「起業に興味はあるけど、ぶっちゃけどれくらいの確率で成功するのかな?」
あなたも私と同じようにそんな事を思っていませんか?
先に結論からお伝えすると、起業の成功を10年間生き残っている事だと定義するなら、成功確率はたったの6%です。
私の経験から言っても、一時的に大きな売上を出す事は簡単ですが、継続して売上を出し続ける事は大変です。
なので10年間継続する事はかなり難しいのは間違いありません。
このように、起業には失敗するリスクは確かにありますが、失敗の原因をしっかりと認識して対策する事で成功する確率を上げる事は可能です。
実際に私が起業して数多くの学生起業家を導いてきた経験からお伝えすると、今の時代は成功するための道が用意されています。
なので書籍やWebサイトで調べたり、コンサルタントから教えてもらう事で成功する確率を極限まで上げる事ができます。
世間では起業は危険であるとの考えがありますが、ほとんどが昔の時代のインフラが整っていなかったデータ等を引用して語られている事がほとんどです。
実際に、この記事を書くに当たって改めて起業に関する本や統計データを調べましたが、昔は起業するには設備投資なども必要なので200万円程度は必要だと言われていましたが、今は0円からでもインターネットとパソコンさえあれば起業する事ができます。
とは言え、起業が不安な気持ちは凄く分かります。実際に私も会社を辞めて独立する時は不安がありました。
だからこそこの記事では、実際に起業して成功しやすい業種と失敗しやすい業種の違いや、どんな事をすると失敗しやすいのか?そして、起業成功率を上げるために、企業の成長ステージ別にしておくべきポイントについてお伝えします。
目次
1.起業して10年以上生き残っている会社は6%だけ
1-1.国税庁の企業生存率の調査結果
国税庁による2005年の調査によると、設立1年の起業成功率は40%、設立5年の起業成功率は15%、設立10年の起業成功率は6%、設立20年の起業成功率は0.3%、設立30年の起業成功率は0.02%です。
起業年数 |
起業成功率 |
1年後 |
40% |
5年後 |
15% |
10年後 |
6% |
20年後 |
0.3% |
30年後 |
0.02% |
(国税庁調査2005年調べ)
この調査結果を見る限り、起業して生き残る事はかなり難易度が高いです。私自身も4年前にビジネスを立ち上げてから、色々な起業家の方と過去に接してきましたが今も生き残っている人はごくわずかです。
4年前には年収1000万円の収入があった人でも今は消息不明の人はたくさんいます。
しかし、悲観的にはならないでください。
10年で6%との数字は出ていますが、これは起業に限った事ではありません。
スポーツなどの業界でも同じように成功しようと思ったらかなり難しいです。
もし、プロの野球選手になろうと思ったら小学生から高校まで遊ぶ時間も寝る時間も削って努力を積み重ねたとしてもプロ野球選手になれる確率はたったの0.03%です。
もちろんプロ野球選手になる方が難易度が高いかもしれませんが、プロとしてお金をもらうという点では起業家も同じです。
それでも起業で成功するためには厳しい事もありますが、どの業界でもそれは同じなので希望を持ってください。
それでは次は起業で成功率を上げるためにはどんな業種を選べば良いのか?そしてどんな業種を選んではいけないのかをお伝えします。
1-2.起業成功率が低い業種と高い業種の比較
それでは、業種別のデータを見ていきましょう。
厚生労働省のデータによると、飲食サービス業と宿泊業の廃業率が最も高いです。つまり、起業成功率が一番低いという事です。
ちなみに、起業成功率が低い業種をランキング形式で表すと以下の通りです。
①宿泊業・飲食サービス業:6.2%
②生活関連サービス業・娯楽業:4.5%
③小売業:4.4%
④情報通信業:4.3%
⑤学術研究・専門・技術サービス業:3.8%
反対に、起業成功率が高い業種については、JPX(日本取引所グループ)の業種別時価総額表の2020年3月の統計情報から時価総額の高い順で並べています。
順位 |
業種 |
時価総額(単位:百万円) |
一位 |
電子機器 |
67,321,481 |
二位 |
情報通信業 |
66,818,364 |
三位 |
輸送用機器 |
41,944,210 |
四位 |
科学 |
38,637,899 |
五位 |
医薬品 |
35,604,471 |
この中で特筆すべきは電子機器と情報通信業が3位以下と2倍近くの差を付けて1位と2位だった事です。
電子機器と情報通信業の共通点はITに関連した業種という事です。
これらのデータから導かれる結論としては、起業成功率が低い業種はランニングコストなどの固定費が多くかかって、起業成功率が高いIT系の業種は固定費がかからないという事です。
1-3.なぜ起業成功率が低い業種と高い業種で違いが生まれるのか?
