要なのは、自分自身で瞬時に「なぜか」を自問し、そして本質的な課題が何かを探る。そのうえで、その場で「なぜか」という質問をする能力です。そうすれば、より根源的な課題解決に一気に近づけるようになります。
(引用元:東洋経済オンライン|できる人は、摩擦を恐れず「なぜ?」と問う
“““““““““““““
とは言っても、実は私は元々、このWHY思考が弱い方でした。
よく言えば「素直」、悪く言えば「考えていない」会社員時代…。
そんな時に上司に手渡された本がこちらの一冊。
なぜ、こんな考え方をしているのか?
なぜ、こんな”こだわり”を持っているのか?
なぜ、これをやるのか?
こういったことに疑問を持って、実際に聞いてみるだけで
認識・解釈のズレが見つかったり、思いもよらない考え方を知ったり、そもそもやる必要がないことに気づいたり…なんてことが多々ありました。
トヨタ式「5回のなぜ」思考も有名ですが、「WHY」を聞けるだけで得られる効果は絶大だなーと実感した成功体験があるので、
起業するなら必須ですが、個人的には起業関係なく磨く価値のある項目だと思います。
1-7. 人を巻き込むのが好き
起業家の人は、1-4で「自己肯定感が高い」と話しましたが、それは”高慢”という意味ではありません。
一方で「自分1人では何もできない」ということを口にする人が多いんですよね。
ONEPIECEの主人公ルフィの「おれは、助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」というセリフはグッとくる名場面ですが(知らない方、すみません)
人に与えて、与えられて、助けて、助けられて、頼って、頼られる…そんな関係を構築できる人が多いなという印象。
成功している起業家さんは、ONEPIECEのルフィみたいに、本当に人を大切にしている人が多いです。
実際、お客さんや仲間を巻き込みながらビジネスができる人は、
自分の苦手な分野は人に頼むことで、集中できる得意分野にリソースを割いたり…
人や企業と組んでビジネスができるので、事業規模がどんどん大きくなりやすい傾向があります。
起業したら、結局ビジネスは信頼で成り立つのだなぁ、ということを目の当たりにすると思います。
2:起業に向いていない人の5つの特徴と改善策
では、ここからは「起業に向いていない人」の特徴についてお話ししていきます。
もし、当てはまっていたとしても、「向いていないから自分は起業ムリか…」と諦めてしまうのではなく、それぞれの改善策・オススメの本についても提案しているので、ぜひチェックしてみてください。
2-1. ロジカル100% or 0%
起業において重要なのは、ロジカル思考の人なのでしょうか?それとも、アイデアマンなのでしょうか?
巷のネット上に溢れている成功法則では「左脳が成功しやすい」「右脳が成功しやすい」だのいろんな情報が飛び交っています。
しかし、結論からいうと、起業においては右脳も左脳も重要です。
「現代経営学」「マネジメント」 の発明者であるP・F・ドラッカーもこんなことを言っています。
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「イノベーションに成功する者は左脳と右脳の両方を使う。数字を見るとともに人を見る。いかなるイノベーションが必要かを分析をもって知った後、外に出て、知覚をもって顧客や利用者を知る。知覚をもって、彼らの期待、価値、ニーズを知る」
(ドラッカー名著集⑤『イノベーションと企業家精神』)
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確かに、右脳的な思考が優れていてアイデアが沢山あっても、それを人に秩序立てて説明したり、形にする能力がなければ、ただの夢物語で終わってしまいます。
逆に、革新的なアイデアの閃きや人との感情的な面に寄り添うこともできなければ、誰も人がついてきません。
左脳、右脳と極端に考えるのはナンセンスでしょう。どちらも大切ですし、どちらも鍛えることが重要です。
<起業家精神を育みたい人にオススメの本>
<ロジカルシンキングを高めたい人にオススメの本>
2-2. 同じ失敗を繰り返す
優秀な起業家や経営者ほど、常に細部にまで気を配り、何事も徹底的に改善しようとする人ばかりです。
反応率や成約率など数字で計測したり、仮説を立てて、実行、評価、次のアクション…とPDCAを回し続けています。
だからこそ、失敗したら放置せずに「なぜ、うまくいかなかったのか?」「なぜ、今回の失敗が起きたのか?」とことん原因を追求して、それが起こらないような改善策を打ち立てます。つまり、失敗をチャンスと捉え進化し続けることができます。
しかし一方で、『あちゃー、やっちゃった…』と仕事でミスした時、自分の過ちを認めるより、都合の良い言い訳をしたり、事実を無視してしまう人も少なくありません。こういう人は失敗を隠し何も学ばないため、同じ失敗を繰り返しやすい傾向があります。
この失敗を「生かす」人、「殺す」人の違いが起業や仕事で成功できるかどうかを分けていると言っても過言ではありません。
とは言っても、失敗を認める苦痛を味わうくらいなら、事実を歪めて言い訳したり…他人のせいにしてしまう…のは、人が本能的に持っている、自分の心を守ための性質です。
なのでしょうがないことではあるのですが、「しょうがないよね」で終わっていたら起業も上手くいきませんので、対処法として、この本がとってもオススメです。
<成功までを最短距離でぶっちぎりたい人におすすめの本>
2-3. 逃げ道を選択する
もし、あなたが今会社員だとしたら、会社内で成果を出すことができていますか?
