学生起業におすすめの資金調達方法 7 選

「起業したいけどお金ない、、、」

「あまりリスクかけずに起業したい!」

「資金調達はどうやってやるんだろう?」

そんな悩みありませんか?

  • 起業したくてもそんなに貯金がない
  • どういった制度があるのか
  • 起業する人はどうやって資金調達しているのか

この記事を読んでいただいたらどんな資金調達方法があるのかわかり、今の悩みを解決できる記事になっています。

ぜひ最後まで読んで見てください。

1.起業する資金調達方法 7 選

1-1 自己資金を貯める

そもそも自己資金とは何か、返済義務のないお金のことです。

ちょっとずつ貯めていたバイト代 や親からもらったお金などです。

消費者金融などに借りたお金は返済義務がありますので自己資金には入りません。

自己資金は必要です。

自己資金がないと生活が苦しくなる可能性があります。

起業して、すぐに 収益がでなかった場合生活費をやりくりするのに苦労するからです。

それと融資を受ける際に自己資金の○倍までと決まってるところもあります。

自己資金が全くないまま金融機関からの融資を受けるのは困難です。

なぜなら融資額が自己資金の10 倍までと決まっているものもあります。

そのため起業する上である程度の金額は準備しておく必要があります。

学生だと 40 万〜50 万円程度貯めておいてください。

最低でもこのくらいは用意できるようにし ておきましょう。

起業する時に 3 ヶ月ぐらい収入が0でも生活に困らない程度の金額が理想です。

自己資金は出来るだけ用意している方がより事業に集中することができます。

メリット

融資を受けれる最低限の準備ができる。 仮に起業がうまくいかなくても借金が残る心配がない。

デメリット

学生のアルバイトだと貯金できる額に限度がある。

1-2 家族・知り合いから借りる

貯金もなく金融機関など以外で資金を用意しようと思うと、家族や知人から借りる場合があります。

お金を借りる際に家族や仲の良い知人から借りることが一番ハードルが低いですよね。

返済 期間なども融通の聞くことが多いです。

しかし、仲が良くても返済期日を守らなければ関係性は悪化し、周りからの信用もなくしかねません。

なので、契約書などを用意してしっかりとした取り決めをして対策しておくことをお勧めします。

年間で 110 万円を超える贈与の場合、贈与税がかかる可能性があるので気をつけてください。

メリット

返済方法や返済期間など融通が効く。

借りるまでのハードルが低い。

デメリット

人間関係の悪化などのトラブルになる可能性がある。

贈与税がかかる場合がある。

1-3 補助金・助成金制度

補助金・助成金は活用出来るなら最大限活用することをお勧めします。

原則,返済がする必要がないからです。

ただ、条件をクリアしているからもらえるとは限りません。

補助金には受給人数の上限がある ので条件をクリアしていても需給できない可能性があります。

仮に審査が通ったとしても後払いの場合が多いです。

なので短期的に資金は必要となります。

そのため、元となる資金は必要になります。

なので一時的に資金を用意する必要があります。

また、どういった費用に使っていいのか明記してあるものが多いです。

起業して事業を進めていく上で助けにはなるので受給資格のあるものを探してみてください。

<助成金と補助金の違い>

具体的には

  • キャリアアップ助成金
  • 創業補助金
  • 地域創造的起業補助金

など地方独自の制度など様々な制度があります。

用途、要項を調べて効果的に活用しましょう。

助成金や補助金だけで起業するのは難しいので他の資金調達法と併用することがお勧めです。

メリット

返済がない。

デメリット

申請するための手続き時間がかかる。

申請から実際に支給を受け取るまで時間がかかる。

1-4 金融機関からの融資

融資を受けれる主な金融機関は以下のようなところがあります。

  • 日本政策金融公庫
  • 銀行
  • 信用金庫
  • 信用組合

初めて起業する際に金融機関の融資を考えるのであれば日本政策金融公庫での借入がおすすめです。

なぜなら金利や担保、保証人の条件面で難易度が一番低いからです。

日本政策金融公庫は低金利で無担保・無保証で融資を受けることが可能です。

それに比べて 銀行や信用金庫、信用組合から融資を受ける場合、担保や保証人が必要な場合が多くあるため 資金調達の難易度が高くなります。

メリット

低金利。

無担保無保証がある。

審査に通り融資を受けていると他の金融機関からの信用がつくため、次の融資を受けやすくなる。