上記でご紹介した起業成功率が高い業種と低い業種の決定的な違いは”固定費”です。
なぜなら、固定費が大きくなりやすいため売上が出る前に資金が途中で尽きる可能性が高いからです。
・店のテナント料
・従業員の給与
・電気、ガス、光熱費
・商品の仕入れ代金
・設備を揃える為の初期投資
などザッと上げただけでもこれだけの費用がかかります。もし、店のテナント料が15万円で従業員を3人雇っていれば20万円×3人で60万円で合計75万円かかります。
それに仕入れ代金や設備投資なども必要なのでひと月に必要な経費が100万円以上はかかってきます。
もし仮に従業員を雇わないで1人でやっていたとしても生活費もあるので月に50万円以上はかかります。
起業資金が自己資金と融資を合わせて700万円だったとして、店の内装費などに200万円使っていたら残っているのは500万円です。
そうなれば10ヶ月の間、売上が無かったらその時点で倒産するしかありません。
なので起業の先輩としてアドバイスするなら、起業成功率を上げたいなら固定費ができるだけかからない職種で起業することをお勧めします。
もちろん固定費以外にも、今まで起業のコンサルタントとして多くの人を教えてきた経験によると、失敗しないために抑えておくべき事があります。
数多くの人に教えてきて、起業に失敗する人は必ず次の章でお話しする起業に失敗する人の共通点のうちのどれかに当てはまっていました。
なので、これから詳しく見ていきましょう。
2.起業に失敗する人の共通点
共通点1 |
目標数値達成の責任感が甘い |
共通点2 |
今の会社が嫌だから等のマイナスの理由で起業する |
共通点3 |
宣伝、広告ができず売上が立たない |
共通点4 |
初めから固定費をかけすぎる |
共通点5 |
周りに頼れる先輩がいない |
2-1.共通点1:目標数値達成の責任感が甘い
これは今まで数多くの起業家を見てきて一番多い共通点です。
みんな起業したら必ず売上や利益に関する目標を掲げるのですが、そのために必要な中間目標が曖昧な事が多いです。
例えば、単価1万円の商品を販売していたとして、月に100万円の売上が必要なら、客単価が1万円で100人に販売すればいいですよね。
それなら月に25日稼働するとするなら1日当たり4人に販売する必要があります。
もし仮に成約率が25%ならば1日4人に販売する場合は16人のアポが必要ですよね。
このように中間でどのような目標を達成すれば月間目標を達成できるかのシミュレーションが甘い事が多いです。
そして、実際に中間目標を立てる時はマイルストーンという手法を使う事をお勧めします。
2-1-1.中間目標を立てる時に便利なマイルストーンの使い方
マイルストーンとは中間地点という意味で、元々は鉄道や道路において中間地点の距離を表すための標石として使われていた言葉です。
今までKPIや手帳で管理するなどの方法も試したのですが、マイルストーンだとかなり細かく目標を区切れたり、どのタスクが遅延したら全体の目標達成に響くのかが分かりやすいので、個人的にはお勧めです。
特に私の場合は常に4つ程度のプロジェクトが動いている状態なので、きちんとマイルストーンなどで管理しておかないと全ての仕事が中途半端な結果になってクライアントやお客様に迷惑をかけてしまいます。
具体的にどのように使うのかというと、例えばあるプロジェクトの中で作業AとBの2工程があるとします。
プロジェクト完了日:10月1日
作業A:9月1日~9月15日
作業B:9月15日~9月30日
このスケジュールにおいて、9月15日に作業工程Aが終わらなければ、作業工程Bに移れない場合に設定されるのが「マイルストーン」です。
