- 「起業したいけど口だけで終わる人ってどんな人?」
- 「結局口だけのやつって思われたくない」
- 「起業に向けて何か行動を起こしたい」
こんなことを考えたりしていませんか?
起業したい気持ちはあるけど行動できなくて、何も進まないまま毎日過ぎていく。周りに気持ちを共有できる人もいない。早く起業したいのになんか曖昧で、これだ!と思えない。やる気はあるけど、そもそもどう頑張ったらいいの?
こういったことが頭の中でループすると、気持ちだけ焦って自己嫌悪に陥ったりしていく。しんどいですよね。
過去の私は、会社の仕事のモチベーションも下がってきてしまい、そんな状況が1年ほど続きました。まさに悪循環でした。
実際起業に向けて動き出せた私が伝えたいのは、はじめる前の焦りや不安ははじめちゃえばなくなる、と言うことです。
この記事は過去の私のように「起業したい」を口だけにしたくない、そろそろなんとかしたい!と強く思っている社会人の方の後押しになればと思って書きました。
この記事を読めば、口だけになってしまう人とはどんな人か?じゃあどういうかたちで起業を実現させていくのか?がわかるようになっています。
目次
口だけで終わる人の4つの特徴
この4つの特徴は、
実際に私の周りの起業家の考え方やビジネス書を参考に、
成功している起業家に絶対に当てはまらないこと、または絶対に言わないこと、を基準に選びました。
①行動にうつさない
頭の中で起業のイメージは完璧だけど、行動に移さない。常に物事を考えていても、当たり前ですが起業できません。
起業家は行動しています。例えばあなたがオンラインでプログラミングスクールを始めたいとします。リリースに向けてやるべきことはたくさんありますよね。月額にするのか?定額にするのか?サイトはいつリリースするのか?コースはどうするのか・・・こういうことをじわじわこなしていくのです。
大事なのは計画を立てて行動するということ。これができないと結局起業したいだけの人になってしまいます。
②起業の目的がない
「なんで起業したいの?」「起業以外で実現できる方法はないの?」
と聞かれたらパッと答えられますか?
「同じ仕事をするなら起業がいい」「成功したらなんかかっこいい」とかそういう気持ちだけだと、モチベーションが維持できなくなるからです。というか、起業できたとしても継続は相当きついです。
実際アップル創業者のスティーブ・ジョブズは「私がこれまで挫けずにやって来れたのは、ただひとつ。自分がやっている仕事が好きだという、ただそれだけなのです。」と言っています。
これから起業するのに目的がなかったら情熱なんて生まれないですよね。
そのため、
- ゴールまでの過程が苦行に感じる
- 稼ぐイメージが湧かない
- そもそもゴールがわからない
といった起業後のことをあれこれ考えて結局踏み出せないまま終わります。
③誰も思いついていないことをやろうとする
起業するならアイデアが必要、と誰も考えついていないようなサービスを思いつこうとしている人がいます。起業=次元の違う話と思っていると、結構この思考にハマります。
結論は、アイデアは思いついたことに越したことはないが、ないならそれでいいです。
起業に限らず世の中は誰かがやっている既存のサービスだらけです。ファーストフード店はマクドナルドだけではありませんよね。そう言う感じで競業相手はどの事業にも必ずいます。
実際私も「起業したいけどイメージ湧かない」そんなふうに考えていたので、画期的なアイデアが浮かばない!と思い踏み出せないでいる人は、必要ないのでいますぐ考えるのをやめましょう。
④行動できない理由が口癖になっている人
「今は忙しいからビジネスに取り組めない」
「起業に踏み切れないのはお金がないから」
口から出てくるのは起業に対してネガティブなワード。こういった人も口だけで終わってしまう可能性が高いです。
「~だからできない」
仕事や環境など何かしらのせいにしているパターン。こういう人は、原因がなくなっても、また違う理由を作り出してしまいます。
アメリカの経済学博士、ロバート・アラン・フェルドマン氏によると、このタイプの人は二種類いるそうです。ひとつは「方法が分からないから無理」というタイプ。もうひとつは「やらないために理由を作る」タイプ。
ここでの口癖になっている人は、後者の「やらないために理由を作る」タイプですね。
心理学者のアドラーに言わせると、できない理由を見つければ何もしなくてすむという、心理的な目的があるといいます。
例えば、「今は余裕がないから起業できない」という人は、「起業しないために、余裕がないという理由を作り出している」ということです。
結局「~だからできない」という人は、余裕ができても、また違う理由を作り出してしまいます。
「~だったらどうしよう」
心配な気持ちが先行して、行動を先延ばしにしているパターン。時間や金銭や努力の投資が実益につながるかわからない、失敗したらどうしよう、というような不安が原因で行動を起こせない。
確かに未来に対してある程度の予測は、リスクを回避する面でも大事だと思います。
ただ、必要以上にネガティブに意味づけしてしまうと、チャレンジ精神にブレーキをかけてしまって大きなチャンスを逃すかもしれません。