デメリット

返済する必要がある。

難易度が高い。

申請から支給まで時間がかかる。

1-5 クラウドファンディング

クラウドファンディングの難易度は高いです。

ネット上で自分の事業やアイデアを発信し、共感してくれた人やその活動を応援してくれる人た ちから資金を提供してもらうものです。

そのため、魅力的な事業内容の提示が必要です。

それに 加え目標金額を達成しないと資金を得られないからです。

でも魅力的なシステムではあります。

アメリカやイギリスなど海外では一般的な資金調達法になりつつある方法です。

難易度は高いですが社会に貢献するものや具体的な事業展開が表現できるものには効果的 な資金調達法です。

メリット

基本的に返済する必要がない。

デメリット

コンセプトがしっかりしていないと資金が集まらない。

目標金額まで集まらなければ資金を得ることはできない。

1-6 投資家からの支援

投資家からの支援に株式と引き換えに出資してもらう取引があります。

この方法は難易度ははっきり言って高くリスクに対しての準備をする必要があります。

しかしその分高額な出資が受けれる可能性があるのと出資者からの顧客や必要な人材の紹介をしてもらえることもあるので十分に魅力的な資金調達方法です。

また学生起業から IPO を狙っている人には特にお勧めします。

IPO とは投資家に株を売って 証券取引所に上場し誰でも株取引ができるようになることを言います。

起業する上ではとてもお勧めする方法ですが、リスクもあります。

投資家が目をつけるということは事業モデルやあなたの人柄など、どこかしら将来性を感じて投資してくれます。

中には会社を 乗っ取り自分のものにしてしまいたいと考える人もいます。

そのため、経営権(株式)の一部を渡す必要があるこの方法は経営権を握られないようにする 必要があります。

投資家の出資比率が 50%を超えると権利として取締役を解任できてしまうからです。

最悪の場合、会社から追い出される可能性があります。

会社を守るためにも株式の割合や権利については詳しく勉強し、理解してから出資を受けてください。

無知のまま突き進んでも後悔することになります。

株式のシステムについて詳しく調べ、 対策を立てておくことでリスクを回避してください。

とりあえずやってみるよりしっかり準備をしてから投資家にアプローチすることをお勧めします。

メリット

返済の義務がない。

人材、顧客の紹介などビジネス面での支援を受けられる。

ビジネスモデルと出資者によっては高額な出資が受けられる可能性もある。

デメリット

株式の購入と引き換えに出資してもらう為経営権の一部を渡す必要がある。

個人での事業や小規模のビジネスだとあまり相手にしてもらえない。

将来配当金によるコストが増大する可能性がある。

1-7 ビジネスコンテストでの賞金

ビジネスとは起業仕様としている人たちがビジネスプランについて競い合うもので優勝者には 賞金も用意されている。

なお勝ち残っていくと審査員からのアドバイスがもらえたり知名度を上げ ることができるので、今後のビジネスに活かすことのできるいい機会になります。

賞金だけでなく 人脈を広げるきっかけにもなります。

実際にビジネスコンテストがきっかけで投資家に目をつけてもらった人たちもいます。

もし優勝できなくても無駄になるのは時間だけです。

時間に余裕がある人は挑戦してみるのもいい経験になります。

メリット

優勝すると賞金がある。

第三者からのアドバイスがもらえる機会になる。

デメリット

時間や労力はかなり使う。

2.学生起業の成功例

2-1 自己資金で始めた人

起業する際に自己資金のみで始めた人もたくさんいます。

個人的には一番お勧めしたい方法 です。

自己資金の集め方は人それぞれです。

商品企業に売って資金を作った人やプログラミング での仕事で得た報酬をもとには始めたひとなど様々です。

ここではソフトバンクの孫正義社長と株式会社 PoliPoli の伊藤和真 CEO についてどのように 資金調達したのかご紹介します。

2-1-1 企業に売り込み資金調達 孫正義

孫正義さんは最初の段階から一つの商品を作り上げ自ら営業をかけて資金調達に成功しています。

決めたことをやり切る行動力は尊敬します。

学生時代に起業しています。

孫正義さんには大学在学中に 1 日1つの発明をするという決め事がありました。

その中に音声機能付き電子翻訳機があります。

この商品で資金調達を行いました。

この自動翻訳機をいろんな企業に趣旨を説明し最終的にシャープに売り込みをかけました。