マイルストーンを意識することは、以降のスケジュールに深刻な問題をおよぼす可能性を最小限にするためにとても重要です。
もし先ほどの営業などのパターンだとアポ取り、プレゼン、クロージングなどに小さく分けて管理すると良いでしょう。
という事で、中長期目標を達成するために、その目標をさらにブレイクダウンさせた中間目標をぜひ作ってください。
2-2.共通点2:今の会社が嫌だから等のマイナスの理由で起業する
「リストラされたから」
「人間関係に疲れたから」
「こんな低レベルな会社で仕事はしたくないから」
このように理由はどうあれ、起業動機が退職動機と同じになっている人は、起業しても長続きしません。
なぜなら、ネガティブな理由で起業する場合はどうしても起業準備が整う前に急いで起業しがちです。
過去にセミナーで出会った人で実際にネガティブな理由で起業した方がいたのですが、「貯金が100万円くらいあるから大丈夫だろう」と思っていたらしいのですが、セミナーなどにどんどんとお金を使ってしまっていつの間にかサラリーマンに戻っていました。
実際に私も会社員から独立したのですが、会社員時代に既に副業で100万円以上を稼げるようになった状態で起業しました。
会社の先輩で会社が嫌だから起業した人もいたのですが、当初のビジネスアイデアが上手くいかずに八方塞がりになっていました。
なのでもし今の会社が嫌だから起業したいって思うなら、せめて副業で3ヶ月連続で30万円以上を稼いでからにしてください。
2-3.共通点3:宣伝、広告ができず売上が立たない
・マーケットニーズがあるので、なんとかなると思う。
・ホームページやソーシャルメディアを使って集客出来るから、心配していない。
・まずは起業してから様子を見る。集客は後でも大丈夫。
・店舗の立地がよく、競合する相手もいないので、大丈夫。
このように宣伝、広告などの集客手段について甘く考えている起業家ほど失敗しやすいです。
なぜなら、どれだけいい商品を持っていてもそれを買ってくれるお客様がいなければ売れないからです。
実際に私も仕事で多くの起業家の方の集客の支援をさせていただいていますが、ほとんどの方が苦労されています。
よくあるパターンとしては以下の3パターンです。
①たくさんブログを書いているけどPVが集まらない
②SNSをとにかく更新しているけど購入に結びつかない
③紹介を頼りにするも中々紹介してもらえない
もし、実際に集客を頑張る時はWebを利用した広告がおすすめです。理由は、費用対効果が高くコストを低く抑えられるからです。
具体的にはFacebook広告がお勧めです。Facebook広告は年齢や性別、住んでいる地域などでターゲットを絞り込む事ができるので比較的コストを安く抑える事ができます。
それにFacebook広告だと同時にインスタ広告にも出す事ができるので若い女性にも見てもらえるのが利点です。
なので、どのように集客をするかは必ず考えておいてください。
2-4.共通点4:初めから固定費をかけすぎる
起業の成功率を上げる事において固定費を上げてしまうことは、できる限り避けなければいけません。
人件費や家賃など支払うべき部分においては削減することは避けたほうが良いですが、無駄に予算をかけている部分がないかを確認してみましょう。
なぜなら、固定費が大きいとその分の売上からの利益の割合が減っていくからです。
特に起業当初は売上が不安定になりがちです。大きな案件が一件入ったら大きな売上になりますし、何もなかったら月の売上がゼロなんて事もあります。
だからこそ常に最悪の場合のシミュレーションをして、月に15万円あれば生活はできるなという状況にしておけば売上がゼロでも副業でアルバイトをしながら事業を立ち上げる事もできます。