実は米国ミシガン大学の研究チームの心配事の実地調査で、「心配事の80%は起こらない」という研究結果があります。さらに、残り20%のうち、16%は準備すれば対応可能なもの。つまり、心配事のうち実際に起こるのはたったの4%ということになります。
行動より先に考えてしまうから「不安」なのであって、考えなければ発生しません。要は頭で考えすぎずに行動してみてほしい、ということです。
口だけで終わらせないためにすること【行動編】
「口だけの人に当てはまってしまったから、起業は向いていないかも」と思った方もいるかもしれません。
でも「口だけで終わらせてしまう」方がとてももったいないです。せっかく起業したいと言う気持ちがあるなら、起業で自分の夢を叶えてほしいです。
口だけで終わらせないためには、まずは副業から始めて徐々に拡大させるのがおすすめです。
その理由と起業に適した副業をご紹介します。
- 「起業がしたい!けど生活のことを考えると、いますぐ会社を辞めるのは躊躇してしまう」
- 「起業はしたいが何をしようかまだ決まっていない」
という方はぜひ参考にしてください。
副業から起業するメリット
副業から起業へシフトすると何がいいのか、大きく2つのメリットがあります。
自分の好きなペースで事業拡大できる
自分のペースで無理なく事業を拡大していくことができます。副業であれば、最初は自分の判断で事業の拡大と縮小を選択できます。
もしも収益が思うように上がらなかったとしても、会社員の給料が確保されていますし、いきなり会社を辞めて後がない状態で焦って起業するよりも、マイペースで事業を進められますよね。
安定した心理状態で起業できる
お金から来る不安に悩まされない。これが副業から起業する最大のメリットです。
現会社員ならば短期的に成功させるのではなく、あらゆるリスクを分散させ心理的な余裕を持ったほうが結果的に成功できるからです。
副業から始めれば、給与を確保しつつ実績を積み、独立後の資金も調達できる。さらに失敗しても大丈夫な状況。
一方、成功しなければ無収入で生活に困る状況。もしその起業が自分にとって違うかもしれないと後から判明した場合は取り返しつかないですよね。
取り組むビジネスを知る、という意味でもまずは副業からがいいです。
起業に適したおすすめの副業3選
ホリエモンこと堀江貴文さんが「バカは最強の法則」という書籍で書いている「商売の4原則」という原則を基準に選びました。
実際ここで紹介する副業は私もすべて経験しています。実体験もふまえてどんな人に向いているのか、その辺も参考にしてもらえると思います。
①ブログアフィリエイト
- 利益率の高いビジネス★★★★★
- 在庫をできるだけ持たない★★★★★
- 毎月の定額収入を得られる★★☆☆☆
- 少ない資本で始められる★★★★★
アフィリエイトとは成果報酬型の広告のことです。仕組みをざっくり説明すると、
- 自身のブログやホームページの特定の商品やサービスの広告を掲載
- 訪問者が広告をクリックして商品やサービスを購入すれば広告主の利益になる
- 成果報酬が支払われる
ブログとは、ホームページのようなもので自分の意見や情報を伝えるWEBサイトです。合体したものがブログアフィリエイトですね。
自分の得意なジャンルのブログを開設して売りたい商品を紹介する。読者が広告をクリックするようブログに掲載する。ざっくりこんな感じです。
3つ目の定額収入だけがネックで、Googleのアップデートがあると収益が一気に上がらなくなることもあるからです。
アフィリエイトのおすすめできるポイントは、
- 商材は自分の売りたいものを好きに選ぶことができる
- 未経験でも始められる
- Webライティングスキルやマーケティングの基礎が身に付く
デメリットは、
- 収益化まで時間がかかる(少なくとも半年~1年)
- とにかく根気が必要
- 記事を書かないといけない
読者に価値を提供する必要があるので、読者の抱える悩みを見抜いて、広告収入を得るというビジネスの本質を理解すれば稼いでいくことが可能です。
向いている人
- 文章を書くことに抵抗がない人
- 記事更新をコツコツ続けられる人
- 目先の利益に捉われない人
- ビジネスに役立つ基礎能力を楽しみながら吸収していける人
向いていない人
- すぐに結果が欲しい人
- 長期的に文章を書き続けるのがどうしても苦痛な人
ブログアフィリエイトは向き不向きがしっかりあるビジネスだと思います。長期的に文章を書く事を想像して絶対に無理!と思ったら別の副業を。
逆にそれ以外ならば、やってみる価値はあるんじゃないかなと思います。
②特技・スキルをネットで販売する
- 利益率の高いビジネス★★★★★(未経験者は★☆☆☆☆)
- 在庫をできるだけ持たない★★★★★
- 毎月の定額収入を得られる★★☆☆☆
- 少ない資本で始められる★★★★★
自分の特技やスキルを販売して収入を得る方法です。
代表的な仕事は以下のとおりです。
-
-
- Webライター
- Webデザイナー
- プログラマー
-
これ以外にも単なる趣味でも販売できる可能性があります。
サイトやアプリをまとめたので参考にしてみてください。
スキル販売のおすすめできるポイントは、