すると特許で 4000 万円の資金調達とその後フランス語とドイツ語の開発も依頼され合計で1億円 の契約金による資金を得ることになりました。

この1億円を元にコンピューターの卸売業を行うユニソン・ワールドを起業。

その後にソフトバン クを立ち上げることになります。

クオリティーの高いものを生み出すのは、地道なコツコツとした努力の積み重ねです。

皆さんも 起業するにあたりなにか決め事を作り継続してみてください

『継続は力なり』です!

2-1–2 ビジネスコンテストで優勝 伊藤和真 

株式会社 PoliPoli を設立したのはのが平成 30 年 2 月です。この時に「かながわ学生ビ ジネスプランコンテスト」で知事賞(最優秀賞)を受賞。

3 ヶ月後には投資家から合計 6000 万円の資金調達を発表しています。

この会社は、政治・行政と人をつなげるサービスを展開しておりソフトウェアの開発をしています。

その内容が評価されこのコンテストで知事賞(最優秀賞)を受賞した。

伊藤さんは政治をデジタル化する発想力、着眼点が優れています。

アイデアは日々の生活に不自由な部分、違和感に感じる部分に潜んでるものです。

伊藤 さんは元々政治に興味がなかったが、街頭演説などいつまでもアナログなやり方をしていることに違和感を覚えた。

違和感すら感じずよく見る光景と捉えていました。

しかし伊藤さんには「なぜアナログ な方法のままなんだろう」と映った。

そこから政治に一般の人が参加できるようなサイトを作るアイデアを得ていた。

事業アイデアを考える時に自分の得意分野だけで考えるのではなく、疑問に思ったなどについて 深く考えることが大切です。

疑問や違和感をさらっと流すのではなく一回自分の中で改善 できないのか、もっとよくするにはどうすればいいのか考える。

それがアイデアを生み出 す最初の段階になります。

皆さんもぜひ 1 日1つでいいのでなにか改善出来ることさらに良いものにするアイデア を身の回りで探してみてください

すると、今までにないところに目をつけるようになったりします

そこから様々な発想をすることが増えると思うので、この発想力の養い方を お勧めします。

2-2 融資や出資を受けて起業した人

融資や出資は相手にこの人のビジネスになら資金援助してもいいと思わせる必要があり ます。

その為ビジネスプランをしっかり立てる必要があります。

ここでは 1 年で資金調達を成功させた株式会社 Baycare の代表取締役の洞汐音氏と加藤 將倫氏についてどのように資金調達したのかご紹介します。

2-2-1East Ventures から資金調達 洞汐音 

成功している人も最初から全てがうまくいったわけではありません。

ただ失敗から何か を吸収する向上心だけは成功している人が共通して持っているものです。

大学に在学しな がら起業した洞汐音氏も最初から企業がうまく軌道に乗ったわけではありません。

しか し、現在では彼が運営する株式会社 Baycare は1億円の資金調達に成功しています。

なぜ彼は1億円も資金を調達することができたのか。

それは失敗を経験に変えたからです。

最初、訪日外国人向けのマーケティング事業を始めました。

しかし、半年ほどで行き 詰まりこの事業の存続を断念します。

その後訪問介護に IT を活用した事業を展開します。

介護施設の運営スタッフの人件費 や運営費を IT かにより削減することで訪問介護員の報酬をあげることにするなど今の少 子高齢化に目を向けたサービスを開始しました。

そこから数ヶ月で介護現場の負担を IT を通じたイノベーションで解決する案が評価される。

結果 East Ventures から1億円の資金調達成功しました。

失敗してもそこから学び次の成功につなげる。

これは勉強にしてもスポーツや起業どの 分野に対しても当てはまることです。

失敗してすぐ投げ出すのではなく、その後失敗をどう捉えるかで人は変わります。

ぜひ失敗を次に繋げれる向上心を常に持った人になってく ださい。

そうすれば成功は近づきます。

失敗しても学ぶ、この向上心を忘れないでください。

2-2-2 投資家からの出資を受ける 加藤將倫

加藤将倫氏は株式会社 Progate を 2014 年に大学中退して起業しました。

Progate は現在国際的な広がりを見せています。

この方は国際的に動いていたり、自分の考えを行動を起こす行動 力がすごいです。

株式会社 Progate はオンラインでプログラミング学習サービスの開発、プログラミングを学べる サービスを展開し、プログラミングに対するハードルを下げることを意識して提供しています。