起業はいかに失敗する要素を減らすか?という事も大事なので常に最悪の場合を想定して固定費を無駄に上げることは避けましょう。
2-5.共通点5:周りに頼れる先輩がいない
これは個人的な体験談なのですが、起業成功率を上げるためには絶対に頼れる先輩や師匠がいた方がいいです。
その理由は2つあります。
1つ目が、自分の年齢やスキルでは足りない経験を補ってくれるからです。
私自身、4年前にネット起業した時にはインターネットを使って人を集める経験も無ければ、物を売る経験もありませんでした。
当時は自信過剰で何でも自分でできると思っていたのですが思うように上手くいかなくてもがいていました。
しかしこのサイトを運営しているMIRAIDのコンサルティングを受けた事によって一気に大きな収益を上げる事ができました。
収益を上げるまでの段階でも何回も壁にぶち当たったのですが、その時々で自分じゃ思いつかないような適切なアドバイスがもらえたので何とか乗り越える事ができました。
楽天銀行の口座を作るのでさえ2週間かかっていたので、もし1人でやっていたらいつまで経っても成功しなかったと思います。
そして、2つ目の理由が自分の力だけでは得られない人脈が繋がる事です。
良い師匠の周りには同じように成功している仲間や更に凄い人がいる場合が多いです。
なので自分が困っていた時や、自分のプラスになると思った人は積極的に紹介してもらえる事があります。
実際に私も師匠から会社を何社も立ち上げているような凄腕社長を紹介していただいて、独立のタイミングでその社長から声をかけていただいて一緒にお仕事をさせてもらったりしています。
こういった普通に生きていたら絶対に繋がる事ができないような人と繋げてもらえるのも良い点です。
そうすれば結果的にその人たちからもアドバイスを頂けたりするので失敗する確率が下がります。
それでは、ここまでで起業で失敗する人たちの共通点をお伝えしました。
もしもっと詳しく失敗事例なども踏まえて調べたい場合はこちらの記事をご覧ください。
これからはそれを踏まえた上で、実際にあなたが起業する時の起業成功率を上げるために必要な事をお伝えします。
3.成長ステージ別:起業成功率を上げるために必要な事
それでは、ここからは成長ステージ別に起業成功率を上げるために必要な事をお伝えしていきます。
シードステージ(立ち上げ準備段階) |
事業計画書作成 |
資金繰り |
|
アーリーステージ(事業立ち上げ期) |
商品改善 |
広告予算をかけて先行投資 |
|
ミドルステージ(事業成長期) |
人材採用 |
新商品の投入 |
3-1.シードステージ(立ち上げ準備段階)
3-1-1.事業計画書作成
シードステージでは、まずは事業計画書を作成しましょう。
なぜなら、事業計画書は事業を立ち上げ、継続し、成功に導くための指針となるものだからです。
起業をするには考えなければならないこと、行動しなければならないことが沢山あります。
それをひとつひとつ明らかにし、文書にしていくことで、何が必要で何をすべきかがはっきりし、夢が現実へと変わっていくのです。
事業計画書は、いわばビジネスを推進するための設計図なのです。
具体的に、事業計画書には以下の10個の項目があります。
①創業者のプロフィール
②ビジョン・理念・目的
③事業の概要
④自社のサービスや商品の強みや特徴
⑤市場環境、競合について
⑥販売やマーケティング戦略
⑦生産方法、仕入れ先など
⑧売上予想
⑨損益計算書予想(会社の家計簿の予想を立てる)
⑩開業資金
これらの項目を考える中で、例えば宣伝広告の方法であったり、目標数値予想を考えるので、前の章でお伝えした失敗する起業家の共通点の大事な所をカバーする事ができます。
