届けたい情報を届けたい人に届けられるメディアを創る~スタートアップに特化したメディアを創った背景とは~


TRYBASE
本日はよろしくお願いします。

いつもはこちら側(インタビュアー)にいる石川さんですが、インタビューされる側に回ってみて、いかがですか?(笑)


石川さん
緊張しますね(笑)。ちゃんと喋れるのか、心配です(笑)。

TRYBASE

ぜひ頑張ってください(笑)。ではまず、簡単な自己紹介をお願いします。


石川さん

はい。石川直です。
立命館大学を卒業後、新卒で自動車関係の会社に、エンジニアとして入社しました。


そこを1年で辞めて、フリーのエンジニアとして、複数のスタートアップ企業様、ベンチャー企業さまと2年ほどお仕事をしていました。
その後、今行っているStartUpというスタートアップ支援メディアを立ち上げて、今に至ります。


TRYBASE
元々はエンジニアとしてお仕事をなさっていたんですね。

石川さん
そうです。今も、メディア事業の傍ら、エンジニアとして案件を受けています。

  「届けたい層に、届けたいだけ、確実に届ける」石川さんの事業について

スタートアップメディア


TRYBASE

今は、どのようなメディアを運用されているのでしょうか。


石川さん

「StartUp」という、投資ラウンドがシードからシリーズAのベンチャー企業、スタートアップ企業に特化したメディアです。


TRYBASE

どのようなコンセプトのメディアなんですか。


石川さん

「届けたい層に、届けたいだけ、確実に届ける」
をコンセプトに掲げています。
資金が満足に無く、広告宣伝費に資金を投下できない立ち上げ初期の企業でも、安心して利用していただけるメディアを目指しています。


TRYBASE
具体的には、どのようなことをしているんですか。

石川さん
StartUpでは、シード期の企業さまは無料で取材させていただいています。
一般的に、大手メディアさんに取材していただくと、100万円単位での費用が発生します。当然、それらのメディアに注目している方は多いため、一度掲載されるだけで広告として大きな効果が生まれるものの、立ち上げ初期の企業が利用できる代物ではありません。当メディアは、初期段階の広告におけるハードルを、グーンと下げているイメージですね。

  恩返しが一番の理由。なぜその事業をしようと思ったのか


TRYBASE
StartUpは、立ち上げ初期の企業さまに寄り添ったサービスをしていると思うのですが、なぜそのような事業を始めようと思ったんですか。

石川さん
やはり「恩返し」の気持ちが強いですね。

StartUp立ち上げ前の2年間で、かなり多くのスタートアップ企業さまと関わりを持ちました。

そこで関わった経営者さんたちから、たくさんのものをいただいたんですよね。だから僕も、彼らに何かを返したい。そう思ってStartUpを始めました。


TRYBASE

経営者の方々には、何をいただいたんですか。


石川さん
「僕が成長する機会」ですね。
ただの若者(新卒2年目)でしかなかった僕に、エンジニアとしてスキルを磨く機会や、会社を経営するノウハウを教えてくれました。

今こうして、僕が事業を行えているのは、実力も何もない当時の僕に機会を与えてくださった経営者の方々がいたからだと思います。


TRYBASE

その恩返しとして、メディアの事業を始めたのはなぜですか?


石川さん
多くの経営者と触れ合う中で、彼らが口を揃えて言っていたことがありました。

「広告宣伝費が高すぎる。」ということです。だからこそ、FacebookやTwitterなどのSNSを用いて、いかにお金をかけずに接触率を上げていけるように、起業家一人一人が工夫されていると思います。

恩返しをするには、彼らの困りごとを解消するのが一番だと考えていたので、初期投資も少なくて済み、ターゲットに的確にリーチできるメディアを作ろうとしたのが、StartUpの始まりです。


TRYBASE
そうだったんですね。

ずっとエンジニアをしていた石川さんが、いきなりメディアで起業する道を選んだことに驚きました。


石川さん

そもそも、大学3年生のときから起業したいと考えていたんですよ。

自分の会社を持って、自分のサービスを作ることに憧れがありました。そのためには、エンジニアの視点も持っていないといけないなと。だからまず、エンジニアになったんです。あくまでも起業するためのステップとして、エンジニアを選んだだけです。


TRYBASE

起業することに対して、不安はなかったんですか。


石川さん

全くありませんでした。「起業するつもりでエンジニアを選んだから」っていう理由もあるんですが、自動車関係のエンジニアをしたり、webエンジニアをしたりと、いろいろな開発畑を経験したことも、不安にならなかった理由だと考えています。


TRYBASE
環境が変わることに慣れていたから、ということですね。

石川さん
おっしゃる通りですね。

環境が変わる中でも、感触を掴みながら、軌道修正して前に進んできました。だから、いざ起業するとなっても、なんとかなるんじゃないかなと、漠然とした根拠のない自信があったんですよね。


TRYBASE
私も学生起業を経験しましたが、不安は全くありませんでした。

私の感覚では、マーケティングスキルという武器を持っていたから、いざという時にも対処できるという自信があったんですね。

石川さんもエンジニアとしてのスキルを持ち合わせていたからこそ、「最悪、起業が失敗してもエンジニアとして生きていける」という考えがあったのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。


石川さん

そうかもしれません。
起業直後は絶対に赤字になるんですが、究極的にはエンジニアとして受託開発をすれば、お金の心配はないと考えていました。だからこそ、不安定な「起業」という環境にも、飛び込めたのかもしれません。お金をしっかりと蓄えられる手段を持っていることが重要なんだと思います。