起業して上手くいく人は、会社でも成果を出すことができる人が多いです。
一方で、「今の会社が嫌で…」と言った理由で起業した場合、知識やスキル不足だったり、受け身のマインドセットが染み付いていたりするので、起業しても上手くいく確率は低いです。
起業したら、商品・サービス設計はもちろん、集客や販売、あらゆるスキルや知識、リソースが必要になりますので、会社員のうちに
知識
経験
スキル
実績
を身につけておくのがオススメです。もちろん、就職せずに成功している人も少なからずいますが、
「会社のリソース(お金、仕組み、人)」を使っていろんなことに挑戦したり実績を積むことができるのはとても貴重です。
私も会社員時代に、会社のお金を使って広告費1億円使ってテストをしたり、16万人以上のお客様にメルマガを発信すると言った経験をさせていただきました。こんな経験は個人でやるには厳しいですよね。
おかげ様で知識やスキルを磨いたり、実績を手に入れることもできたので、修行の場としては本当にありがたい環境だったなと思っています。
お金をもらいながら自分を磨ける贅沢な環境ですから、今会社員の方は、まず「会社で実績を作る」ことに集中してみてはいかがでしょうか?
<自分の仕事レベルを引き上げたい人にオススメ>
2-4. 自分に自信がない
なぜ、自分に自信がない人が起業に向いていないのか?
それは自信がないと、こんな状態に陥ってしまうからです。
・自分のコトバで情報発信ができない
・自信を持ってセールスができない
・お客さんに価値を提供できるものがない(と、思い込んでいる)
こういった状態の人が、起業してビジネスができるでしょうか?
ビジネスとは、価値の提供です。だから、価値を提供するために、あなた自信やあなたの商品への自信は必要不可欠なのです。
では、もし今の自分に自信が持てないとしたら、どうすればいいのでしょうか?
実は、自信をつけるためには「成功体験」がカギになります。
著名な心理学者のバンデューラは、”ある課題・行動を自分が達成できるかに対する自信”について
「自己効力感」という言葉を使い、その具体的な影響を次の通り示しています。
✔️良好な人間関係をきづくことができる。
✔️行動を開始し、継続することができる。
✔️トラブルや逆境を乗り越えることができる。
✔️自分の感情や行動を上手くコントロールすることができる。
バンデューラは、自己効力感を高めるためには「達成経験(成功体験)」を得ることが最も重要だといっているんですよね。
なので、簡単に自己効力感を高めることができる方法を、ここではちょっとだけご紹介しますね。
①過去の成功体験を思い出す
②小さな成功体験を日常に取り入れる
①過去の成功体験を思い出す
過去にあなたは、何かに挑戦した経験や、達成した経験、継続した経験、人にオススメしたいと思えるような経験をしてきたはずです。
毎日筋トレを続けているとか、日記をつけている、本をたくさん読む、人と話すのが得意、運動で成果を出した…etc.と言ったことも成功体験ですし、そう言った経験を振り返っていくと、自分の勝ちパターンが見えてくることもあります。
どんな時に自分は成果を出しやすいのか?どうな時に自分は失敗しやすいのか?
そういったパターンを分析してみると、自分が価値を発揮しやすい領域を見つけられるので「自分はこれなら人に価値を与えられる」といった自信を持つことができるでしょう。
人の脳は失敗ばかり強く記憶に残る傾向があるので、日誌などを書いて自分の成功体験を記録する習慣をつけるのがオススメです。
②小さな成功体験を日常に取り入れる
これから自信をつけたい方は、小さな成功体験を日常に取り入れるよう意識してみるのがオススメです。
ちょっとだけ早く起きてみる、普段よりも大きな声で挨拶してみる、筋トレをしてみる…etc.など色々あると思いますが、その日何か1つでも自分にとってプラスになる行動を取り入れてみてください。
ちょっとした毎日の挑戦が、きっとあなたの自信になるはずです。
その他、自己肯定感についてもっと深く知りたい方にオススメの本をご紹介します。
<自分の強みを見つけたい人にオススメの本>
<自己効力感をあげたい人にオススメの本>
2-5. 思考停止に陥りやすい
「いつもやっているから」という理由だけで、同じ施策をずっと続けている…
「なぜそれをやるのか」という意味を考えないまま、ルーティンワークをこなしている…
あなたはそんな状態になっていませんか?