もし実際に事業計画書を書いてみたいと思ったら以下のサイトに事業計画書のテンプレートがありますので、ぜひダウンロードしてみてください。
https://www.microsoft.com/ja-jp/office/pipc/template/result.aspx?id=13288
3-1-2.資金繰り
シードステージでは、まずは融資を受ける事が一つのポイントになります。
このサイトでお勧めしているネット起業をする場合はあまり必要ありませんが、初期費用がかかるビジネスをされる場合は自己資金だけでは補いきれない所を融資でカバーする事ができます。
実際に、『中小企業白書・小規模企業白書』(2017年版)の調査結果によると、会社の「成長段階ごとの課題」として創業期に1位につけているのが「資金調達」で60%。
創業から2~3年の成長初期においても、約半数の会社が「資金調達」を一番の課題に挙げています。
もし資金調達を考えているなら、政府が全額を出資している「日本政策金融公庫」は、国の政策として創業融資を長年行っているのでお勧めです。
実際に申し込みを行う際は以下の6つの書類が必要です。
①借入申込書
②創業計画書
③任意:月別収支計画書(資金繰り計画書)
④履歴事項全部証明書の原本(申込人が法人の場合)
⑤見積書(資金使途が設備資金の場合)
⑥不動産の登記簿謄本または登記事項証明書(不動産担保を希望する場合)
もし実際に書類を作成する際はこちらのサイトを参考にしてください。
「スモールビジネスを、世界の主役に」という理念に共感して私も使っている会計ソフトを作成しているfreeeという会社が運営しているサイトの記事で、創業融資について分かりやすくまとまっていたのでお勧めです。
https://www.freee.co.jp/kb/kb-funding/launch-funding-documents/
3-2.アーリーステージ(事業立ち上げ期)
3-2-1.商品改善
シードステージでは、商品を改善するよりも売上を立てないといけないので商品の品質は多少低くても売上を作るためにとにかく売りまくります。
そして、ある程度お金に余裕ができてきたこの段階でプロに依頼するなどの方法を使って商品改善をしてください。
そうする事によって自分だけでいい商品を作ろうとするよりも高品質な商品に出来上がりますし、お客様の満足度の向上にも繋がります。
例えば、私の場合は動画を使ったオンライン講座を主催しているのですが、始めのうちはyoutubeなどで動画をアップしてみてもらっていたのですが、お金に余裕ができた段階で本格的な会員サイトを作ったりして商品の品質を上げていきました。
そして、実際に商品改善をする時に私もよく使う方法としては、お客様に直接聞く方法が有効的です。
なぜなら商品の良し悪しの評価をしてくれるのはお客様なので、直接アンケートやインタビューで聞いた方が自分1人で考えるよりもいいアイデアをもらえる事が多いからです。
実際にお客様に聞く時は以下の方法がお勧めです。
①アンケートを取る
②熱のあるアンケートを送ってきてくれた人に電話か対面インタビューをお願いする
③実際に録音させてもらいながらインタビューをする
そして、お客様から頂いた改善アイデアを元にプロに依頼すると商品の品質が上がっていきます。
3-2-2.広告予算をかけて先行投資
アーリーステージでもう一つ重要な事が、広告予算をかけて先行投資をする事です。
前の章で宣伝広告ができずに失敗するという事をお伝えしたのですが、そうならないためにも広告予算をかけていく必要があります。
なぜなら、起業してビジネスを開始したら、まず提供する商品・サービスを知ってもらい、顧客を集めなければ売上を上げることができないからです。
広告の方法は代表的な方法は以下の3つです。