  実現したいこと


TRYBASE
では、StartUpというサービスを通じて、石川さんはどのような世界観を作り上げていきたいと考えていますか。

石川さん
やはりコンセプトである「届けたい層に、届けたいだけ、確実に届ける」を実現させたいですね。

多くの企業が、自社のサービスやプロダクトの認知度を高めるために、広告手段として大手メディアやインフルエンサーを利用しています。もちろん、それらの媒体が情報発信を行うことで、不特定多数に情報を拡散することはできていますが、企業が求めているターゲットに情報が達するか否かは、全く別の問題だと考えています。


TRYBASE
つまり、リーチ数は確保できたとしても、無駄打ちが多くなってしまう、ということですか。

石川さん
まさにその通りです。

当然、それらの媒体を利用すれば、ターゲット層にリーチする確率も上がるので、承知の上で高いお金を払ってメディアにお願いする分には一向に構わないと思いますが、資金的に余裕のない、立ち上げ初期の企業にそのような大胆なお金の使い方は難しいと考えられます。そのため、StartUpを利用すれば価格も抑えられ、的確なリーチを生むため、結果的にコスパの良い広告ができている状態を作ることができるのです。


TRYBASE
なるほど、広告したい企業からしたら、低価格で、かつ、効果の出る層へ重点的にリーチできるのであれば、StartUpを利用したいと考えますよね。そもそも、ターゲットに的確にリーチできる状態は、どうやって実現させるのですか。

石川さん
StartUpは、公式LINEを利用しています。

これは、通常の公式LINEのように、登録者に同じ内容を一斉送信するものではありません。「Lステップ」というサービスと組み合わせてターゲティングしています。

Lステップは、登録者をセグメント分けし、セグメントにあった情報を配信できるサービスなので、登録者本人に合った情報をお届けすることができます。例えば20代男性で、尚且つ会社経営者のユーザーのようにターゲットにだけ情報発信をする仕組みを持つことで、コンセプトを実現させていきます。


TRYBASE
メディア、公式LINE、そしてLステップ。

組み合わせが最強すぎますね。ということは、公式LINEに登録している人の数が、重要になっていくということですね。ここはどうやって増やしてるんですか。


石川さん
それは企業秘密ですね(笑)。

お取引している企業さまにのみ、実際にどれほどのリーチ数が見込めるのかを公開しているため、今回の記事では明かすことはできません。もし気になる企業さまがいれば、ぜひお声がけください(笑)

  マッチングができるスマホアプリの制作を検討中!?石川さんの今後の展開


TRYBASE
StartUp自体が、掲げているコンセプトに、徐々に近づいていますよね。今後、StartUpはどのように展開されていくのでしょうか。

石川さん
webメディアの他に、マッチングができるスマホアプリの制作を検討しています。

TRYBASE

かなり飛躍しましたね(笑)。具体的なことをお伺いしてもよろしいでしょうか。


石川さん

はい。
スマホアプリでは、「リーン仮説検証」と「仲間集め」のマッチングアプリを検討しています。StartUpのメディア事業を進めていく中で、多くのスタートアップ界隈、ベンチャー界隈の人口を集めることができました。このアプリを作ることで、多くの起業家やVC、エンジェル投資家の方々のニーズを満たせるのではないかと考えています。

 


TRYBASE
そうなると、アプリをローンチすることができた場合、StartUpとアプリの関係性は、どのようなものになるのでしょうか。

石川さん
メディア、公式LINEで抱えている多くのユーザーが、アプリの利用者になります。それを考えると、「メディアがアプリへの架け橋になる」そのような関係性になりますね。

悩みを抱える起業家がメディアを訪れ、それを解消する。資金提供をしたい投資家、資金調達をしたい起業家を探せる場になる。作ったサービスのテストユーザーを確保する場所になる。そんな起業に関する一連の流れにおいて、StartUpを常に手元に置いておく、いわば「起業家のガイドブック」のような存在になれたら、と考えています。

  「とりあえず、やってみたらどうですか?」起業したいと思っている読者の方へのメッセージ


TRYBASE

StartUpのコンセプト、そして壮大なビジョンを知ることができました。

では最後に、これを読んでいて「起業したいな」と考えている方へ向けて、メッセージをお願いします。


石川さん

「とりあえず、やってみたらどうですか?」僕が送りたいメッセージは、これに尽きると思います。


TRYBASE

なるほど、その真意をお伺いしてもよろしいでしょうか。


石川さん

「起業したいな」と考えている方は、サラリーマンもいれば、学生もいて、実にさまざまでしょう。でも、どのようばバックボーンを持っていたとしても、多くの方が、起業したい想いだけで留まっちゃうんですよね。
不安だから、怖いから。でも僕は、そこで不安がったり、怖がる必要はないと考えています。

失敗したとしても、自分が負うリスクなんて、たかが知れてるんですよ。収入が0になるだけなんです。学生だとしても、サラリーマンだったとしても、また就職したらいいし、何度だって起業したらいい。それが経験になり、資産になる。そのほうが逆に、社会で生きやすいと、僕は考えています。


TRYBASE
私も、その意見には賛成です。学生起業をしたと先ほどお伝えしましたが、ある企業から就職のオファーをいただいたんですね。それが年収800万円だったんです。卒業すらしていない学生に、ただ起業を経験しただけの学生に、そこまでの価値がつくんです。確かに、社会で生きやすくなるというのは、正しい言い回しだと感じました(笑)

石川さん

そうですよね(笑)。
だから、起業したいと考えている人全員に、「とりあえず、やってみたらどうですか?」というメッセージを送りたいです。


TRYBASE

たくさんの人に伝わればいいなと思います。石川さん、本日はありがとうございました!

スタートアップメディア

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