- アプリやサイトに登録するだけで、手軽に始められる
- 未経験でも始められる
- 将来的に独立も可能
- 本業の経験を活かせる
デメリットは、
- 専門的なビジネススキルの中には習得するのに時間がかかるものもある
- 経験が浅いうちは数をこなす必要がある
- 自由度が高いので安定はしない
- 未経験者は単価が低いところからはじまる
しっかり専門性が高い技術を身につけて実績を積んでいけば稼げますし、将来的に独立も可能です。
向いている人
- 専門性が高い技術を持っている人
- 時間管理がしっかりできる人
- 目標額を決めて努力できる人
- 本業のスキルをそのまま活かせる人
向いていない人
- 時間管理が甘い人
やってみてわかったのは、未経験でも仕事は取れるけど専門的なスキルを持っているかどうかで開始時点の報酬が変わる、ということです。
特に未経験者は単価がかなり低いとこから始まるので、心折れないように経験を積んで実績を増やしていきましょう。
③オリジナル製作物をネットで販売する
- 利益率の高いビジネス★★★★★
- 在庫をできるだけ持たない★★★☆☆
- 毎月の定額収入を得られる★★☆☆☆
- 少ない資本で始められる★★★★★
自分で作ったものやデザインを商品として販売していく方法です。
こちらもアプリやサイトに登録すれば簡単に始められます。
オリジナル販売のおすすめできるポイントは、
- もの作りが好きなら趣味の延長で稼ぐことができる
- サイトに登録すればすぐ作品を見てもらえる
- 商品価格を自分で決められる
デメリット
- ものよっては在庫を抱える可能性がある
★何がしたいか決まらないならコンテンツ販売がおすすめ
- 利益率の高いビジネス★★★★★
- 在庫をできるだけ持たない★★★★★
- 毎月の定額収入を得られる★★★☆☆
- 少ない資本で始められる★★★★★
コンテンツ販売とは、自らの経験や実績に基づいた情報を体系的にまとめて教材として配布する起業モデルです。SNSなどで集客した顧客にコンテンツを販売し、買ってくれた顧客に提供します。
おすすめな理由は主にこの5点です。
- 初心者でも参入しやすく比較的早く収益化できる
- 稼いでる実感が得やすい
- 好きなジャンルで販売するので継続しやすい
- 在庫を抱えない
- 資金ゼロで始められる
私は初心者メイクのノウハウをまとめたPDFを販売していました。
完全未経験から、ちょうど3ヶ月で初めて収益が出せました。平日は会社員として働いていたので、平日の夜と土日のどちらかを使って進めていましたが、もっと多くの時間を割ける人であれば1ヶ月ほどで収益化も可能です。
好きなジャンルで始められるので、とくに作業に詰まるということもありませんでした。
- 「正直何が良いかしっくりこない」
- 「特別なスキルがないけど、何か始めたい」
という人は正直これ一択だと思います。
口だけで終わらせないためにすること【マインド編】
行動することと同じで、マインドセットもとても大切です。
起業を口だけで終わらせないためには、
1つずつ解説していきます。
①成功者の考え方を身につける
すでに成功している人の考え方を身につけると、ビジネスも加速していきます。
なぜなら、人の行動は全て考え方が支配しているため、考え方が変わると行動と未来の結果が変わるからです。すでに成功している人と定期的に交流しましょう。
具体的には、
- 成功している起業家のセミナー・講座に参加する
- 成功している起業家からコンサルティングを受ける
- 人脈があるなら紹介してもらう
- SNSやYOUTUBEなどで成功者の音声や動画を繰り返しみる
日々、起業に成功している人と会う機会を作り、成功者の考え方をたくさん吸収していけば、早く結果を出すことができますよ。
②起業を目指す仲間を作る
起業を目指す仲間は自分に良い影響を与えてくれます。同じ考えを持つ人たちなので、自然と①で身につけたマインドを維持できるからです。
まずは自分に合ったコミュニティを探しましょう。
コミュニティに入ると、こういった不安もなくなるので良いことしかないです。
- 1人じゃモチベーションが続かない
- 相談できる相手が欲しい
- 自分が参考にできる人を見つけたい
- 教えてくれる人が欲しい
- 起業を考えているひとが周りにいなくて不安
仲間と活動することで1人で取り組んだ場合より個々の成果も上がりますし、コミュニティの良さを積極的に自分のビジネスに生かしていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
口だけで終わる人の特徴と、起業を実現させるためにすべきことを解説しました。
口だけで終わらせないためには、
- 副業から拡大させて起業する
- 成功者の考え方を身につける
- 起業を目指す仲間を作る
しっかりと対処できれば起業のための基盤が整えられるはずです。
- 本当に口だけのやつだと思われたくない。
- 具体的な行動を起こせるようになって周りを見返したい!
と思うなら、ぜひLINEへご登録ください。トライベースでは、実績ある起業の専門家が、これから起業したい学生、会社員の方に、無料相談を行っています。
コメント