①インターネット広告
②マス広告(テレビcmや新聞広告)
③DM広告
この中でマス広告は多額の費用が発生するのでお勧めしません。
特にお勧めするのはインターネット広告から始めるのがお勧めです。
なぜなら、少ない費用から始められますし、居住地や性別や興味などで広告を出すターゲットを絞り込む事ができるからです。
例えばDMの場合だと地域は指定できますが、性別や興味などでターゲットを絞り込むことはできません。
しかし、Facebook広告などであれば料理に興味がある人、転職に興味がある人などで絞り込む事ができます。
そのため費用対効果が高くなりやすいです。
なのでインターネット広告から始める事をお勧めします。
3-3.ミドルステージ(事業成長期)
3-3-1.人材採用
ミドルステージでは、人材の採用が大事になってきます。
ここまでは社長のワンマン経営でも何とかなりますが、この先は現場を任せられるリーダーであったり、将来の幹部候補となる人材を採用する必要があります。
なぜなら、これまでは社長が直接営業して売上を作ったりしていたかもしれませんが、更に大きく発展するためには社長にしかできない新規事業の立ち上げであったり、長期的な戦略やビジョンの作成に時間を使った方が会社の発展にとってプラスになるので、現場は任せられる人に任せた方がいいからです。
例えば私が前に勤めていた会社でも、年商10億円程度までは社長が売上を立てていましたが、それ以上は商品数であったり事業が複数に分かれていたのでそれぞれの事業でリーダーを立てて、社長は一線から退きました。
その結果、今となっては年商60億円程度の企業になっています。
短期的に見ると人材を採用するとコストもかかりますが、このステージになる頃には人材を採用しない方が機会損失が大きくなるため、積極的に採用していきましょう。
3-3-2.新商品の投入
ミドルステージでは、新商品の投入もかなり大事なポイントです。
ビジネスは売上の8割を2割のVIP顧客が生み出していると言われています。
(実際に4年間ビジネスをしている経験からしても間違いありません)
そうなれば、いかにVIPのお客様に満足してもらえるかが重要になります。
そのためには新商品の投入をしないと一度商品を購入してもらった優良顧客にはアプローチができなくなります。
実際に、一度商品を購入してくださった方に、2回目、3回目と購入してもらって、生涯で使ってもらうお金(LTVと言います)を多くするかがビジネスの繁栄を左右します。
過去に関わっていた年商5億円規模の事業の場合だと、新商品を出すとひと月で2千万円~1億円程度の売上が実際に出ていました。
そして、定期的に売れるので売上のベースアップになっていました。なので新商品を投入してヒット商品が増えれば増えるほど実際に年間の売上も伸びていってました。
だからこそ新商品の投入は事業のステージを一段階上げるために必要になる大事なポイントです。
さて、ここまで起業成功率を上げるために大事なポイントについてお話ししてきましたがいかがでしたか?
「起業するぜ!」と思っている人は私もそうでしたが、1人で何でもできると思っている人が多いです。
それくらいの気合いがないと起業で成功する事なんてできないと思うので凄く素敵な事だと思うのですが、1人で進む事によって無駄な時間やお金を使ってしまって遠回りする事があります。
もし借金をして起業して失敗してしまうと負債だけが残ってしまってかなり辛いです。
だからこそ、起業成功率を上げるためには失敗する人の共通点の章でもお話ししましたが、きちんと師匠のような人から教わる事が大事です。
そこで最後に実際に私がサービスを受けて成果を出したMIRAIDについてご紹介します。
4.MIRAIDってどんな会社?