これは、いわば「思考停止」の状態。ある認知脳科学者は、私たちが思考停止に陥ってしまう理由は『いまのままで問題ない』という現状維持(コンフォートゾーン)を選んでしまうから」だと指摘しています。
では、思考停止から脱するためにはどうすればいいのでしょうか?
そこで重要なのが「現状を疑える」ようになること。
今まで何の疑問もなかったことに対して、「本当に正しいのかな?」「何か別の方法はないのかな?」などと疑問をもつことで、自分の頭で思考し問題を見つける力を鍛えることができます。
これについて、認知科学者の苫米地英人氏は、「3つの質問」を使い現状を疑う習慣をつくることを推奨しています。
1「それを変えるとどうなる?」(→前例を疑えるようになる)
2「なぜ?」(→相手の言葉を鵜呑みにしなくなる)
3「ゴールは何か?」(=問題意識を持てる)
実際に使ってみるとわかりますが、
1については、そもそもやる必要があるのか?といった前提を疑えるようになりますし、
「なぜこれをやるんだろう?」と言った視点も持つことで、解釈のズレが見えたり、目的が見えたりします。
個人的には、特に「なぜ?」の思考を持つことで1や3も補完できるかなと思うので、
いつも周りの意見に流されがちな方は特に、「なぜ?」の思考を特に意識するようにしてみてください。
<人々をインスパイアさせるリーダーになりたい人にオススメの本>
3:起業家適性診断テスト
多くの起業家さんをみてきて、起業家に向いている要素として以下20個の質問を考えました。
自分は起業家として適正があるのか?一生リーマン生活を謳歌した方がいいのか?
について悩んでいる方は、ぜひ利用してみてください。
※この診断テストは、あくまでも私個人の独断と偏見で作成したものであり、科学的根拠に基づいたものではありません。
*「はい」か「いいえ」でお答えください。
(1)人に教えるのが得意
(2)自分で仮説を立てて行動する
(3)周りの目を気にしない
(4)人との意見の衝突を恐れない
(5)行動が早いねと言われる
(6)コツコツ継続して、何かを成し遂げたことがある
(7)自分の意見はハッキリ言う
(8)起業してもっと世の中を面白くしたい
(9)同じ失敗は絶対に繰り返さない
(10)自分に自信がある
(11)自分の意見を臆せず主張する
(12)こだわりの習慣がある
(13)行動のスピードが早い
(14)失敗してもすぐに切り替えられる
(15)みんなと同じだとつまらない
(16)周りに信頼されている
(17)分析するのが好き
(18)ただ言われたことをやるのは耐えられない
(19)集中力には自信がある
(20)よく人に質問する
「YES」が6個以下のあなたは…「企業人(組織人)」です。
起業をするのではなく、企業の中で頭角を現すことを目指してもいいかもしれません。
そうすれば、あなたの収入は今よりもアップすることでしょう。
「YES」が7個以上15個以下のあなたは…「企業人」以上「起業家」未満です。
起業に向けて、はじめの一歩を踏み出してもいいかもしれません。
ただし、あなたの「起業家度」はまだ高くない状態です。
これから起業家に必要なスキル、資質を身につけて「起業家度」をアップすることを目指しましょう。
「YES」が16個以上のあなたは…「起業家」に向く確率が高いです。
人生設計を照らし合わせながら、生き方の一つとして起業を選択することを考えてもいいかもしれません。
ただし、世の中には起業家に必要なスキルや資質を備えているからといって、必ずしも成功するという保証はありません。
甘くならないように、さらに起業家マインドセットを手に入れる努力をしていきましょう。
いかがだったでしょうか?
もし、あなたが今回の内容を読んで「もっと起業について学びたい」「実際に起業を本格的にスタートしたい」と思ったなら、
お金や時間をムダに消耗させないためにも「起業コンサルティング」をつけるのがオススメです。
実は、起業で成功している人は、メンターや、師匠、コンサルタントなど、ほぼ高い確率で、自分のビジネスを助けてくれる人をつけています。
当メディアのTryBaseでも無料面談やコンサルティングサービスも行っているので、学生といった知識・実績ゼロの状態から、起業して実際にマネタイズするまでをサポートしてほしい方はぜひチェックしてみてくださいね。
4:まとめ
では、最後にまとめると
起業に向いている人の特徴として、以下の7つを挙げさせていただきました。
- ロジカル思考かつ情熱がある
- やり抜く力を持っている
- 起業したい理由がポジティブ
- 自己肯定感が謎に高い
- 「実行力」がある
- 「WHY」思考が強い
- 人を巻き込むのが好き
最後につけた起業家適性診断テストもぜひ利用して、起業に進むかどうか判断するヒントになれば幸いです。
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