これは加藤さん自身がプログラミングを学んでいる時に学習ツールがなく、苦労した経験がきっかけでこの事業を始めました。

学ぶ側の気持ちを考えて作られたこのサービスはプログラミン グの普及とともに広がっていきました。

その結果 6 年間で 5.5 億円もの資金を調達している。

中にはロンドンブーツの田村淳氏やメル カリ創業者の山田進太郎氏も投資受けている。

知名度も上がりユーザー数は 140 万人を超えている。

アメリカとインドネシアで現地法人を設 立も達成していて、今後は国際的にユーザー数が伸びると期待されている。

このような動きも評 価され資金調達に成功しています。

自身の苦労からそれを形にして表現できる能力は尊敬します。

多くの人は、仮にこんなものが あったらいいなと思っても、それを作る段階までは行動できないですよね。

起業する上でアイデア は身近なところにたくさんあります。

分岐点は、それを見つけ行動できるかどうかです

ぜひ行動 できる人間になってください。

3.起業が失敗する例

起業する際に失敗しないために気ををつけるべきことがあります。

特に資金面ではより敏感になる必要があります。

せっかく事業がうまく収益を上げても資金繰 りがうまくいかないと元も子もありません。

過去には収益が上がっているのにかかわらず銀行へ の返済がとどこおり倒産した企業もあるぐらいです。

ここでは大きく2つの失敗する例、気をつけるべき点について紹介します。

3-1 しっかりとした計画立っていない

計画はうまくいかない状況のことも考えて立てる!

計画を立てることが大事なのは誰でも大事とわかりますよね。

でも、失敗している人たちはこの 計画の立て方が間違っていることが多いです。

起業して事業を進めていると当初の予定通り行かないことはよくあります。

具体的な例だと自分の予想する範囲内でしか計画を立てません。

この 1 ヶ月でこのぐらいの収 益が生まれるからこうとか、これだけ広告を出しているからこのぐらいは稼げるだろうとか理想的 な状況、主観でしか考えれていません。

自分の主観だけで計画を立てるのではなく、うまくいかな かった場合にも対応できる客観的な目で計画を立てることが何よりも大事です。

これは主に財政面にダメージを受けます。

この 3 章の冒頭でも紹介した通り、起業した人たち の中には黒字倒産する人もいます。

それは帳簿の上では黒字でも実際の出費と足し引きした時 に銀行への返済ができない場合や事業の拡大する際に出費が重なる時に陥りがちなケースです。

こういったケースに陥らないために財政面の知識が疎くては話になりません。

しっかり調べて 知識をつける必要があります。

理想ではなく最悪の状況を客観的に見て計画を立てることが重要です。

3-2 乗っ取りに気をつける

失敗する事例として乗っ取られることがあります。

よくドラマなどであるように会社の乗っ取りは 実際に大企業だけでなく中小企業でも起こりうることです。

ここで気をつけないといけないことが 株による乗っ取りです。

株式公開買付などで乗っ取ろうと計画している側に過半数以上の議決権付株式を保有される と代表取締役を解任されることがあります。

他にも親族のクーデターなどそのほとんんどは株式 の保有している割合が関係してきます。

株式には取得条件や拒否権をつけることができる場合があります。

しっかりとした対策をする 必要があるので情報収集はしっかりしておいてください。

4.まとめ

どうでしたか?あなたの最適な資金調達方法は見つかりましたか。

資金調達で会社が左右されことも多いです。

しっかりと情報収集、知識を得てから始めてください。

出来るだけお金は借りないで起業し、資金繰りの計画はうまくいかない場合も想定して立てる。

各方法のメリットデメリットをしっかり見極めて資金調達を考えてください。そのためにこの記事 をぜひ参考にしてください。

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