「若者たちの起業のプラットホームになる」事を目標に、
情報発信やビジネスを通して、自分自身の理想の生き方や働き方を実現するためにサポートをする会社です。
「起業とか興味はあるけどどうすれば良いかわからない…」
「やりたいことがある、叶えたい夢がある」
「もっと自由に働きたい!」
誰しも大小はあれど、胸の内に自分の理想を秘めていると思います。
しかし、
・相談できる相手や教えてくれる人がいない…
・モチベーションが続かない
・売上が上がるイメージがつかない
・そもそも何から始めたら良いのかわからない…
MIRAIDは、「起業してみたいけど1歩目が踏み出せない」とくすぶっている若者の武器となり、
個人起業を全面バックアップします。
4-1.豊富な実績
*弊社が作成した一通りの起業プログラムを完了させた場合の集計です。(当社調べ)
コンサルサービスに申し込み、弊社の提供する初心者の方でもできる簡単なカリキュラムを一通り完了させた方のほとんどが、
売上を出すことができています。
2019年11月から半年足らずですでに85人もの人がMIRAIDのコンサルを受けてだいたい1.2ヶ月で売上を上げています。
その後も100万120万と月々コンスタントに売上を上げ続けている人もたくさんいます。
その中で数人をご紹介します。
森大起さんは大学在学中に20代後半女性にダイエットのノウハウの商材の販売やオンラインでの食事管理の事業開始。
SNSから集客から電話での営業を通し、売上30万円を開始から3ヶ月で達成。
その後はwebサイトの作成なども並行して行い、月間30万円を安定して出し続けている事例。
森啓太さんは大学在学中に弊社の起業プログラムを実践。2ヶ月ほどで、英会話の上達をサポートする事業を展開。
SNSからの集客から電話での営業を通し、売上75万円をスタートから2ヶ月で達成。
その後、少し売上は下がったものの、月間100万円以上の売上をその後安定して出し続け、
2020年5月現在、法人化の準備に入っている事例です。
水谷良さんは、フリーのパーソナルトレーナーとして活動していて、市場を広げたいと弊社のプログラムに参加しました。
女性向けダイエット市場で、ノウハウをまとめた電子書籍の販売から開始。
その後アフターフォローとして、ダイエットサポートサービス月額3万円で販売し、売上50万達成。
利益率は90%で手取りで45万円ほどが収入になった例です。
久保百華さんは大学在学中に恋愛の市場で、同世代の女性向け恋愛ノウハウの商材の販売を開始。
スタートから26日で8万円の売上を出し、その後、自身の集客・営業ノウハウを生かして起業支援事業を開始。
その後3ヶ月後に売上120万円を達成した事例です。
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なぜ完全個別指導にこだわっているのかと言いますと、
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一度売上を上げるという経験をすることで
自分でイメージがつきやすくなるので、その後も長期的にビジネスを継続していくことが可能です。
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初心者の人でも必要な基礎知識やノウハウを順を追って学べます。
5-3.定例勉強会や交流イベントの実施
MIRAIDでは様々な段階の会員様が集まる定例勉強会を実施しています。
毎回違う内容と講師でスタートアップ講習やサイトでは学べない、
最新のノウハウや体験をライブで行うことができます。
営業、コンサルティングなどいろいろなビジネスのプロなわけですから、
なんと言っても講師陣の話が面白いと毎回満員になる程大好評です。
学校の講義のようにガッチガチな雰囲気ではなく、自分の体験談や実際の生の声なども交えて時に面白く、
時に熱く話してくれるので時間もあっという間でし
話を聞くだけでなく、参加者同士で和気あいあいと意見交換をしたり、
実際に紹介したフレームワークをしながら進めたりするので、
「でも学校の授業とか硬いのは苦手だし…」という方でも楽しんで参加できます。
また、日によって講師と内容が違うので、どの日に参加しても新しい情報を得られるのも嬉しいポイントです。
こういった学び面だけでなく、
季節や時期に応じてスポーツ大会やパーティなど様々なイベントも開催しているので、
普段会わないような起業家や同じくコンサルを受けている会員様同士でオフの繋がりも作れます。
勉強会やイベントに参加した際に仲良くなってそれから一緒に今は仕事をしています!
という人もたくさんいます!
自分と同じように起業を目標として頑張る仲間は意外と見つけるのは大変です。
なのでこのMIRAIDで初めて夢を語り合える仲間ができたときは本当に嬉しかったし
今私がこうしてフリーランスとしてビジネスをできているのは一緒に頑張れる仲間ができたからだと思っています!
「一人だとついついだらけちゃって続かなさそう…」なんて人でも、
一緒に切磋琢磨でき仲間がいるのでビジネスが続きやすいという大きな利点もあります。
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